レーダー照射問題と嘘とフィクションとエンターテイメント | 韓国しじぷさり日記 
     
    日本人を火の中発言もありましたし?
     
    結局、真相解明、事実解明は棚上げして、韓国軍と自衛隊は関係改善に進みます。
     
    中国やロシアという仮想敵を前にして、韓国と言う食中毒ご飯を食らうことにしたわけですね。腹の虫は収まらずとも。
     
     

     

     

    抜粋

     

    不測の事態を回避

    「(再発防止策で)海上自衛隊、韓国海軍も予期せぬ不測の事態が回避されることは歓迎すべきことだ」

     

     

    日韓両国は昨年6月の防衛相会談で再発防止に向けた協議加速で一致した。だが、日本側と、照射を否定し、海自機が低空飛行で接近してきたとする韓国側の隔たりは大きく、協議は難航した。

     

     

     

    関係良好なうちに懸案に区切り

    事実解明を棚上げしたまま関係改善に踏み出すことで、日本国内での反発も予想される。自民党関係者は「韓国側が照射を認めないままでは、自衛隊と韓国軍の信頼関係構築は困難だ」と指摘する。自民内の保守派である木原氏としても韓国側が否定したままの決着には政治的リスクがある。

     

     

     

     

    にもかかわらず、防衛交流の再開で合意したのは、北朝鮮が核・ミサイル開発を加速する中、関係良好な尹錫悦(ユンソンニョル)政権のうちに懸案に区切りをつけたいとの思いが政府内に強かったからだ。日韓両国の同盟国である米国の圧力もあった。

     

     

     

    軍拡を推し進める中国は東・南シナ海で力による現状変更を試み、ウクライナに侵略したロシアとも連携する。今回の合意で日韓間の防衛協力を前に進めることで、東アジアの抑止力向上につなげられるかが課題になる。

     

    「日韓関係の深化は地域の安保課題の解決を促進する」。木原氏は記者団に強調した。

     

     

     

     

     

     

    さて、韓国はムン政権時代に、多方面で日本との関係悪化に勤めました。笑

     

    事実とは違うことを事実として公表するムン大統領や左派市民団体の活動に、韓国民は熱狂したのです。

     

    慰安婦ら徴用工やらの歴史、挙げ句の果てには現在進行形での、このレーダー照射問題でした。いま起きていることさえ食い違う。ならば過去のことなぞつじつまが合うはずもないのです。

     

     
    しかも慰安婦などは、史実でもなく捏造でもなく、もはや聖域。事実を解明しても解釈しても主張してもいけないのです。不可侵の宗教かなと思いましたね。それを現代の政府がやるか?と。
     
     
    ところで、ユン大統領は、非常に思考が日本に近い。事実は事実であり、法は法である。そのため政策としては日本とぶつかることがほぼありません。そのかわり韓国では非常に不人気です。次の大統領はまた左派に戻るんじゃないかな。
     
    しかし政府としては、前政権がしでかしたことも踏襲せねばならない、という原則もユン大統領は守ります。(韓国の大統領は前政権での合意をひっくり返すのも大好きですが、ユン政権は原則や法に真面目なのです。よくも悪くも嘘も踏襲せねばならない。)
     
    ですので、表向きには否定しててもたぶんわかっているユン政権と関係良好なうちに(ユン大統領の任期の間に)、よくも悪くも「棚上げ」解決をしておこうと言うのでしょう。それが大事の前の小事ということで、食中毒飯を食らうわけです。腹は痛くとも消化せねばならぬ。
     
     
     
    さて、
     
     
    について、岡田斗司夫の映画評論に、面白い考察がありました。
     
    何かというと、名作、スタンド・バイ・ミー
     
    この物語は、主人公の少年時代の感動の思い出を回想して描いた感動物語でありながら、
     
    実は主人公(大人になって作家になった)が思い出を美化して盛って書いた「作品」であるというネタばらしが、最後の場面にあるというもの。劇中劇です。
     

    そこで「嘘」について考察されています。

     

    嘘〜フィクションです。作家も映画監督も漫画家も、みんな天性の嘘つきなんだと。

     

    ま、そうですよね。小説も映画もフィクションなのです。ノンフィクションだとしても、脚色があるのです。

     

    小説とは何か、映画とは何か、私たちの記憶とは何か。

     

    映画化に当たって映画監督が原作者に聞いたそうです。「主人公はどれだけ本当の話をしているんですか?」と。それで、原作者の答えは「わからない」。自分自身も、自分が経験したことを面白く盛って話すうちにどれが本当かわからなくなる。自分のいった嘘を信じ込むし、嘘と現実の区別がつかなくなるのだと。

     

    それを聞いて映画監督は、この作品の本質を掴んだそうです。

     

     

     

    作家や映画監督という天性の嘘つきたちが、

    純粋さを失って(嘘ついて)つくるストーリー。で、観客はそれを観て純粋に感動するので問題ないのだと。

     

    全てのフィクションは美しい。

     

    なぜ感動するのか。。。失ったから、罪悪感、純粋性が戻る。。。のあたりは動画からはちょっと理解できなかったのですが、

     

     

    あれまあ。嘘と現実の区別がつかなくなるとは、記憶がどこまでほんとかわからないとは、そうなのか。韓国人はそれぞれが、ウリナラファンタジーの天才小説家であり、有名映画監督なのだなあ。
     

    もっと言うと、記憶する以前に、インプットも感じ方の段階でフィルターがかかるのですが、

     

     

    創作力で言ったら、事実を盛らずになるべく客観視する日本人なんて、つまんないもんでしょうね。

     

     

    その韓国人集団が綾なすのがウリナラファンタジーなのだ。強烈です。
     

     

     

     
     
    んで、
     
    youtubeのアルゴリズムが素晴らしいからでしょうか。
     
    嘘と作家
     
    のテーマでしょうか、別の動画もおすすめされました。
     
    現実にはそうならないことを、漫画には描く。
     
    漫画の作者さんへのインタビューです。
     

     

     
    ー漫画ではそうなっても実際にはそうならないんじゃないですか?
     
