Eye

一言で動体視力と言っても、それには種類がある。

ふつう動体視力と聞いて思いつくのは、
動く物体の速度に瞳の動きを同期させて画像を明確に捕らえることであろう。
駅のホームで目の前を通過する電車に乗った客の顔を認知できるのはこの能力だ。
視同期力と呼んでも良いだろう。
テニスにおいてこの能力はそれほど秀でている必要はない。


テニスで最も重要なのは、瞳を静止させ、動く物質の軌跡を残像として捉える
動体視力である。
黄色いボールは薄黄色い線として認識される。48fb1bf8.jpg
残像視力と呼んでも良いだろう。
脳の記憶能力も大きく関わってくる。

打点で瞳を静止させるテクニックは習慣づけないとなかなか身につかない。
一度身につけても習慣を怠るとすぐ元に戻ってしまう。
ボールが線として見えなくても、それが見えるまで打点で視線を止める習慣を実行し続けることが重要だ。

残像視力を身につければ、ボールは速ければ速いほど直線に近く変化の少ない捕らえ安いボールになる。
逆に前述の視同期力では、ボールは速ければ速いほど捕らえるのが難しくなる。ガットにぶつかる10センチ前の黄色い球形など見えるわけがないのだ。

この能力を身につけるには、事前に予想したイメージが、実際に見えるであろう残像イメージと一致しなければならない。
事前予想イメージを上手く描ける勘の良さにかかっている。
まだ見たことのない画像をイメージするのだから、創造力を要する。
残像が見えるようになるまで多くの事前予想イメージを創造しよう。


もう一つ重要なのが、遠いところから手の届くところまで、一気にピントを調整する動体視力だ。
ピント視力と呼んでも良いだろう。
速いボールを受ける時、特にリターン打球時に最も役に立つ。
この能力は目のレンズを変形させる筋肉の柔軟性に依存するので、目の筋トレで性能アップできる。

【トレーニング法】
3つのオブジェクトを決める
A. ベースラインからネットまでの距離にある物体(窓越しに見える隣家のアンテナなど) 距離を覚えていない人は→こちら
B. 3メートル先にある物体。
C. 腕を伸ばして親指を立てた時の爪
Oyayubi
この3点を一直線上に配置し、
A→B→C→A→B→C→...
の順に素早くピントを合わし、20ループくらい繰り返す。
できる限り素早いテンポで行う。
いくら早くても1つ1つの物体にしっかりピントが合っていなければダメ。



テニスの技術を語る時、肉体の運動能力にばかりにフォーカスが行ってしまい、目の重要性が語られる機会が少なすぎるのだ。
視力の鍛え方次第で、自分より運動能力の高い選手に勝つことができるのだ。

 テニスは目ニス

だ!


いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー






Adress
ゴルフのアドレスというテクニックを取り入れると脱力を強化できる。
ゴルフではアドレスのできによってショットのできが、まるで違ってくると言う。

ゴルフのアドレスとは、打球する前に止まって構えること。

常に動いているテニスで止まって構えることができるのはサーブかリーターンを打つ前だけだ。
しかしこれは取り入れたいアドレスには当たらない。
リーターンを待つ時間も止まってはいけない。

テニスでアドレスに当たる動作は、インパクト直前の

 一瞬のタメ

だ。

実際の動作は静止していないが脳内に、静止しているような一瞬を意識するのだ。
言い換えるとこれは、

 バーチャル静止

だ。

プレーに余裕があるチャンスボールなどは実際に動作を静止させることもできる。

このバーチャル静止期間に必須のこと、それが

 脱力

だ。

アドレスという言葉に置き換えて脱力を実行することによって、脱力の精度を上げることができるのだ。

サーブに於いては美しいトロフィーポーズを作ることが、良いアドレスを作れるコツだ。



さて、このアドレスがなぜ重要なのか考察してみよう。
重量計に例えればわかりやすい。
DSCN0478

アドレスで脱力した状態が、重量計の0点調整なのだ。
この時点で
数字がずれていたり、
土台が揺れていたり、
傾いていたり、
ゴミが乗った状態
では結果、正確な重量測定はできないのだ。

テニスでは多くのアマチュアプレーヤーが0点調整しないで打球しているのだ。
0点が狂った状態で打球しても、結果狙った打球が正確に出ないのである。
例えばアドレスで1Kgの無駄な力が入っていたとすると、10Kgの打球を打ったつもりが、実際には9Kgの重さしか出ていないのだ。

0点調整を行うと『相手に読まれにくい』というビッグな副産物ももらえるのだ。


いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー






CIMG1918

中学校の部活で、
「グランド5周走ってこい!」
と言われて、楽しかった経験は?

