エディータがゆく! -10ページ目

エディータがゆく!

編集者がシゴトの息抜きに描く。
仕事とは、恋とは、人生とは?

昨日の夜、島美人の水割を呑んでいたら、父がとある小説家の話題を持ち出してきた。

その作家は晩年癌を患い、最後は自ら繋がれた線を引きちぎり、死を迎えたのだという。
作家が残した遺言は、死顔を家族以外に見せないこと。そして、何の宗教にも属していないのだから葬式などせず、ただ焼いてくれと言ったそう。

父は「俺もそうしてくれ」という。母は「あんたちゃんと書いといてくれな、非情な家やと思われるやん!」という。

思わず晩酌の時間に出た死のはなしに動揺した私は、「作家に影響されすぎやん!」と軽口をたたくも、親の死後を考えて、心細く、小さな子どものように少し涙ぐんでしまった。

でも、この話をできて良かったと思う。いつもの父が、まるで旅のプランを話すかのように、死を語る。その口調ははっきりとしていて、大事なことをちゃんと伝えようとする父だった。

大人になって、少し一人前になった気がしていた私は、まだまだ子どもだった。死をみとる覚悟も、自分が死ぬことも、受け入れられていない。どうか、まだ当分は子どもでいさせてほしい、と祈りつつ、あまりの動揺に突っ込み忘れたが、母は父より長生きする気である。

momo



なんと前日の夜11時30分に田舎の母から連絡があり、明日の朝、新幹線に乗って日帰りでカブトムシを30匹持ってくるという。

養殖している人にもらったそうで、ならば甥っこにあげちゃえ、という珍行動。前から両親は変わっている、と思っていたが、晩年になると益々本領発揮。しかもしこちらも大人なので、今や目くじら立てずに珍事件として楽しむことができる。

妹の家にやってきた大量のカブトムシ。何十年ぶりだろう、久しぶりにじ~っと眺める。大きな角に黒光りする体、誰も彼もがグイグイ攻めの姿勢で、(ゼリーをチュウチュウ吸うけど)性格は豪快な肉食系。そりゃ、アンタ格好いいわ。と、また飽きずに見てたら、やつが触角をポリポリしながらこっちをじ~っと見かえす。おりゃ、とぶで~、とぶで~っていう顔みたい、と思った瞬間、バサバサ~っと、決して開きそうにないプラスチックみたいな殻から一瞬でわさわさした羽が飛び出てきて、こっちへ向かってくる~!フタフタ~っ……それを何度も繰り返し、また見て遊ぶ(本当です)。

母は最初、電話で「ホームから出ずにトンボ帰りする」と言い張っていた。昼の弁当と夜のおかずを買って実際会うと、手のひらを返したように「うどんが食べたい」と言い出す始末。オイオイと突っ込みつつも、頑固な父に従順で家族にずっと尽くしてきた母の「自分勝手で周りを振り回す行動」が浮かれた夏にも合ってて、ちょっとうれしかった。

coco
恒例の琵琶湖花火。

琵琶湖でも小さいほうの花火大会だろう、でもそれがすごくいいのだ。

湖岸の砂浜でシートを引いてまったり、人もほとんど重ならず、グループがそれぞれ横1列といった状態。手前には寄せ返す小さな波、湖面はあくまでも平らで穏やかだ。そこへ、ポン、忘れたころにまたポン、とゆーっくりゆーっくり、ちょっとずつちょっとずつ、花火が上がるのだ。時々ジャーンと連発があり、写った湖面とともに「おお!」という迫力が感じられるのも、それまでの「間」があるから。ああ、そうだ、まるで邦画のような「ため」だ。

連発だけが見たいから最後だけでいい、という現代病に私はかからないよ。あのメロウな花火が好きなのだ。

そして、トマト、キュウリ、とうもろこし、ゆで卵、唐揚げといった夏のお弁当みたいなおかず、缶ビール、ワイン、よく見知ったみんなの顔、未来ちゃんたちの泣いててもピチピチと生命力が弾ける顔。ああ、楽しいなあ。夏にガンガンの娯楽は当たり前、たとえば須磨海岸に行けば息を吸ってるだけで入ってくるだろう。でもゆったりとしたメロウな娯楽、その状況を形づくり、体をもっていけて、楽しめるその心にこそ、夏の醍醐味があるような気がする。

coco
夏にピースT。

何かといえば、「夏に着るTシャツはピースフルな絵柄に」という秘かな運動である。

Tシャツの模様ってじつはその人のセンス・遊び心が表れてる以上に、もはや公のものと考えて、皆様もっと積極的に気をつけて!ということ。

先日momoさんたちと商店街で「I hate you」というTシャツを着た子とすれ違った。だからー読んじゃうんだってば。意味不明のマイナスを一瞬でもらっちゃったみたいで、なんだか損した気分になるじゃん!

