車のエアコンの修理。

 

ゴーサインを出した後はとてもスムーズに事が運び、その日の内に我が家に戻ってきました。

 

クーラーもがんがんきいている!

 

今回はNISSANディーラーに持っていきました(壊れたのは、NISSANの車の方です)。

 

定期的なオイル交換や、修理も同じところでやっています。

 

でもやっぱり、ディーラ価格というのは、一般的には、個人経営の修理工場みたいなところより20%ぐらい料金が高いです(そういうのはネットで調べても出てくる)

 

車に詳しくないので、何かが起こったら、修理をしてくれる人の言うことを聞くしかないという現実。夫もまだ英語がネイティブというだけで私よりはましかもしれないけれど、同じようなもんです。

 

でもディーラーだと、一応大きな会社のブランドを背負っている以上、少々の上乗せはあったとしても、客を徹底的にだますとかはないと思う。

 

例えば、今回のコンプレッサーにしても、コンプレッサーが機能しなくなった、というのは事実(なはず。だけど、壊れたコンプレッサーと壊れていないコンプレッサーを2つ目の前に並べられても、きっと私にはどっちがどっちか多分わからないけど)。エアコンが、2008年から今まで一度も故障しなかったっていうのもある意味すごいし。

 

話は変わりますが、アメリカに来て、初めてのマイカーは友人から買いました。まあそのポンコツ具合といったら!(おかげでいろいろ勉強させてもらったよ)

 

しかし、当時の自分には修理をしにディーラーへ行くという感覚はまったくなく、車が故障したら、知人から(当時はYelpもなかったし)紹介してもらったところの個人経営の修理工場に持っていっていました。

 

車の修理ってお金がかかるし、専門用語はよくわからないしで、本当に苦痛だった思い出があります。交渉をするのも苦手な上、「これを直さないと大変なことになるよ」みたいなことまで言われて修理しないわけにもいかない。それに待合室も汚いし、かなりの確率で必要なパーツは置いていないので注文するとなると、下手すると一週間ぐらいかかったり。車を取りに行くときも、友達に頼んだりとか。とにかく全てのプロセスがめんどくさくて大嫌いでした。

 

そんな感じだったので、生活が安定してディーラーで車を買い、修理やオイル交換もディーラーでやってもらうという経験を初めてした時、そのスムーズさというか、スマートさにすごく驚いた。

 

まず、その車が今までどんな修理をしたかっていうのは、全て会社のデータに入っているし(中古で買いました)、今後どんなメンテナンスが必要というのもちゃんとプリントアウトして説明してくれる。「これを修理しないと…」なんて脅すようなことも言わない。待合室はとても快適な空間で、エスプレッソマシーンのコーヒーを飲みながらドーナツも食べ放題(夫はこれを100ドルのコーヒーとドーナツと呼びます。確かに。)それから、ほぼ確実にパーツはそろっているので、当日仕上がりがほとんど。もし後日仕上がりになったとしても、Uberでちゃんと送り迎え。

 

結局、そういうサービス費が全て込みの、ディーラー価格。とにかく、当日にさっと仕上がるっていうのが、分刻みで動いている自分には、本当にありがたい。(分刻みっていうのはかっこつけすぎですね…。そこまで忙しくないです。あはは)

 

でもこれって、コストを削るために自分の足と頭を使って精力的に動こうという根性がない、へなちょこミドルクラスのメンタリティーなのかな?

 

そういうところで、削れる可能性があるところは削ろうと時間をかけてちゃんと努力をする人とは、後々大きな差がつくんだろうか。それともやっぱりTime is Money?

 

もちろん自分のライフスタイルに合ったやり方を選ぶのがいいのですが。

 

英語で、「持つべき友は、医者と弁護士、それから車のメンテナンスができる(わかる)人」とかいう言い回しがあったな。

 

なんか納得。

 

亡くなったスティーブンのお父さんはエンジニアでした。車の修理なんかも得意で、子供達には全員「オイル交換ぐらいは自分でできるようになりなさい」ときっちり教えたそうなのに…。そういうことに全く興味がなかったスティーブン少年。何一つ覚えちゃいない。実にもったいない!