引きこもり生活5週間が終了。

 

最近時間が過ぎるのをすごく早く感じます。この生活が始まった頃は時間が過ぎるのがすごく遅かった気がするけれど。

 

スティーブンや子供たちに聞いても「そう思う。ついこの前日曜日だったのに、もう一週間過ぎたんだね」と言っている。体も心も順応してきて、この生活が普通になってしまっている、ということの現れだと思う。

 

仕事を失ってすぐに申請していた非雇用保険もやっと届きました。

 

 


バンカメのチェックカード(バンカメさん利権すごいっすね)。お給料の40%ぐらい、それに600ドルを上乗せしてくださってある。本当にありがたい。

 

 

ここで少しジレンマ発生。

 

仕事を手伝って欲しい(オンラインラーニングのスタッフに加わるということ)と職場から連絡があり、その準備を進めているところですが、なんだかんだ言っても労働時間は普通にパートとして働いていた頃と比べると半分ぐらいになる。

 

つまり、お金の話だけをすると、仕事をしない方が入ってくるお金が多い、ということになるわけです。

 

非雇用保険を受け取る条件として、通常であれば「仕事を探すこと。オファーがあれば受けること。」というのがある。ただ、今回のコロナの場合は例外となり、コロナの影響で仕事をなくした、または労働時間が削られた、という人はそれをせずとも非雇用保険を受け取ることができるのです。

 

ただ、職場から「仕事をしてほしい」と言われて、(仕事ができる状況にあるにも関わらず)それを断った場合は、つまり仕事を辞めます、と言っていることと同じとも受け取られる可能性もある。自分の意思で仕事を辞めた場合は非雇用保険を受けとることはできません。

 

なので、ボスからチームに入ってもらいたいという連絡があった時は、素直に嬉しかったけれど、お金の面ではちょっとなあ・・・という感じで少し悶々としていました。「できません」とは言えないよね・・・と。

 

 

でもその気持ちが仕事の準備を始めたらガラリと変わった。

 

実は密かに興味があった(でもそこに足を踏み入れる勇気がなかった)、ディスタンスラーニングを提供する側のハウツーとか、色々なプログラムを使ってWeb上で授業を作って発信するっていうのを、他のスタッフから教えてもらいながら挑戦できるっていうことをありがたいと思うように。

 

興味があるけどよくわからないことって、失敗するのが怖いから「別にそれやらなくてもいいし」と思い込もうとして、自分にブロックをかけていたことにも気がついた。

 

そのブロックが取り払われた今は、朝起きるときも

 

「今日はあのやり方に挑戦してみよう」とワクワクしながら起きたりする。

 

目先のことだけ考えたら、仕事はせずにマックスで非雇用保険を受け取る方がいいけれど、長い目で見たら、今新しく挑戦していることは、きっと後からそのお金以上の価値を生むんじゃないかな・・・

 

 

どちらにしても、ボスから指定されたお給料がもらえる労働時間というのは、コロナ前よりはかなり減るので(今は色々なことが手探りで何をするにも時間がかかるから実質働いている時間はものすごく長いけれど、それはもう仕方がない。自分の勉強時間と思っている)、reduced hoursとして非雇用保険には申請し続けます。少しだけでも本当に助かる。

 

生活があるからね。