さらに別の日、電車の向かいに座ったオシャレな男の人のTシャツ。裸の女の人が寝ころび股をこっちに向いて広げ、その間から鼓笛隊のような兵隊のような、小さな人たちの行進が…。一瞬いやいやうそでしょ~そんな絵柄なはずがない、あたしの見間違えだってば。もう見るな、見るな。いや、でも、もしかして…やっぱり!なんでっっ!なんでよ~!!!と車内でプチ混乱状態に。

別にカマトトぶるわけではない。昔会社の子が着てた「コロス!」Tシャツ以来、敏感になりすぎているのかも。ただTシャツはさーもはや公園と同じ公共の場、ピースフルであってほしい、無理なら無地で!と普通に思うのだ。

先日のsaoTは、クリクリパーマのスヌーピーで、本人もクリクリパーマ。これぞ遊び心満載、思わずニッコリしちゃう、清く正しいピースTである。

coco
いつからか、毎年会社の近くの夏祭りの太鼓を楽しみにするようになった。

夏にたいこ!

町内会で叩くのだけど、これがいやいやなかなかのレベル。

特に22時だね、今年はっきりわかった。22時に演奏が終わるので、そのトリをとる彼を逃してはならない。高校生ぐらいかなあ。単なる激しいだけじゃない、はずしもあって、聞かせどころがたぷっりあって、あのリズムを作る感じ、何なんだろう。ビートがどんどん激しさを増していくラスト、周りは興奮のうずに巻きまれ、叩き手も聞き手もトランス状態、神社の境内はまるでライブ会場!

同僚とビールを飲みつつ、夏だねえなんて、お互いの愚痴なんか口にしてたけど、もうそれどころじゃない!今まで地方や都心でたいこに出くわしても、こんなに感動することはなかった。22時の和製ドラマーの君よ、今年の演奏はホンマ良かった。ハートに響きました。

coco
夏によしもと!良かった~

・漫才と新喜劇の2部構成なので、お得
・舞台ならではのネタの長さ、間合いがたまらん!
・ベタのいいところが満載、気負わないのがいちばん~
・今回の小藪さん、博多大吉華丸、メッセンジャーみたいに、好きな人の回を選んでいくと特に楽しめる
・近くにあるおいしいたこ焼きの店と一緒に行くのが◎

完璧に娯楽、のほほーんと気を抜いて楽しめ、いうことなし!まるでぬるま湯のような緩さと鋭い笑いが交互にくる感じ、たまらんでっせ!

今度母や妹など、アホな笑いが足りない人も連れていってあげよう。別に目星はないが、退院祝いや餞別的なものを人に送る時って、この券がいちばんいいのでは?

暑い時は、よしもと。
年の瀬もしくは初笑いに、よしもと。

momoさんのいうとおり、半年に1回ぐらいは見に行って、心を緩め、笑いのセンスも学びたいもの!人との会話で面白いことがいえるか、困ったことをいかにして笑いに変えられるか、それを手にすれば、そりゃもう生きやすくなるであろう。

暗い相談を持ちかけられたら?いやなことばかりいう人にあたったら?それは、チャンス!よしもと帰りの私が試されている、課題を克服するチャーーーンスと思い、腕を鍛えることだ。

coco
どうぶつしょうぎ、という子供向けのかわいい将棋がある。文字のかわりに動物の絵が描いてあり、どっちへ進めるか「●」が打ってある。

昔流行ったドンジャラ的なゲーム?と思いきや、いやいやまさに将棋だ。複雑。

先日小1の姪とやったが、互角過ぎ!先手の先手を読まれ、何度もしてやったりの顔をされた。多分もっとできるであろう小4の姪に「おねえちゃん、もうその跳ね返し作戦、やめたら?だってヨマレテルヨ…」といわれる始末。しかし、ここは大人の面目を立てて勝たねば!小1の姪は最後はヘろへろだったので、寸分の差、精神的なしつこさで勝った気がする。こちらも本当に性根尽き果てた。

決まりとして「よろしくお願いいたします」とかしこまって始まり、悔しくて泣いてても「ありがとうございました」とちゃんというのもいい(姪は最初に「負けても泣くな」と家族にさんざん釘をさされ、終わると一瞬泣きそうになるも、それより疲れ果てていた・笑。が、それでもお互いちゃんととあいさつして終わった)。

ネットで調べると、1000円ぐらいで、女流将棋士の方が考えられた人気商品(もっとコマ数が多い「おおきなどうぶつしょうぎ」もある)。10分ぐらいですぐ終わる、とも書いてあったが、とんでもない!そして、テレビゲームばっかりだった男の子たちが「どうぶつしょうぎ」ばっかりになったという、いい話もあり。大人だけの飲み会や老人会でも盛り上がったとか(飲み会だと酔いが冷めそう)。こりゃもっとブームになるな、いや、日本の平和のため、ルービックキューブぐらい流行ってほしい!

