(前編よりつづく…)
続いて、男子の試合が始まりました。
小学校時代、
休み時間はいつも運動場で
バスケに夢中だった子どもたち。
予選、そして、準決勝は、
小学校時代から培ったチームワークで
安心して見ていられる試合運びでした。
さあ、決勝戦の相手は、
昨年の大会で逆転負けを喫した
因縁の相手。
試合は一進一退の攻防が続き、
後半には7点ビハインドという
苦しい状況に 追い込まれます。
それでも今年のチームは違いました。
キャプテンとして
みんなの精神的な支柱となり
チームを鼓舞する子。
リバウンドで奮闘する
負けん気の強い子。
そして、
華麗なプレーでチームを牽引する子。
それぞれの個性が力となり、
チームは再び 勢いを取り戻します。
なかでも、私の心を揺さぶったのは、
小学校時代から目立たないところで
黙々と努力を続けてきた子の
活躍でした。
彼は、
相手のエースを徹底的にマークし、
厳しいディフェンスで
動きを封じ込めていました。
そして迎えた試合終盤、
1点ビハインドの場面。
パスを受け取った
彼の放った3ポイントが、
リングに吸い込まれ、見事逆転!!
その後のフリースローも確実に決め、
勝利を決定づけたのです。
小学校時代から
縁の下の力持ちとして、
自分の信じる道を
まっすぐに進んできた子です。
この子の最後の輝きに、
私は涙が止まりませんでした。
誰にも流されず、
努力を続けたからこそ、
掴むことができた勝利でした。
「どんな状況でも
決してあきらめないこと」
「ともに歩んできた仲間を信じること」
「続けてきた努力は
最後に実を結ぶこと」
大きく成長した子どもたちから、
改めてたくさんのことを
教えてもらいました。
小学校時代、みんなで心をひとつに
「ポジティブで思いやりのあるクラス」をめざしていたことを思い出しました。
中学でも仲間を信じ、
努力を重ねてきたからこそ、
この日の涙と笑顔が
あったのだと思います。
この子どもたちの現在の姿こそが
私にとって、
かけがえのない夏の贈り物です。
みんな、おめでとう!
3年間、本当によくがんばったね!
そして、最高の夏をありがとう!
これからも、
ずっとあなたたちのことを
応援しているからね。