    少年漫画ですので、子供たちの夢とか、子供たちがこうだったらいいなって、こうなったら嬉しいんじゃないかなって言うのような発想です。不思議なことは何もないです。
     
    リアルと、エンターテイメント的リアルを割りきるところから覚悟が決まって来る。
     
    面白いものを描くためだったら俺は嘘をつくよ。それは本当はこうじゃないか、こうじゃないかと言われても全部跳ね返して漫画を描かないと少年漫画は描けません。
     
    読者のことをすごい好きだから、こんな漫画読んだら明日から学校行きたくねえよとか、仕事に行って落ち込んでんのにまだこんな追い討ちするのかよとかいう漫画は絶対に描きません。
     
    楽しませるためにいますから、そういうとこで嘘つくよってもう決めてます。
     
     
     
    なるほどねーと思いました。
     
    エンターテイメントを提供する側の愛と信念です。元気付ける人です。エンターテイナーか。
     
    ムン大統領と韓国民の間には、人気少年漫画家と読者のような関係があったのかも。
     
    韓国民に元気を与え、人気をかっさらい熱狂させたのは、この、漫画家マインドがあったのかもしれません。
     
     
    これら、映画監督、小説の原作者、漫画家ら、「嘘つきの天才たち」の信念を聞きますと、
     
    ムン大統領のことがもう少し理解できたような気になりました。なんで事実を曲げるのだろう?なんでそういうことにするんだろう?
     
    韓国民の、こうだったらいいのにな、こうだったら嬉しいな、を全部叶えてくれる姿勢だったわけでした。
     
    「これが国か」
     
    「これが国だ」
     
    ムン大統領のスローガンです。
     
    しかも、熱血ストーリーを提供し、参加までさせましたからね。ロウソク集会や大統領弾劾、NOJAPAN運動など、いくつも大イベントを企画しましたね。大財閥の社長も監獄にいれて痛め付け、国民は楽しかったことでしょう。慰安婦合意は「密室での裏取引があった」として無効にしましたし、自ら道徳大国となり、世界の霊的指導国家となり、先進国入りもし、

    韓国民を偉大な歴史の参加者にしました。
     
    胸熱ぅ~~!!

    こんな熱い体験、自分と仲間の力で世界を動かす、悪なる日本と戦う、リアル少年漫画体験!

    韓国民は絶対に忘れられないだろうな。歴史に残るだろうな。
     
    参加型の歴史。
     
    かつての悲しい国の歴史に参加できなかった国民たちの恨(ハン)に力を与え、歴史を変える偉業に参加させました。それは偉大なムーブメントだったかも。
     
    素晴らしい、時代の寵児だったのですなあムン大統領は。

    (もうそんな時代じゃないかも。次に日本たたきが始まったらガチのチーム分けです。)
     
     
     
    だとしますと、逆に、不人気ユン大統領は、韓国民に、厳しい現実をそのまま押し付けているかな?
     

    こんな漫画読んだら明日から学校行きたくねえよとか、仕事に行って落ち込んでんのにまだこんな追い討ちするのかよとかいう漫画

    を描いて提供しているんだなー。韓国民に法律書を読ませてるとか?
     
    これじゃあ、とてもじゃないけど心は高揚しませんよね。大人気連載だった慰安婦も打ちきり、徴用工も打ちきり、海軍レーダー問題も不問で日本と協力。韓国人が肩を落とすわけです。不満の声が聞こえてきます。
     
    「これが国か」...再びですね。
     
    そんな不人気漫画家は連載打ち切りとなります。
     
    不人気ユン大統領の次の大統領は、また、人気少年漫画家大統領になるかもしれません。
     
     
     
    ただ、少年漫画を読んで感動し、元気になるだけが人生でもありません。
     
    漫画のヒーローにみんながなる、参加型の政治は、偉大ですし楽しいですが、政治はたぶん国民主権でありながら、国民に知られているものだけではないでしょう。
     
     
     
    どのエンターテイメントも、観客をエンターテイン(楽しませる)ためにあるんですが、
     
    政治もそうでもあり、そうでもない。
     
    ビジネスはもちろん、そうではないけど、そうでもある。
     
    いまのご時世は、たぶんそうではないけれど、....
     
    そうでもあるんかな?

     
     
     
    あともうひとつ面白かったんですが、
     
    ー  漫画家としての転機は?
     
    マッチ売りの少女が嫌いで、絶対にかわいそうな女の子が何もしないで凍死しちゃうようば漫画は描かねえ、絶対に助けてやる....助けちゃったんですよね。そしたら全く描けなくなった。漫画を描くモチベーションがなくなっちゃった。

     

     
    という部分がありまして、
     
    嫌いを正す、満足するとモチベーションが失くなるのかな、というのが興味深かったです。
     
    韓国人の場合は、嫌って憎んで恨んでマウントとって張り合って見栄張り合って喧嘩しているうちが華なのかなーって。
     
    感情エネルギーはたいそうに溢れてらっしゃる彼らです。まあ、マウントの取り合いもきりがないですから、持続可能ですかね。
     
    日本人の場合は、認めてもらいたい、喜んでもらいたい、幸せになってもらいたいっていうモチベーションの持ち方ぽいですんで、
     
    これは持続可能かなって思うのです。
     
    (いや、動画の漫画家さんは、かわいそうな女の子を凍死から救ったらモチベーションがなくなったそうですのでわかりませんが)