食器を買いました (^-^)

 

 

近くのスーパーで、一つ1,000ウォン。わお、なんてお買い得!

 

でも、安っぽく見えないシンプルですっきりしたデザインでした。

 

ご飯用、お汁用4セットと、お皿2個で、合計10,000ウォン!

これなら「浪費」とは言われまい・・・

 

すごく得した気分です。

 

 

 

 結婚してから食器も買っていませんでした。

 

「陶器は割れるから出すな使うな」

 

と言うお姑さんの家事方針で、いつも(韓国食堂でよく見かけるでしょう?)ステンレスの食器を使っていたんです。

陶器の食器を出すたびに、文句を言いながら片づけろとおっしゃいます。

 

また、お舅さんは食器を買うのがお好きで、気分転換にしょっちゅう自分の食器やティーカップを買っていらっしゃるのですが、そのたびにお姑さんが、浪費だ、男がこんなものを・・・と否定的なので、わたしの場合もそういうものだと思い込んでいました。

 

 

 

ところが、先日大々的に叱られた際に、お小言の脇道で

 

「新婚夫婦が食器すら買わない。」

 

と、批判されたんです。

 

お小言の脈絡からそれますが、すかさず、

 

「買っていいんですか?」

 

と、割り込んで聞きました。

 

「年寄りがいまさら買ってどうする。お前たちが買わなくては・・・」

 

だそうです。

 

 

 

・・・・・・なるほどね。

 

 

 

陶器は割れるから出すな使うな、ステンレスでなければならないという方針は、

お姑さん自身の家事に対する姿勢であり、

「わたしの陶器を割るな」、ということであり、

ついでにお舅さんの食器好きに対する批判であり・・・

 

したがって、息子夫婦が自分たちで食器を買って使うぶんには反対はなく、

実は良い食器で侍ってくれること(韓国風の表現)を心の中では望んでいた・・・

 

と、まぁこういうことだったんですね。

5年目にして判明する真実・・・なんちゃって。

 

 

新しい陶器の食器。

 

洗い物かごに伏せた、象牙色の、つやつやの、丸々としたおしりたち。

 

主婦のささやかな喜びです。

 

 

「ご飯も美味しそうにみえるね」

 

との、お姑さんのご感想でした。