冬休みももうすぐ終了。自分の充電もそろそろ90%ぐらい?
朝起きたら兄のお嫁さんからラインでテキストと写真が送られてきていた。家業のサポートをしてくださっていて忙しいのに、新年の嬉しいニュースを届けてくれた。ありがたい。お嫁さんはパートタイムで地元の小学校の特別支援教室のアシスタントをしている。子供たち(私の甥っ子姪っ子)もまだ手がかかる年齢だし、冬休みぐらいゆっくりしたいはずなのに、偉いなあ。そして私にも丁寧な連絡までくださって、嬉しいなあ。
ここから11月の単独帰省時のことについて書きます。思いを記録しておきたいです。
母とお嫁さんはもう半年以上も顔を合わせていない。だから母は孫たちにも会えていない。原因は母の性格のキツさ&母がお嫁さんに対して、義母として絶対やったらいけないことをしてしまったから。結婚当初から、いつかそうなるだろうな、と思っていたけれど、やっぱりそうなった。それはもっと早く来るかなと思っていたので、お嫁さんもそこまでよく耐えたと思う。
母はその性格のキツさから、かなりの数の親戚と仲違いをしている。私は幼い頃から母の愚痴の聞き役だったので(今も、Edamameちゃんだから言えることなのよ、だからいっぱいお話しましょうね、と相変わらず)、ある意味彼女に洗脳されてしまっていたんだろう。親戚付き合いは煩わしいもの、叔父叔母も私なんかに会いたくないだろう、となぜかまるで自分の問題のように、頭の隅で抱えてしまっているところがあった。
ところが11月の単独帰省中にふと「そうだ、皆さんに会って話を聞きに行こう」というアイディアが天から降ってきた。スピっぽい表現だけど、まさにその瞬間以前の自分にはなかった考えが、突然降ってきたという感じだった。セラピストのS先生は、突然ということではなくて、Edamameさんが自分と向き合った流れの一つの結果ですよ、とおっしゃっていたけれど。
それでまず、職業柄(医療関係)母から時々助けの要請を受けているY姉ちゃん(私のいとこ)に、お礼もかねて食事をしませんかと連絡をしたら快諾してくれて、地元の素敵なレストランでご馳走してくれた。私が誘ったんだし、いつも母がお世話になってるから払います、というのに「なーんで!せっかく日本帰ってきてるんだから。こちらこそ連絡をくれてありがとうね。」と一蹴でお会計を済ませて下さった。
次の日はY姉ちゃんのお母さん。私の父方の叔母。
そして父方のもう一人の叔母とそのご家族。そこの息子さん(いとこ)も、時々母に助から助けの要請を受けて(こちらは力仕事がメイン)、大変お世話になっている。母はお礼にお小遣いをあげているから、と言うけれどそういう問題か?
母が私の従兄弟達に、助けて欲しいと連絡をするのは「息子(Edamame兄)が何もしてくれないから」という理由。ツッコミどころが多い。
そしてもう一人会いに行ったのは、母方の叔父。母とは30年前の遺産相続問題をきっかけに、かなりギクシャクになっている方。
私はそれぞれの登場人物の母バージョンしか聞いていないので、なんとなく自分にはもう縁がない方達なんだろうな、自分の中で解釈しているところがあった。そこからの今回の再会。驚くことに、みなさん本当に優しかった。優しく振る舞っていても顔は引き攣っている、とかそういうのは一切なくて。むしろ母の洗脳のせいで、その方々を目の前にして顔が引き攣ってるのは私の方だったかも。いい歳をした私に「空港で美味しいものを食べてね」とお小遣いまで下さる方もいた。親戚中でずっと末っ子だった自分が、幼い頃感じていた懐かしい感覚さえも、ふと戻ってきた。
私は、今回この方達から母に対する気持ちを聞きたいと思った。でももちろん向こうからは何も言ってくれないような気がしたので、あるキーフレーズを使って聞き出す、という作戦に出た。
そのキーフレーズは「母もあんなだから、孫にもずっと会えていないみたいで」だ。孫というのは、兄の二人のまだ幼い子供たち。私の姪っ子甥っ子。
「母もあんな性格だから、孫にもずっと会えていないみたいで」というフレーズを私が発した途端、皆さんの表情が「はっ」となった。そして「Edamameちゃん、わかってるんだ。なら話してもいいのかもしれない。」という感じで、出てくる出てくる母の強烈エピソード。
親の持つパワー(洗脳ともいう)のすごい(というかすごく怖いところ)は、私が直接何かしたって言うことは一つもないのに、なんとなくその方達は、私のことを疎ましく思っていて、私には会いたくないんだろうなと思い込んでしまっていたこと。母が長年に渡ってその方達の愚痴を私に吐きまくったことで、私が彼らのことを嫌いになるのならまだわかる。でも、母の強烈な負の感情ビームは、そういうのも突き抜けて、なぜか私が自分自身を責める、、、という不幸なミラクルまで起こしてしまっていたこと。そして、それが自分の思考パターンまで形成してしまっていたということ。
ということに気がついた瞬間に、自分の中のラスボスが倒れた。。。
まだ書きたいけれど長いので、ここで一旦切ります。