在韓米軍撤退したら?ではなく、在日米軍が撤退したら?というサーチナの記事。
在日米軍が日本から撤退したら? 「日本に対する歯止めがなくなり、別の脅威が生まれる」=中国
http://news.searchina.net/id/1686142?page=1
>「もし米軍が本当に日本から撤退したら、日本の軍事拡張に対する歯止めがなくなり、隣国にとって脅威になる」と主張。中国にとって米軍が日本に駐留していることは気持ちの良いものではないにしても、米軍が日本から撤退すれば「それはそれで中国にとって別の脅威が生まれる」可能性があると主張した。
なるほど、脅威は抑止力である。
韓国に対しては、在韓米軍の撤退を望むのに、
日本に対しては、なんと逆!
同じ中国民でも、米軍撤退に別の意見を持っているのは面白いです。
日本がこういう風に見てもらえるということは、おそらく大変に光栄なことではないかと思います。
日清、日露、大東亜に太平洋に、先人の命と誇りをかけた戦いがあってこそ、
これまでの自衛隊の活躍があってこそ、
戦火に、そして歴代級の自然災害に、耐え克服する日本国民と日本政府があってこそ、
こういう評価を頂けるのだと思います。
脅威に思っていただける。^^
(十分舐められてもいますが。)
余談ですが、
近年のアメリカの同盟国に対するパートナーシップの変化は韓国に大きな衝撃をもたらしています。
それが韓国の最近の安保方針の転換に大きな影響を与えています。
引用した中国の記事での在日米軍の役割の解釈(日本の歯止め)と同様に、
韓国でも、在日米軍は、日本軍を再編させず、日本の軍事力を抑え、侵略民族日本からアジアの平和を守るために置かれていると解釈されています。
韓国では、「韓米同盟は、日本(と北)の侵略からウリナラを守るためにある」のです。
アメリカが考える米韓同盟と、韓国が考える韓米同盟の定義が違う。
その違いはこれまでは表面化しませんでしたが、
最近如実に表れるようになりました。
韓国解釈によりますと、
アメリカが日本を軍事的パートナーと考えたり、日本以外の地域における軍事的影響力の強化を望むと、「韓米同盟」の意義が失われるのです。
アメリカが日本を安保のパートナーとするならば、韓国は必然的に、アメリカに匹敵する新たな保護者を必要とします。
加えてアメリカは、日本と韓国の仲を取り持つ義務(正しい被害者韓国の肩を持って悪の加害者日本に譲歩させること)を遂行しませんでした。
これも韓国人にとっては衝撃でした。韓国が絶対的な正義ではない、絶対的な同盟ではない、敵国日本の肩を持ったと暗に示したからです。
韓国を正義としないのなら、アメリカは韓国と基本的な価値観(道徳)を同じくしないとみなされます。
自由と正義のために世界で戦うというアメリカが、自由と正義の旗手である韓国のためにあるのでないのなら、韓国がアメリカのためになってやる必要はない。(と、たぶん思ってるだろう)
ですので韓国は、日米パートナーシップを受けて、戦略的な大転換の真っ最中です。
(どう転換されるのか)
ところで、安保は道徳ではない。正義でも、あるけどない。
パートナーシップになりますか。
青の裏親分視点では、最初は 不・・・穏便に、
例えば「靴チョコ」とか「刑法損害賠償の項目のお土産」とかで警告し、
それでほんとにわかってくれない場合は、表の親分にバトンタッチ。
見方だから警告で済んでいるようですが、敵が相手だったら突然ブチ切れてトマホークを飛ばしたり、アパッチを飛ばしたり、無人機でピンポイント空爆とかやらかしますからね。
(トランプさんはレッドにとって最悪の脅威だろうなぁ。理性とか理屈とか、どこまであってどこからないのか、ほんと見えないっぽいもの・・・・)
青の親分たちの視点は、チーム員たちは理解しておくべきですし、警告は真摯に受け止めないと怖いです。
まとめ。
脅威は抑止力である。怖がってくれてありがとう。
相手の意図を知ってパートナーになることが重要。
抜け荷抜け駆けはご法度。
双方に理解を得ながら。
脱線ついでにもうひとつ。
韓国にとってかなり衝撃だったのは、上記のようにアメリカが日本をパートナーとしたことと、もうひとつあります。
韓国の成長率が今期日本を下回ったこと!!
だって、成長率が下回ったら、10年後に日本を追い越すことが不可能であるばかりか、
差が開くことになるんですもの。
日本人よりも当然優秀で技術力も道徳力もお顔も身長も品性もすべてにおいて上であり、日本の侵略と収奪のせいで発展が遅れて現在ランキングは日本以下だがいずれ必ず日本を追い越す韓国人、という
アイデンティティに、モロに響くわけです。^^