あるとしたらかなりのM体質か、脳内に楽しむテクニックを持った人だ。
そんな人は100人に一人しかいないだろう。

残りの99人のために、単調でつまらないランニングを、楽しく笑ってこなせるようにするのはコーチのテクニックだ。

スポーツコーチングの素人である顧問教師がそんなテクニックを出せないのは無理もない。

現役の中学生なら、顧問教師にコーチングテクニックを勉強してくれと頼むのも良いだろうが、おそらく生返事しか返ってこないだろう。
ぜひ中学生の柔らかい頭で楽しむテクニックを考えて欲しい。

単調ワークを楽しむ最も簡単で最も有効な方法は、それを

 ゲーム化

することだ。

例えばグランド5周を大勢で走るなら、タイムの近い選手を2人ずつペアにし、4周時点で勝ってる方はそこでやめて良いとか。

一人で走るなら、毎周腕時計でラップタイムを計り、全周回、前周よりラップタイムを上げられたら、帰りのコンビニで好きなスイーツを買ってもよいとか。

こんな些細なゲームを考えるだけで、ただやらされるより数十倍楽しくなる。

日本には、いまだに笑いながらスポーツすることを不謹慎と考える時代遅れなコーチが多いかもしれないが、筋肉は、顔がこわばった状態より笑顔の状態の方が機能がアップすることは、まぎれもない事実である。


いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー





あなたには専任のコーチがいますか?

私には今優秀なコーチがいます。
紹介します私の専任コーチです。
   ↓
HuaweiAscendMate7

5インチから6インチにアップしてからそのコーチ力もアップしました。






ご存じのように現代のスマホの動画撮影性能は非常に進歩しています。
自分の打球フォームを打ったその場でチェックできるという恵まれた環境なのです。

なのに、それをスポーツの現場で使用している人が非常に少ない!
嘆かわしい現状です。
これは、まわりにやっている人がいないと、恥ずかしくてそれを実行できない日本人の性格のせいでしょう。
その場で自分のフォームがチェックできればどれだけ有効かはわかっているのに...

え、撮ってくれる人がいないからできないだって?!
あなたは100均に行ったことがないんですか?

Mini3kyaku  SumahoStand
このスマホが挟める3脚、100円ですよ。

動画の頭出しが面倒な場合はリモコンシャッターがあります。

BluetoothShutter

ebay.comなら100円でお釣りが来ます。

私はBluetoothのヘッドセットのPlayボタンでシャッターが切れるので音楽を聴きながらこれを利用しています。
Headset


スマホの場合画面6インチがMaxでしょうが、大画面のタブレットなら更にコーチ力がアップします。
ただタブレットはスポーツ利用する人が少ないせいかカメラ性能を軽視している機種が多いので購入の際は注意してください。
チェックポイントは
・フルHD
・800万画素以上
・照度が高い(晴れていても視認できる)
・ピント性能がよい
・30FPS以上(1秒に30コマ)
といったところでしょう。


実際どういったコーチングをするかって?
スマホに保存したフェデラーの動画に、自分の動画を近づけていけばよいのです。


テニスメンバーが3人になってしまったら、半端と思わず、カメラマンをつける良いチャンスです。


ところで、自分の打球フォームを撮影してそれを見た時、

カッコわるい!

