4月ですね。

 

日本は新年度の始まりで、ニュースでは入社式の様子がたくさん流れていました。日本には、入社式という文化がある。皆が同じ色のスーツ(または制服)を着て、背筋を伸ばして社長の話を真剣に、そして誇らしい表情で聞いている様子を見ていたら、そこに入りたくても入ることができなかった若い子たちもたくさんいるんだろうなあと、そちらの方が気になった。

 

ついそう思ってしまうのは、現在アメリカは大学の合否の結果が続々と出ている時期。希望する大学へ入ることができた生徒さんはいいけれど、そうじゃない生徒さんもいる。そんな悲喜こもごもの感情が激しく渦巻いている中で仕事をしているからかも。

 

誰がどの大学へ願書を出したか&その合否は、教師は知らない(推薦状を書いたり、生徒が自ら伝えてくる場合を除いて)。生徒の進学先や合格率などは、最終的にデータとして出される感じ。最終的な進学先を本人が希望すれば、公表もできるけれど。

 

日本の学校で働いていたときは、進路指導はほぼ100%担任の仕事だったような。当時は中学校で働いていて、願書を出す仕事もやっていた気がする。内申書を書いたり。あと、不合格だったら担任が直接本人に電話をかけてその旨を知らせるとか。今はどうなんだろう。

 

そういえば、最近の日本のニュースで、教師が日にちを間違えて生徒の出願をしていなかったため、生徒は高校を受験できず、というのがあった。あれは本人も家族はもちろん、先生も相当つらいだろうなあ。

 

合格発表。自分の子供もあと1年でそれを経験するのかも思うと、感慨深い。出願が始まることに対して、すでに少しドキドキしている雰囲気の子供を見ていると、そういう悲喜こもごもを経験できるまでに元気に成長してくれただけで、もうそれで十分と思う。だけど、本人が達成したい目標のために頑張るのなら、それを全力で応援したいのも親心。

 

自身の子育てマントラ、「子供へのサポートをするときに、自分の心の底にある気持ちを観察する。子供のためと思ってやるサポートが、親の損得勘定に基づいたコントロールになっていることもあるから気をつける。」これを忘れずにいたい。

 

春休みも終わって、今年度終了&夏休みまでいよいよあと2ヶ月。

 

今年の春休みは満開の桜を見にいくことができました。^^

 

美しかった✨