昨日、演奏会に行ってきました。

 

なかなか地元で聴けない企画と出演者の方々。

楽しみにしていました。

 

歌を中心に、和楽器(箏、尺八)、ピアノ、クラリネット、ヴァイオリン。

無知な私は、プログラムを拝見しただけでは、その有難さやセンスの良さまでは、深く汲み取れなかったのですが(出演者の面々を見てこれはすごそうとは思いました)、聴いて観て感動しました。

 

歌だけでなく語る作品があり、シンプルな歌と楽器のみなのにも関わらず、めくるめく場面の背景が聴いている者の目に浮かぶ表現が面白く、癖になりそうです。

プログラムの作品の配置も、聴衆を飽きさせず、長時間だったのですが、時間を忘れて世界に浸れました。

 

演出家が入られた演奏会だったというのも、大きなポイントだったと思います。

それぞれ個々が指導を受け、また演奏会自体のまとまり。

すべてに熱意と表現の客観性に意識を届かせているのを感じました。

 

出演者の方の数名から、裏話を少しお聞きすることが出来ましたが、信じられないような実力の高い演奏家の方々のなせる業だったり、何を大切に本番に挑まれたかも垣間見られて、驚きながらも納得しまくりでした。

 

詳しくは割愛しますが、演奏会に向かっての沢山の真摯な想いが結集して、音となり形となったんだと感じて、それが、詳しく何もわからなくても、ガツンと響いてくるんだなぁと思いました。

 

何かを作り上げようとする時に、出来うる限りの細心の意識をはらって向き合い続けることの大切さを強く感じました。

 

また余談ですが、今回の演目で、芥川龍之介「蜘蛛の糸」を原作とした作品がありました。たまたま以前あった演奏会で知っていたので、楽しみにしていたのですが。

丁度タイムリーなことに、お手伝いしている国語教室で、今音読をしています。演奏会前にも、一通り音読してから出かけました。

また、楽しみ方が増し増しになり、お得な気分。

 

なんでも、表現は奥が深いです。

大らかに全体を見る目と、細部にこだわる目、そのバランスを磨きつつ、少しでも成長できたら、どんなことも楽しさ倍増。

 

終わりが無い勉強は、時に途方に暮れますが、ずっと関わり続けることのできるものに出会えたことは、それはそれは貴重なものだということを再認識しました。