結婚観についてふと思ったこと。

 
「自分の母親の結婚観」って割と娘に受け継がれる(影響を与える?)気がします。

 

自分の母親が結婚について「ぼそり」とつぶやいたこととか。妙に頭に残っていることってありませんか?

 

ちなみに私の母がよく言っていたのは

 

「尊敬ね」

 

色々なドラマを経て2人は50年ぐらい一緒にいるけれど、母は今でもそう言うことがある。

 

確かに結婚生活って実に色々あるので(病気とか貧乏とか義家族の問題とか)、それを一緒に乗り越えて行くためには尊敬は大事かも…と思います。

 

「尊敬」とはいってもその幅は広いですが。

 

「この人のこれもこれもあれも嫌だけど(笑)、でもこれだけは尊敬できる」みたいな。

 

ただ、

 

「この人はDVするけど、その他のこの部分は尊敬できる」というのだけは絶対にありえない(私の中では)。

 

 

 

ちなみに、私の親友のお母さんの結婚に対するつぶやきは、

 

「お金。どんな人でもお金さえあったら大丈夫。」

 

だったそう。

 

確か高校生ぐらいのときにそういう話になって、「へ~」と思ったのを今でも覚えています。

 

そんな親友は、大人になって自分でビジネスを立ち上げて(祝。15周年。)バリバリ仕事をしています。そして彼女が結婚した相手は全然お金持ちじゃなかった。

 

彼女のお母さんは、一人娘が自分の理想とする夫と結婚しなかったことがショックで、その辺りから少しおかしくなってしまいました。親友が娘を産んでも(孫ですね)、まったく関心を示さず。お金はがっぽり稼ぐけれども、全く家庭を顧みなかった夫(親友の父親)に、今は子供のようにまとわりつき、少しでも夫が離れようとすると大騒ぎするという老後を過ごしているのだそうです。

 

親友は母親の「つぶやき」を無視してお金のない人と結婚したけどとても幸せそう。もちろん今は、なのですが。もしかしたら「やっぱりお金のある人と結婚すれば良かった」って後から思ったりして。うーん。彼女に今後それはない気がする。

 

まあ良くも悪くも母親の「ぼそり」はけっこうなインパクトがある気がします。

 

 

結婚している方、またはしていた方で、

 

もしあなたに娘がいたとして、

 

「結婚ってね…」とぼそり伝えるとしたら

 

それはいったい何ですか?