と感じられるのは、自分がコーチング能力を備えてるということです。
そのカッコわるさを早く消せる人ほどコーチング能力が高い。



いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー





Wakaremichi


「『ベスト・プレー』と『ベター・プレー』がありますので、お好きな方をお選びください」

と言われて、『ベター・プレー』をチョイスするアマチュアプレーヤーがとても多い。

ベーターをチョイスしても簡単にポイントが取れてしまうのが、その大きな原因であろう。

トッププロはベストをチョイスしないとポイントが取れない場合がほとんどだ。


ベターはベストに負ける。



いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー




子供の頃、親から

「隣の部屋からハサミを取ってきて」

と言われると、嫌々めんどくさそうに取りに行った。

ところが学校で、好きな先生から

「理科室からビーカー取ってきて」

と言われると、友だちと競争するように取りに行った。

物を取って来ると言う同様の行為にもかかわらず、非常に大きなモチベーションの差が生まれる。


この『モチベーションの差』を選手に対して作ってあげるのがコーチの重要な仕事だ。


モチベーションの差_例【競争心をあおる】

■低モチベーション
「50mダッシュ5本ずつ走れ!」

●高モチベーション
「6人で50メートダッシュのリーグ戦を行う!」

同じ5本ダッシュにもかかわらず人と競争するというだけで、ただ5本走るより選手は楽しいし、速度もアップしているはずだ。


モチベーションの差_例【褒美を与える】

上記のリーグ戦で勝った選手に褒美を与えることをあらかじめ宣言すれば更にモチベーションはアップする。
『勝った選手にはジュース1本あげる』でもよいが、それではあまりに低俗でコーチのサイフも寒くなる(笑)
単純に
『勝った選手から練習コートに入れる』
だけでもサイフは寒くない。

以下に私の使用する褒美を1つ紹介する。

『勝った者に称号を与える』

例えば上記のダッシュで優勝した選手には、そのグループ内の
《ダッシュ・マスター》
という称号を与え、他の選手はダッシュという行為に関してダッシュ・マスターの指示に従わなくてはならない。
ダッシュ・マスター自身は、マスターである以上、『ダッシュ』という技術の追求という義務も同時に与える。
その他
7色のサーブを打ち分ける《サーブ・マスター》、
ドロップショットが絶妙に上手い《ドロップショット・マスター》、
クレーコートになるとやたらと戦績の良い《クレーコート・マスター》、

運動に限らず、
ガットにやたらと詳しい《ガット・マスター》、
テニスのルールに詳しい《ルールブック・マスター》
テニスアプリに詳しい《アプリ・マスター》
など作るのも良い。どんな選手も何処か秀でた物を持っているものだ。

褒美を創造することはコーチの価値を決定する重要な仕事だ。
ところで選手に対する最高の褒美は、選手への
『賞讃』
である。
ただ、ほめることが褒美になるのはコーチと選手の間に信頼関係がある場合に限る。
信頼していないコーチからどんなに賞讃されても、選手のモチベーションは上がらない。

「50mダッシュ5本ずつ走れ!」と上から目線のコーチは信頼関係を構築しづらい。

SugiyamaOyako



いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー




2013Morita


ベースラインとサービスラインの間の、ノーバウンドでも1バウンドでも打球しづらいエリアをデッドゾーンと呼ぶ。
今までは、立ってはいけない場所とされていた。

ただその常識は、ポリエステルガットの登場と共に変わった。
ポリエステルガットなら、ノーバウンドでもストロークで打球できてしまうのだ。
その場所は、

 もはやデッドゾーンではない

のだ。
普通より前で打てると言うことは、普通よりワイドに角度がつき、相手に届く球速もアップする。
ストローカーがよりアグレッシブに成れる場所なのだ。

「じゃ、初めからそこに立てばいいでしょ?」
と疑問がわく。
それができないのは、打球はできても、コートカバーしきれないのだ。

それでは、どんなときにそこに立てばよいか?
それはネットに出る時と同様、
相手を、十分な状態で打球できないところまで追い込んだ時だ。

相手の
腕が伸びてしまう状態、
体重を乗せて打てない状態、
ベースライン後方まで追い込まれた状態
などだ。
言い換えれば、自分の読みが1ヶ所に絞れる状態だ。

ネットに出る時と同様と言ったが、ネットよりはカバー領域が広い分、これらの状態が不完全でも出ることができる。
おまけにそのポジションはネットより遙かに近い。戻ろうと思えば戻れるのだ。


それでは現在、トッププロがそれをあまり使用していないのか?
それは、まだ古い常識に縛られているからだ。
『道具が変わればプレーも変わる』ことも常識のはずなのに..
有明でトッププロの練習を観ていても、ノーバウンドで打球する練習を全くやっていない。
普通のストローク同様、日々の練習で磨きに磨きをかけない限り使い物にはならないのだ。

トッププロがそのプレーを確立していない間にそれをマスターすることが、日本人が飛躍するチャンスだ。
このプレーが普及していないと言うことは、それに対する対処プレーも全く確立されていないのだ。

◆打球のコツ
・極力テイクバックをとらない。=PA打法(テイクバックと言うより、テイクフロントだ)
・ラケットフェースを絶妙の上向き面で捕らえる。(ライジングとは逆の下降しているボールを捕らえるためだ)

打球後は極力ネットを獲ろう!

