私の悪い癖。

広がる、広げる、収拾つかなくなる。


興味の対象が多すぎて、物事の共通点ばかりが気になって、アタマの中のいろんなことが引っ張り出されて、どれもこれも全部伝えたくなってしまいます。


文章を書こうものなら、あちこちの記憶が芋づる式にアタマの中に浮かんで、それらを全て網羅しないと伝えたいことが伝わらない気がして、結果、整理がつかず、何が言いたいのかわからない、といったことがよくあります。


ブログでつらつらと書く時、まさにそれが顕著に現れています。


この癖、自覚はあるんです。


なので、なるべく「しぼる しぼろう」と何度も自分に言い聞かせます。


以前、500円で自由にお話(対話)をする(させてもらえる)という場に出向いたことがあります。一定時間、一対一で。多分、傾聴とも異なるスタイルだと思います。

(傾聴の定義も曖昧で良くわかってないので表現がぼんやりですが)

その時には一応自ら話してみたいテーマを用意していきました。「無料と有料について」ざっくりとですが、物品を介さないやり取りで、無料と有料の区別を人はどう折り合いをつけているのかという話題。また、有料の場合の金額設定についてなど。

私が、ビアノを教えたり、演奏するということで対価をいただくにあたり体験することでもあります。反対にレッスンを受ける立場でもあります。


人によって価値のはかりかたが異なることなので、とても曖昧です。

セミナーなども、高額の受講料のものがあったりしますが、自分の価値基準で、これが身に付くなら、知ることが出来るなら惜しくはないと納得して受講を決断するのだと思います。


別に正解や、一つの結論に達するとは思いませんが、普段何の関わりもない方と、フラットな状態で、安心した場で(基本、対話を望んでいることが前提とわかっている関係)話してみたかったのです。


対話はとても気持ち良く、すごく共感されたわけでもないし、でも私の話したい内容に興味を持ってもらえて、適度に意見や質問もしてくれました。印象としては、風通しのよい場所で、人の温かみも感じながら、自分を受け入れてもらえたような感覚でした。

対話の終盤で、言葉はもっと丁寧で優しかったのですが(残念ながら思い出せない)、意味合いとしては以下のようなことを、私の話し方の印象を伝えてくれました。


えだまめさんは、いろんな共通点を見つけながら考えるんですね。もしかして、お相手によっては話がいろいろ飛んで驚かれるかもしれませんね。


私は、このようなことを客観的に伝えて貰った時に、凹むこと無く、あぁ、気を付けよう、落ち着け私、と思ったのです。

気を許し過ぎたり、興奮するとそうなりがちです。なかなかコントロールは難しいですが。

でも、なるべく、「しぼる しぼっていこう」と心掛けています。


昨日、mamoとTさん(夫)と3人で、高校生活について、今思うこと、先に考えていることなどを話しました。(きっかけは高校PTA主催の進学についての塾講師の方の講座をTさんと聞いてきたことからですが)

思春期で親を鬱陶しいと思ったり、反発する気持ちがあっても、mamoの性格上、ストレートにぶつけてこず、本人が凹みがちなので、気を付けながら。

あまりないタイミングだからと勢いこむと、私はいろいろ盛り込みすぎる❗自制しながら、点検しながら。Tさんの存在が抑止力になり助かりました。mamoが落ち着いて考えられる範囲にしぼること。私の独りよがりになってはいけない。日々鍛練中です。


ってことをつらつらと書きましたが。

私がこれを書き始めたきっかけは。

⬇️広告画像ではありません。

ついさっきAmazon primeで、Kindleで読んだ料理本です。
予告します。話、飛びます❗

mamoの高校生活が始まるまで苦手意識で一杯だった弁当作り。ようやく慣れてきました。

ある意味マンネリ化してきた汗

たまたまつかんだコツが、この本に書いてあった内容に一致していたのと、そのコツを更にパワーアップさせる情報を得ることが出来ました。


弁当は、卵焼き、動物性たんぱく質、野菜があれば良い。肉魚の味付けのバリエーション。野菜の調理法のバリエーション。それを卵焼きフライパン一つでやること。

普通に毎日お弁当作りをやっている人は、「アホか」と思うくらい、本など読まずにして承知のことかと思います。苦手な私も気づいたくらいのコツですから(笑)


しかし、侮るなかれ、卵焼きの種類の豊富さ、同じ肉で味付けのバリエーション、シンプルな基本にちょっとアレンジするだけの工夫は、楽なのに効果絶大。


大事なこと(栄養面、美味しそう、作る負担が少ない)を「しぼり」、そこをほんのちょっと豊か(味付け)にする。


この加減です。


本一冊出すのに「へ?」と思うような的のしぼりっぷり。

ほんのちょっとの豊かさは、易しい内容なのに、思わぬ変化をもたらしたり、作る側の自発力を促したり。


私の悪い癖で、この料理本と、500円で対話した経験と、子育ての大事なことが、繋がってしまいました。

アタマの中がそわそわしながらも、共通点を見つける快感を記録したくて、こうして書く。

自己満足。