子供達の冬休みが終わった。久しぶりに一人で静かな昼ご飯。
夕べはトランスジェンダーのEちゃんが遊びに来ていて(大学の友達も一緒に)、いつものように「晩御飯食べてけば?」となり、私がちゃんこ鍋を作ったのですが(Eちゃんはベジタリアンなのでタンパク質は豆腐で)、出来上がる間リビングでいつものように踊り出したEちゃん。
息子が
「なんでそんなに嬉しそうなの?」と聞くと
"I'm just happy to be alive!(生きてるだけで幸せ!)"だって。なんかじーんとしたわ。
最後におじやを作るところで、「クッキングショーみたいだ」と目を丸くしていたEちゃん。たしかにお鍋の後に作るおじやって、同じ鍋の中でまったく違う食べ物が出来上がる感じはするかも。
話は変わって…
連邦政府機関の一部閉鎖はついに3週目に突入してしまった模様。ダイレクトに影響を受けているアメリカ人、そしてその家族は気が気ではないだろうと思う。国立公園なども掃除をする人がいないので、ゴミだらけになってきているらしい。
一部閉鎖を解決する予算案にメキシコ国境の壁建設費が盛り込まれなければ「数か月でも数年でも政府機関を閉鎖する」と言っているトラじい。 初志貫徹 か。でもメキシコに払わせるって言ってなかったけ?2020年の大統領選に向け、民主党でも候補者レースが始まりそう。今のところは本命不在と言われているけれど、いるじゃん、本命。と思う。
そういえば、年に数回送られてくるブローカーからの証券取引の報告書が数日前に届いたのですが、市場乱高下してたし減ってるだろうなと予測していたけれど、ちょっと驚く程急落してました。トラじい就任後、下がったことがなかったような気がするのだけど(うろ覚え)就任前の金額ぐらいまで戻っていた気がする。
まあ元額が大したことないから動揺もしないけれど(ここに入れてあるお金は、ないものとして暮らしているし)、「10年続いたアメリカの経済成長の崩壊も秒読み」と言われているようにそのうちまた不況が来るんだろう。「迫る恐怖」なんて、怖がらせると庶民の財布の紐がきつくなるから…ってそれは日本人ぽい考え方ですね。アメリカ人は不況が…なんて言われても、それでもクレジットカードでバンバン買い物続ける人も多いような。。。
自己破産も多い国です。自己破産事態があまり恥ずかしいことという感じがしない。数年待てば家だって買えるしクレジットカードだってまた何枚も作れるし。だから自己破産してリセットしてもまた同じことをくりかえす人が大半なんじゃないだろうか。ライフスタイルを変えずに反省の色なし。周りに誇示するためにお金を使い始めたら、(車、家、バケーション、子育て)キリがないのにな…と思う。
ブログの最初に戻るけれど、
「ごはん食べていきな~!」とおばちゃんから言われ
「生きてるだけで幸せ!」ってニコニコして小躍りするようなEちゃんみたいな人は少数派の気がします。
本当にね。小さいころから与えられすぎと思うよ。子供が見ているYouTubeもそんなのばっかりでうんざりする。幸せって物がくれるもの。美味しいものがくれるもの。ねずみの国リゾートでのバケーションがくれるもの…って資本主義の洗脳か!と思う。
一生懸命汗水流して働いて、それで得た報酬での身の丈にあった楽しみ方だったら、全く問題ないと思うけれど、YouTubeのああいうのって、そういうところはすっとばしているし、延々と次から次にだし、色々な意味でオールドファッションなTVコマーシャルよりタチが悪い。本当に洗脳。でもそれらを絶対に見るなと言うのは無理があるし、今の時代もう仕方がないから、親がちゃんと説明なりをすることが必要だと思う(ただ否定するのではなくて)。
それよりも一番大切なのは親が地に足をつけて「身の丈に合った暮らし」を続けることだろう。だって「地に足のついた日暮らし」なんてだれもYouTubeで流さないし、インスタグラムにもあげないからね。それを見せてあげられるのは一緒に暮らす親だけだよな、と思う。