スイス留学派の金正恩の心境と、帰国後の基本姿勢が理解できました。
 
スイスで主体思想の本を握りしめ研究し、国家経営戦略を練り上げていたのだろうな。
 

 

 

 
 
朝鮮の海外使節団が持ち帰った知識や資料は朝鮮国内では揉み潰されてしまいました。
 
朝鮮が選んだのは、改革派の弾圧。
 
(まあ日本も攘夷派と開国派で相当揉めましたものね。どちらが優勢だったかの違いか。)
 
近代化の機会を失った朝鮮は、日本、ロシア、清に振り回され、ついには親日派が勝手に(?)日本と併合条約を結んだせいで滅びてしまいました。
 
 
が、
 
金正恩が持ち帰った知識はきちんと生かされているようです。
 
 
体制の維持のための国家戦略に。
 

 
これが金正恩がスイスで学んだ、世界の中での北朝鮮の内政のやりかたで、
これが安保。

金正恩はおそらく、現代の文明社会と戦っているんだろうな。
 
李氏朝鮮の前轍を踏まないよう、金氏朝鮮は、外交でも安保でも経済でも内政でも教育でも、滅びの要素を徹底的に排除してるんだなー。
 
スイスに後継者を送り込んだということは、世界のお金の流れを掴み、世界のお金持ちと繋がったんだろうな。
 
資金の得方を研究したんだろうな。
 
 
 
北朝鮮が目指していたのが地上の楽園、「うりぬん へんぼっけよ(私たちは幸せです)」だったように、

現代の文明社会の中での繁栄の要素も研究したはずなのに、
 
その両立は難しいのかな?

(首領様は公式的には人民の幸福を一番に考えているはずなのに。)



両立ができないのは、憎き米帝のせいかな?
 
(うまく行かなかったことはみんな日本のせいである韓国と通じるものがある。笑)