シンガポールで買い物というと・・
日本食材を買いに行く時は明治屋か伊勢丹、たまにタカシマヤに行ったりするが、それ以外の食材となると、他のお店に行ったりすることもある。
いずれにしても、ドイツに住んでいる頃とは大違いで、お刺身や色々な生魚も値段は高いが日本と同じように手に入る。
(引用元: woomens weekly)
それに加えてショッピングモールもたくさんあって、プラザ・シンガプーラ (シンガポールではない・・) やサンテックシティーといったショッピングモールなどにも週末にでかけていた。
他にも、妻がママ友さんから聞いてくるのか、どこそこが良いらしいとタンジョン・パガーだったり繁華街から少し離れたホランド・ビレッジというところに行くこともあるので、買い物にはほとんど困らないでいた。
そんな時、マレーシアに買い物に行ってみようとなった。
(引用元: Triphobo)
当時、仕事でジョホール・バルにはよく出かけていたが、そのとき街でよく見かけたのが馴染みのあるAEONの文字。
日本でもおなじみの、あのイオンモール。
多分、スーパーからレストラン、そして色々な専門店も入っているのだろう。
ジョホール・バルには、当時いくつかのイオンがあったが街の北にあるモールが一番大きく新しくできたばかりのようなので、そこを選んで家族て偵察に行ってみることにしてみた。
(引用元: Malaysia Central)
道に迷いながら、ようやく到着して大きなモールの中を散策してみたが、シンガポールの日系スーパーやモールに無い目新しいものはなかなか見つからない。
少し気落ちしながら?モールの外にでると、ファストフード店の懐かしい文字が目にはいった。
遥か昔、このDQと書かれた看板のお店に部活の帰りによく立ち寄っていたものだ。
(引用元: Taste of home)
当時、買っていたのはソフトクリームをチョコレートにディップして周りにチョコレートの薄いコーティングができるチョコレートディップコーン。
その、チョコレートディップコーンを子供に一つ買ってから、お父さんにも少し頂戴というと・・
チョコレートディップコーンの先っぽのチョコの部分をほんの少しちぎって渡してくれた。
これでは、少なすぎて甘いのかどうかも判らない。
“もうちょっと、頂戴“ と言って、子供の持っているソフトクリームの先端をパクっと少しだけかじってみた。
昔、食べた懐かしい味が口の中いっぱいに広がって美味しい・・。
(引用元: 99.7DIX)
ふと、横をみると子供がいない。 振り返ると後ろで立ち止まって号泣していた。
妻を見ると、わたしが子供のソフトクリームを食べたからだと言っている。
本当に?! 小指の先程しかかじってないのに・・・。
大学生になった子供は、向こうから先に“食べる?”と聞いてくれるようになった。
少し多めにかじっても、もう昔のように号泣はしない。