細いガットの方が太いガットより打感が柔らかいと勘違いしている人が多い。
◆勘違いする原因-1 ~同じテンションで比べている~
細いガットと太いガットを同じテンションで張って比べて、細い方が柔らかいと感じてしまう。
それはガットの材質が柔らかいのではなく、面圧があまいだけなのだ。
太い方のテンションを落とし、面圧が同じになるように張り上げれば、太いガットの方が打感が柔らかいことに気づくことだろう。
◆勘違いする原因-2 ~ナイロン・モノは太さが違うと別物ガットだ~
ナイロンのモノ・シンセティック・ガットは、モノと言いながら実際はモノではない。
上図で分かるように外周に細い繊維が巻かれているのだ。
言うなれば、
ナイロン・モノ = ナイロン・コア+マルチ一層
構造ガットなのだ。
考えてみて欲しい。このガットを太いゲージにする場合、外周の繊維は太くなった分、二層にするわけではない。一層のままなのだ。
したがって、比率的にコアの部分の割合が増してしまうのだ。
つまり太いガットと細いガットは違う構造のガットになってしまうのだ。
コアの多い太いガットは実際硬く感じてしまうことであろう。
ナイロン・モノガットは太さが違うと全く別物のガットとして評価すべきである。
コアのみの構造であるポリエステル・ガットを同じ面圧になるように張り上げれば、明らかに太いガットの方が打感は柔らかい。
◆勘違いする原因-3 ~ガットを手で触った感覚を表現してしまう~
張る前のガットの繊維を手で触った場合、当然太い方がコシがあって硬く感じる。
それを未熟なストリンガーが打感も同様と勘違いして表現してしまう。
「細いガットが柔らかい」というストリンガーがいたら、この人は未熟だと判断するいい材料になる。
とは言いながら、打感というものは数値で表すことのできる物理量ではないので、そのストリンガーになんの罪もない。
◆勘違いする原因-4 ~ボールの皮を擦って打球している~
ボールをぶっつぶせず、皮を擦って打球している未熟なプレーヤの場合、細いガットの擦れる感覚を柔らかいと感じてしまうかも知れない。
いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ

ソーホーストリンガー