子どものころから手つかずだった、脳の一部が活性化した感あり。さらに世代が違う人との交流って、ホント発見だらけで、心も活性化されます。

coco
以前、阪急のニューヨーク展で洗剤を買った。「大切な服をクリーングに出すのではなく、自分で洗ってみよう!」というがコンセプトがすばらしい、と思ったのだ。

・化学物質不使用
・ハーブの香り
・クリーニングに出していたものが手洗いできる

特に3番目に惹かれ、試しに型崩れしなさそうなセーターを「カシミア・ウール用」で洗ってみた。少しの液体と水を洗濯機で空回ししてから、網袋に入れたセーター数枚を入れ、手洗いモードで回すだけ。あとはなるべく型崩れしないように(平干し用の道具がないので)ハンガーを駆使して干すのみ。

結果、何も遜色なし!コート以外は結構洗える、ことを発見。

スポーツ用、ジーンズ用、白い服用、ベビー用、と面白いほど細かくあるが、私は

・ウール・カシミア用(冬のウールセーターに)
・濃い色の服用(夏のワンピースに。薄い色もこれで対応)
・シミ抜き(店員さん曰くこれがいちばん効くそう) を購入。

1000円の小さいお試しサイズも買ったけど、結果ものすごーく割高なので、中か大ボトルがおすすめ。1本2000-3000円と洗剤と思うと高いが、ボトルは大きく極わずかな使用量でいいので、今までのクリーニング代を考えると、そんなに高い買い物じゃない。セレクトショップなどで売ってるけど、阪急メンズ館の3階(たぶん)の真ん中にあるオシャレ雑貨店が、種類豊富でした。

でも、いちばんは「自分の洋服を大切にしよう」というブランドの志が自分に合っていたこと。靴やバックやアクセサリーやお化粧やネイルより、私は服が好きなのだ。着て楽しんだあとは、丁寧に洗おう。そしてまた新しい組み合わせを考えよう。そう思うことで心が満たされ、なんだか幸せになる。ニューヨークって結局格好じゃなくて、さまざまな思考が魅力的な街なのかも、なんてニューヨークに行きたくなるね!

ザ・ランドレス
http://laundress.jp/about-us/

coco
去年の夏、小3だった姪が実家で遠い親戚の具体的なつながりを聞いたことから、仏壇の奥にあった家系図が紐解かれることに。

それを元にした新旧の家系図を姪が作成。15人ぐらいの名前の中には名前が二つある人もあり、なかなか興味深い。かなりさかのぼると、元は和歌山の新宮にいた一族で、広島の三原に移ったお殿様についていく形で、一族も大移動したらしい。

どおりで!

家族のなかで私だけ南国風な見た目なのが、ずっと「?」と思っていたが、これで謎が解けた(捨て子疑惑は、昔タンスで発見したヘソの緒と、父親とふくらはぎの形などがそっくりなことから解消済)。新宮にいた時、きっと海に流れてきた南国の海賊か漂流民の血が入ったに違いない。それが劣性遺伝で、急に私に出てきたのだ!どおりでココナッツオイルが体に異常に合うわけだ。

その大発見をウキウキしながら母に報告。すると、いきなり「お母さんがそんなことをするわけがないでしょ!」と激怒。も、もしかして、ま、まさか「お母さんが海賊と浮気した」と勘違いしてる(笑)。

そんな笑話はさておき、お盆もあるし、自らのルーツに思いを馳せる季節は…なぜか、というかやっぱり夏である。

coco
最近の好み問題。
「好みの人は?」と聞かれ、「自分がある人」って答えたら、さんざんだった。

そんな奴おるわけがないだろう
身の程知らず(ヒドイ…)
1000人に1人だよ!

いやいや、待ってよ。これはそんなに難しいことじゃない。人や世間がどうこういっても、自分がこう思うからそうする、というただそれだけ。そして、これは単なる好みだ。おもしろい人が好き~とかと同じ話、しっかりした人が好き、ただそれだけだ。

さらに好みを言わせてもらうと、痩せていても肥っていても、骨がしっかりしてる人が好き。自分がしっかりしているので、あまり華奢な人だと、ムフフな時に我にかえり、恋に没頭でないから。

と、どうでもいいでしょう、こんな話。単なる好みだもの、つまりはそういうことなのだ。

さらに、絶対自分がある人しか、かたくなに好きにならないわけじゃない。全くそうじゃない人となぜか!意に添わずとも発火しちゃうこともある。と、いうか多い。だって、人間だもの…

coco