日曜スペシャル3 | 『空論城』ああしても、こうしても。

『空論城』ああしても、こうしても。

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12:00かぁ

潮の下げ止まりが14:30くらいだったかなー。

なんだか絵面がモンスターハンターみたいですね。

狙う相手は絶対襲ってこないやつばかりですけど。

 

今回は食料は米2合しか持ってきていません。

島には食材を買える場所はないので、テント泊する方は、高松で買ってくるのがいいと思います。

とはいえ、勝手知った島ですので、ここなら食料とまで言わなくても、晩飯のおかずくらいは調達できる自信があります。

 

②灯台の浜で、少し時間つぶしに散策しましたけれど、特に収穫なし。

でも、餌木とかもってきてたら面白かったかもしれないですね。

あと、この時期だと、ここからサビキを飛ばせば、ママカリが釣れたりします。

さて、ぶらぶらといきますか・・・。

荷物がないのでだいぶ楽。

とりあえず、⑤の加茂神社へ向かいますか…。

 

この島は観光資源がほとんどないんですよね・・・。

しいて言えばさきの灯台くらい。

おまけに隣には鬼ヶ島があるので、通常そっちに持ってかれるんですよね・・。

なので、涙ぐましい努力をしている。

 

ここにある理由が今ひとつわからないのですけれど。

所縁については特に書いてないんだよなぁ・・・。

そういえばこの島って、水泳で五輪銀メダリスト輩出してたよなぁ。

浜口なにがしだったかなぁ。

 

灯台までのルートは蝉取りしながらよく歩いたなぁ。

気温はそれほど上がらないので、一日中元気に鳴いてます。

 

山を抜け・・・

村を抜けて。

港で一休み。

ここからは自転車は置いて歩きます。

ハイシーズンは、自転車で走るのは憚られるんですよ・・・。

 

村上商店さんでかき氷を・・・。

ここは小さいころから健在ですね。

花火とかよく買いに来た。

いまはかき氷とか、サザエのつぼ焼きとかしか売ってないです。

ああ、場合によってはそれをおかずにする手もありそうですね。

 

余談ですけれど、お隣の女木島(鬼ヶ島)には鬼の洞窟があって、人工的に作られたっぽい洞窟なのですけれど。

それがどうやら、村上水軍の根城だったと言われおりまして。

ここから先は鵜呑みにしないでほしいのですが。

未確認情報というか、都市伝説というか、村上水軍の末裔であるとかないとか・・・。

そんな話を聞いたことがあったような・・・下手に聞くとトラブルになる可能性もあるので聞きませんでしたw

 

やっぱり歩きが島の情緒を味わえますね。

さて、これが自転車が憚られる理由です。

こんな感じなので、島の人優先で散策させてもらうってかんじで過ごすのが良いかと。

 

泳ぐ場所はいくらもあると思うのですけれど・・・。

新たに作られたみたいですね。

正確には移設でしょうかね。

まぁ、学校ですからね、あるべきものなのでしょう。

 

これは、撮ってくださいってことですよね?

学校菜園の奇妙な添え木。

しばらく休校になっていたはずなのですが・・・。

なかなか立派な学校になってますね。

 

そういえば、診療所も立派な建物になっていました。

保養施設なんかもできていて。

若い人たちも移住してきていて。

高齢者が住める島に変りつつあるようです。

依然来た時とは大きな違いです。

良い変化だと思います。

 

⑤加茂神社到着

ここでbuffを受けましょう。

 

登っていくとこれがなかなか・・・。

趣がある。

でね・・・。

神社自体はけっこうボロくってこじんまりした感じで、あまり誰もお参りしてない感じ。

でもなんだか、厳かさがある。

奥にさらに本殿がある作りで、本気で作ってるな。という感じがする。

写真に撮るのがちょっとマズいんじゃないか?と思ったので、御参りだけして降りてきました。

ちなみに、この周辺の加茂ヶ瀬戸側は尺メバルのポイントとして有名だったりします。

 

