ブリュッセルでの楽しみの一つにシーフード料理がある
普段、ドイツ・フランクフルトでは中々美味しいシーフードを食べる機会がなかった。
(ブリュッセルでは生ガキも食べられる。)
馴染みのお寿司屋さんで美味しいお寿司を食べることはできるけど、シーフード料理?とはあまり言わない気もする。
寿司ブームがアメリカで始まったのは70年初めから80年代で、それが欧州に渡ったのは80年後半から90年と言われている。
先輩の駐在員が言うには、脂ののったマグロは人気が無いのか?ベルギーの魚屋や魚市場では大トロや中トロが捨てるかただ同然でうられていとのこと。
今日は、昼過ぎにワッフルを食べたので夕食は少し遅めにしてみた。
ガイドブックに載っている70年以上続く老舗レストランを除いてみたが・・少し敷居が高そうだ。
もっと気軽に白ワインとシーフードを楽しみたい。
(ブッシェ通りには外にテーブルを出している。)
ここは観光客が訪れるシーフードレストランが集まるブッシェ通り(Rue des Bouchers)の一角。
通りを端から端まで往復して、気軽に美味しい料理を味わえる店を探してみた。
たぶん、混んで居るお店が美味しいお店だろう・・。
そんな中そこそこ混んで居る小さなオープンテラスのお店があって、奥にひとつだけテーブルがあいていた。
白ワインとオイスターを頼んで舌鼓をうっていると・・・・お目当てのムール貝の白ワイン蒸しが運ばれてきた。
でか!。
小さなバケツに溢れんばかりにムール貝がつまっている。
白ワインを飲みながら、ムール貝を無心に食べているとあっという間にバケツが空になった。
(色々な味付けはトッピングを選べた。)
そろそろ、お腹もふくれてきて、ふと周りを見ると、わたしたちよりも早くきていたグループやカップルはまだ半分も食べ終わってない・・。
そいえば、以前二人で居酒屋で、3,4品頼んで中ジョッキを2杯づつ飲んで勘定をすると、先に来ていた隣のカップルはまだ、2品目の途中だったことがある。
”ね、うちって食べるの早くない?”
たぶん、みんな会話を楽しみながら食事をしているからだとろうと妻に言うと・・
”じゃ、なんか面白い話して。” と言ってきた。
”えっ、おれ・・・?”
すみません、チェックおねがいします、取敢えずお会計をすませそう。
(とりあえず支払すませて外にでよう・・・)