10月です。今年もあと3ヶ月。
Teaching Crendential Program。この先教育実習もあるので授業は基本的に夜。大学はワクチン接種は半強制、ということもあり授業も対面で再開しています。運転して大学まで行き、駐車して、広いキャンパスを歩いて教室までたどり着く(その往復)にかなりの時間を取られる。こんな生活は久しぶり。
最初は時間がもったいないなあ・・・と思っていたけれど、YouTubeやポッドキャストなど、移動中をインプットの時間として利用することにしました。課題もインプットがメインのものは移動中にできてしまうのはいい時代だな、と思いう。
同じプログラムの学生さんは実に多様。新卒の若い生徒さんもいれば、すでに色々な社会経験を得て来た生徒さんもいる。
授業はどれもとても面白いです。さすが教授法を教える立場にある人たちだ。教授法を教える先生の授業がつまらないって致命的だけれど、全くそんなことない。どの教授もwalk the talk、有言実行。いつも(わざわざここまで移動して)授業に参加してよかったと思える授業展開で、教授内容そのものも素晴らしいんだけれど、生徒を引き付けるテクニックは本当に見習いたい。
ポイントは「生徒1人1人が授業に提供できることを最大限に生かす努力をして(students' funds of knowledge are a true asset) 教室が学びのコミュニティーとなって共に成長できるような環境作り」だと思う。まずは教師が生徒1人ひとりのことを知ろう、っていう姿勢が重要。生徒数も多くて忙しいとこれは本当に難しいんだけど。生徒の前に立つことに慣れると、自分がえらくなった気がするのか、面倒くさいからなのか、ただひたすらに上から目線で喋りまくる教師もいる(そういう人、同僚にもいる)。生徒は退屈してる。
ここでもやっぱり私がいつも念頭に置いてる「サポートとコントロール」のテーマが出てくるんだけど、教育はサポートで相手が成長するために、どんなお手伝いができるか。コントロールは自分の利益のために相手を操作することで、これ洗脳とも言うよね。
勉強は楽しいです。でもそんな中、先週は息子の小学校から電話があった。小さなトラブル発生。私が忙しくしてたからなんじゃないかな…と落ち込んだけれど、こういうことも想定内で選んだ道だから、真摯に受け止めました。何事も一筋縄じゃ行かないから、軸はしっかりしつつも臨機応変に、だ。