次は③のきびがすかへ向かいます。

運が良ければ浜昼顔が咲いているのが見れるかもしれない。

 

男木漁港の前を横切って・・。

この辺りは以前は海水浴場でした。

潮もたるいし、泳ぎやすくていい砂浜だったんですけどね。

 

そういえばこの島は、猫島としても実は有名です。

人を警戒しません。

あちこちに猫がいます。

昔はもう、晩飯の敵でした。

おさかな咥えたドラ猫~なんていうのが毎晩リアルで見られるので、見かけたら石を投げつけるのが常識でした。

いまやおまえらも重要な観光資源なんだなぁ。

 

 

残念、浜昼顔も月見草もありませんでした・・・。

正面に屋島が見えますね。

その名の通りの形です。

左奥は小豆島ですね。

あのてっぺんって登れるんでしょうか?

 

しかたがないです、④で潮干狩りといきますか。

あーー・・・。

あんま引いてないわ・・・・・。

そうだった・・・若潮だった。

台風来そうだったから、日程を前倒ししたんですよ・・。

まずいな・・・おかずが・・・。

やむをえまい・・・ターゲット変更。

ガンガラを拾って帰ろう。

和名はタマキビだったかな?

これがね、うまいんですよ。

味はまんまサザエですね。

サザエより繊細です。

この貝って2種類いて、サザエみたいに硬いフタのと、タニシみたいに薄いフタをもつのがいて。

硬いフタのやつが、身もほじりやすくておいしいように思います。

あんまり沢山採っても食べ飽きるのでこのくらいで。

あー、もう少し引いてくれればなぁ・・・。

アサリに届かないなぁ。

底の砂質は昔と変わっていないので、絶対いると思うんだよなぁアサリ・・・。

ぎっしりのアサリ汁したかったなぁ・・・。

 

あきらめて、⑥に移動しましょう。

潮が引いて入ればあの崖の向こうへ回り込んでいけます。

潮が満ちると帰れなくなるので気を付けましょう。

ここで、ウニを拾います。

潮が引けば割と浅いところで、バフンウニが取れます。

潮に浸かっている地磯に打ち上げられた石をひっくり返すと。

くっついていることが多いです。

いろんな地形を楽しみつつ、拾っていきます。

この時期のこの島のバフンウニは結構実が詰まっていておいしいんですよ。

コクがある割にさわやかな味わいです。

これだけでもこの島に来た価値があるというものです。

あとこの周辺は。

顎まで浸かって底を掘ると、バカガイが取れますし。

もう少し沖へ行って潜ればサザエが取れます。

まぁ、さすがにサザエは怒られそうですし、道具も軍手とナイフくらいしかないですから、この辺が限界ですね。

 

そして本日の戦果。

ガンガラ 数わかんない。

醤油とみりんと海水で、調理しつつ。

 

ウニ6個

処理していきます。

このウニは別名モクズショイと言われていて。

ちょっと目を離すと。

ゴミだらけになりやがります。

めんどくさい奴です。

でもまぁ、刺さないので許します。

ね、結構詰まってるでしょ。

あ、全然許してないですねw

これを、丁寧に掻き出して、海水で洗います。

半分で大体これ位取れます。

これねぇ、真水で洗うと何故か身が崩れるんですよ。

なので海水で洗います。

6個でこれ位取れました。

もうすぐサンセット。

 

ウニは当然うまいんですけれど。

これがうまいんですよ。

これってチープなんですけどなかなか食べられないので、存分に堪能します。

ガスストーブとかも持ってきたけど結局使わなかったなぁ。

ポケットストーブで十分でした。

しかし、ここの海はいつまで眺めてても飽きないですね。

刻一刻と潮目が変わっていく。

何気にここの瀬戸は海運の要衝なので、ひっきりなしに船が通ります。

最高の時間でした。

灯台に火が灯りましたね。

100年ここに立ってる灯台か・・・。

日が沈むまで海眺めて寝ますかね。