息子と喧嘩をして気持ちが暗くなる1日だった。

 

彼は物を無くすとパニックになる性分がある。

 

日曜日は朝からiPadを使っても良い日。でもそのiPadが然るべき場所になかった。

 

プチパニックになっていたので探すのを手伝ったんだけど、彼の嫌なところは手伝う人(私かスティーブン)にすごい八つ当たりをする、というところ。

 

今朝も散々八つ当たりをされたので

 

「あなたがそうやって八つ当たりして意地悪なこと言うから探そうと思っても落ち着いて探すことができない。」

 

と声を上げてしまった。するとそこはもう負のスパイラルで、探し物が見つかるまですごく嫌な雰囲気になる。

 

やっと見つかって、見つかると「はっ」と自分の理不尽な行動に気がつくようで、すごく謝ってくる。

 

手紙を書いてきたりとか(その手紙にチョコレートが入っていたりする)。

 

まるで妻にDVをして、次の日にコロッと優しくなるクソ男みたいじゃないか、と思う。

 

「とにかく、探し物を手伝おうとしている人に対して八つ当たりをするのはやめて」と話をした。

 

ところが…

 

3時間ぐらいしてから、今度はYouTube用のストップモーションを録画している時に、レゴのピースが1つ無くなった、と言ってまたパニックになった。

 

こう言う時は、周りがそれにつられてパニックになるのは良くなくて、とにかく冷静でいるのが一番なんだけれど、今朝のこともあり、PMSというのもあり(あー情けない)

 

鬼ババになってしまった。

 

結局私の鬼ババぶりにひるんだ息子が

 

「もういい。ごめんなさい。」

 

と泣いて探し物は終了。

 

スティーブンが息子に

 

「泣いたり叫んだりしても探し物は出てこないんだから。まずは落ち着かないと。」

 

と言いながら慰めている。

 

「一番落ち着いてないのは、私ですよね。」と思って、それを聞きながらなんだか悲しくなってしまったよ。

 

いつものことで、しばらくすると息子はけろっとしているんだけれど、私は午後も自分が鬼ババになったことを結構引きずってしまって気持ちが暗かった。

 

結局私のこう言うところが息子に遺伝しちゃったんじゃないかな、とすごく考えてしまって。

 

神経質だったりするところとか。

 

 

 

そんな日曜日だったけれど、夜は気持ちが明るくなることが。

 

娘がアマゾンで注文した桃みたいな形の目覚まし時計が届いたのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろな機能がついているのでその設定を一緒に説明書で見ながらあれこれやっていたところ、目覚ましの曲の種類が6つあることを発見。

 

娘がこれがいいな、と言って選んだ曲がこれ。

 



 

 

 あー、この曲。なんかすごく懐かしい、と思って胸がきゅーんとなったよ。

 

カノンだよね。中学校ぐらいの時に、合唱でこれがアレンジされた「遠い日の歌」って言うのを歌ったんだ。

 

 

私も随分と遠くまで来たなあ、となんだかしみじみしながらアラーム音に聞き入ってしまった。

 

 

それから今日は日本は敬老の日だったので、子供達にビデオレターをする?と聞くと、OKと言うので録画して送りました。

 

もうすぐ白内障の手術を受ける父。

 

若い頃から病院嫌いでずーっと病院を避けていた父が、目が見えるようになるよう手術をするために、いろいろな検査に耐えたと言うことに驚いたし、嬉しかった。コロナのせいで、次はいつ会えるのかわからないけれど、もう1度会いたい。