打ち上げ成功、おめでとうございます。
 
宇宙開発事業に弾みがつきますね。

 

 

 

 

(抜粋) 

>H3は今年度、日本版GPSと呼ばれる準天頂衛星「みちびき」を打ち上げるほか、来年度以降も月極域の水資源を探る探査車など、日本の重要な科学ミッションや安全保障に関わる衛星などを宇宙に送る予定だ。

 

> 一方、軌道投入に成功しただいち4号(重さ約3トン、高さ約6・4メートル)は、高性能なレーダー観測機器を搭載し、夜間や悪天候時も自然災害の被害状況などを詳細に把握できる。初号機と共に喪失しただいち3号と同じシリーズで、設計寿命を超えて運用中のだいち2号の後継機として使う。


 
H3の1号機、だいち3号を乗せたロケットの指定破壊は痛かったですけれど(2号機は模擬衛星をのせていたのに、1号機には大事な光学衛星を乗せていたとは、打ち上げには自信があったんだろうなぁ。)成功して何より。


すでに失われているだいち1号(光学衛星)の後継機がだいち3号、運用が終わろうとしているだいち2号(レーダー衛星)の後継機がだいち4号。ということは、日本の地球観測の「光学衛星」はしばらく空白なわけですね。

 

 

 

>地球全体を定期的に観測することにより、国土全体の地殻変動、災害状況、地球環境変化、海洋など、多様な分野での貢献を目指します。

 

ところでです。宇宙ビジネスのベンチャー企業って、日本にもあるんですね。
 
福岡市の宇宙ベンチャー「QPS研究所」
 

こちらの記事で知りましたが、なかなか日本も捨てたもんじゃないんですね。
 

 

(抜粋)

>QPS研究所は、悪天候や夜でも地表を観測できる小型衛星を開発、運用する。同日は市來敏光副社長(48)が「将来的には36機を打ち上げ、同じ場所を10分間隔で観測できるようにするのが目標」と紹介した。地表データの解析により、農作物の生育状況を把握し食品価格の予測などが可能になる見込み。人の動きの詳細な分析もできるという。
 




夢は大きいなぁ。九州の高校生はこういう夢に接していられる。
 
H3ロケットが、これから日本の宇宙ビジネスを強力に後押ししてくれそうです。
 
それにしても、同じ場所を10分間隔とは、すごい。そんなことができるのか。

10分間隔で見たい情報って、相当に重大な情報が含まれることでしょう。

顧客の要望に応じて、いろんなデータを、売ることができる、すごい民間企業になる。

夢は大きいなあ。
 
(アメリカとかはもうやってるんだろな)