ベースラインにいても、浮いたボールなら、デッドゾーンに走り込んで、ノーバウンドでストロークしよう!


いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー





IMG_2385

「あと0.1秒、振り始めを遅らせろ!」

というと、

「0.1秒の感覚なんてわかるわけない!」

と、すぐにできないことの言い訳を口にする癖のある人は、テニスに限らず、何をやってもダメなので、早く言い訳体質から脱却しよう。


◆0.1秒の感覚をどうすれば感じられるか?

まず目の前に時計を用意し、
秒針の動きを見ながら、早口で

「あいうえお....」

を連呼してみよう。
大体、1秒に2回「あいうえお」が言えるはずだ。

すると、1文字が0.1秒ということになる。

この「あいうえお」のリズム感を身につけたら、打球する時、「あいうえお」といいながらスイングし、「お」がインパクトになるように持っていく。

そして、振り始めを究極に「え」に近づけていけばよいのだ。
実際は「え」は無理にしても「う」の振り始めは可能だ。

これが

『あいうえお打法』

だ!


実際に「え」で振り始められる速度まで、あいうえおのリズムを遅め、

「今日の『あいうえお』は速くて調子がいい!」
「今日はタメが今イチだから、『あいうえお』のテンポを上げていこう!」

というように調子のバロメーターにするのも良いだろう。


いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー



実際にどのくらいの隙間があいてるか定かではないが、サーブの打点と、軸となる体の左外側には隙間を感じて打球した方がよい結果が得られる。
隙間



その隙間の大きさは、より具体化した方がよい。
木材3
自分の中のイメージで、大-中-小3種の板を用意し、
通常は「中」の板を使用し、その日の調子によって、サーブが

ロングするようなら、大の板、
ネットするようなら、小の板

にスイッチすると、距離感の調整が的確に行える。

板の幅は具体的数値を与えておいた方がよい。
例えば、

大の板=20cm
中の板=10cm
小の板=5cm

のように。

あくまで自分にとってのイメージ値なので、
小の板=-5cm
にした方が結果が出る人もいるかもしれない。

テニスにおいて何事においても、実際値より、イメージ値の方が重要な場合が多いのだ。

いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー



(画像はGifアニメです。スマホでは動かないかもしれません)


NormalStanceサーブ時のスタンスは無意識に狭くなってしまいがち。

それを解決するには、 後ろ足に体重を移す際、同時にスタンスを広げるモーションを入れればよい。

錦織はもともと広めなのに更にこのモーションを入れている。

ここで重要なのが、後ろ足を引く方向。
初心者はグレーのベースラインに大して垂直方向に引いてしまう。
それでは腰の可動域が少なく、十分なパワーを出せない。
右図のように斜め方向にステップしよう。

マッケンローなどはほぼベースライン方向にステップし、レシーバーに完全背中を向けてしまう、最大の腰可動域サーブを打っている。
これを行うには強靱なバランス能力が必要なので、うかつに真似しない方がよい。

このバック・ステップ・モーションを使用すれば、センターかワイドで微妙にスタンス方向を変えることもできる。
それでは相手に読まれると心配する人もいるだろうが、仮に読まれたとしたら、わざとワイドサーブ方向に足を引いて、センターに打ってやれば、逆に相手は混乱する。


ここで私自身のサーブスピードが10Km以上アップした方法をご紹介したい。
名付けて『がに股打法』

GaniMataStance後ろ足をストレートに引くのではなく、
左図のように、90度回転させながら引くのだ。
このステップと共に腰の開きが強調され、広い可動域が自然に得られてしまうのだ。

選手により向き不向きはあるだろうが向いている人の方が多いはず、是非試していただきたい。



いつもココをクリック、ありがとうございます。人気blogランキングへ




ソーホーストリンガー