大腸内視鏡検査受けてきました。今年の定期検診の一貫で。

 

検査を受けることを薦められている年齢が50歳から45歳に引き下げられたそうで、それなら早めに、そして夏休み中にやっておきましょう、と。

 

内視鏡検査をお医者さんにすすめられたとき、「はい、お願いします」と二つ返事で承諾しました。

 

私は2年前に友人を大腸がんで亡くしています。癌が発見されたときは時すでに遅しで、そこからの壮絶な闘病生活や、まだ私の子供達と同じぐらいの年齢の子供達を残して天国へ行かなければならなかったこと、残された家族の様子などの様子を見ていてたら、「大腸検査はまだ必要ないです」という気持ちにはなれなかった。

 

その友人と最後に連絡を取り合ったのが、私が1回目のコロナに感染したときだった。私の「コロナにかかっちゃったよ」というテキストに対して、彼女が「大丈夫!?今ちょっと調子が悪いんだけど、〇〇(彼女の旦那さん)は時間もあるから、何か必要なものがあったら言ってね。届けるよ。」と。それが最後にもらったテキストだった。そしてその2週間後、彼女は天国へ行きました。

 

どんなときも優しい彼女だった。

 

 

 

今回受けた初の内視鏡検査、事前にお医者さんから聞いていてはいたんだけれど、検査そのものより準備が地味につらかった。数日前から消化に良いものを食べて、検査前日は流動食のみ。そして4リットルの、まずくてドロっとした液体を飲まなければならなかったという(これが一番つらかった)。

 

前処置薬が入ったこの容器に4リットルの水を入れて、指示された方法で少しずつ時間をあけて飲んでいきます。

飲みやすくするためのレモンフレバーが付いていたけれど、全然レモンの味しないし。

 

そしてその後にくる、今まで経験したことのないほど激しい、お腹のくだりかた。

 

全部出した。

 

全部出ると、最後の方は、出たモノの色がほぼ無色だったのにも驚いた。

 

そしてすっからかんになった腸で検査に挑みました。麻酔をしてもらうのですが、

 

「はい、今から意識がなくなりますよ」

 

と言われてから

 

「はい、起きてください」

 

と言われるまでの時間は、体感で10秒ぐらいだった気がする。大げさじゃなくて、本当に「え?もう終わったんですか?」というぐらいあっという言う間だった。時計を見たら実際には20分ぐらい過ぎていたけれど、痛くも痒くもなかったです。

 

小さなポリープが1つ見つかったそうで、その場で取っていただいた。それをラボに送って2週間後に結果を受け取ることができるそう。悪性じゃなければいいけど。とにかく今見つかってよかった。異常がなければ次は7〜10年後で良いとのこと。

 

 

先日受けた定期検診では血液検査をし、どれも一応正常値の範囲。コレステロールが少し高め、という結果でした。糖尿病の家系なのでそこが一番心配だったんだけど、まだセーフだった。

 

歳を重ねて、ここからは細胞も衰えていくばかり。どれだけ気をつけていても病気になるときはなってしまうけれど、「ここにもっと気をつけた方がいいよ」というところがわかると、それを意識して生活するようになるから、これからも定期検診は必ず受けようと思う。スティーブンも一緒にやっています。彼の大腸検査は2週間後。

 

今から子供2人は歯医者で定期検診。

 

夏休みのうちにやっておくことを1つずつ終わらせて、夏が終わる空気を感じるこの頃。そろそろ仕事しないと。でももう少し楽しむぞ。