週末リモート結婚式に出席。

 

「同じ空間でお祝いができたらいいのですが、こんな時期だから仕方がありません。ワインを片手にどうぞご参加ください」という文言が記されたとってもハイセンスな招待状が届いたので、完全リモートでゲストと相互のやり取りをしながらのお祝いになるんだろうな、とてっきり思っていました。

 

ギフト($カード)も結婚式の前に届くように送っていたし。

 

自粛生活が始まってから、リモートベビーシャワーなるものに参加したことがあって、それが想像したよりも楽しかったので、今回は結婚式だから(全く別のカップルだけど)それ以上のものを勝手に期待していたのもいけないんだけど…

 

「なんだこりゃ〜」なリモート結婚式でした。

 

結婚式の中継を見せられただけ…でしたよ。

 

え!?

 

何なのこのイベントの企画力ゼロな感じ…なリモートウエディング。っていうかリモートウエディングじゃなくてウエディング中継。

 

 


 

ご覧の通り、カメラが固定位置に設置してあって、声もまったく聞こえてこない。

 

どうやら身内とかなり親しい友人だけがその場にいる様子。

 

Zoomのチャットは大騒ぎ。

 

「全然声が聞こえないんだけど」

 

「がっつり普通の結婚式やん。聞いてないよー。」

 

「新郎新婦が遠っ!」

 

「あのうしろ姿の女性は誰?リリー?違う?」

 

 

Zoomに招待されたゲストたちは、普通にリビングでくつろいでる風の人もいれば、しっかりドレスアップしている人、テーブルを結婚式用にセットアップして、リモートでお祝いする準備がばっちりの家族。私たちも、Zoomのバックグラウンドをわざわざ彼ら専用に作って、シャンパンも用意して参加していました。

 

カメラで撮影している人が、こちら側に何か言うでもなく、Zoom側のゲストはまったく無視。そして結婚式が終わると、その場にいる人たちは横のテーブル席に移動。披露宴が始まる様子。

 

新郎新婦もテーブルに移動しているので、Zoomカメラの方に来て何か挨拶する?と思いきや、カメラはスルー。誰一人こちら側とやり取りをする人はいない。

 

そしてまさかの…

 

Zoomは無料バージョンだったらしく、40分過ぎたら強制終了!

 

まだシャンパンも開けてませんけど?

 

同じようにZoom招待されていた友人と、すぐに連絡をとり合い、Zoom飲み会を始めたよね。

 

「あれはいったなんだったの?結婚式中継って知ってた?」

 

と聞くと

 

「全然聞いてない!WTF was that?」

 

となんだかもうおかしくなってきてしまい、楽しくお酒を飲むことができました。

 

その友人はしばらく会えていなかった友人だったので、それはそれで良かったです。

 

 

それにしても、世の中いろんな人がいるな〜。

 

まあ、結婚式の招待状が届いて(しばらく前にすでに正式には結婚していた2人でしたが)、

 

「結婚式やるんだね!楽しみ!リモートでやるってどんな感じなの?」

 

「そうそう。〇〇な感じでやるんだよ。」

 

みたいなやりとりさえも一切しなかった程度の友人だから仕方ないね。

 

新郎(友人)はすごくいい人なのに。

 

あれ、ちょっとこの奥さん…?って初めて会った時に思った予感が的中した感じでしたわ。

 

 

レリゴー。