(Ⅰ)脳梗塞による運動障害と感覚障害
もし、自分自身や周りの人に次のような症状がみられたら、一刻も早く、ためらわずに119番通報して救急隊をよびましょう。「たいしたことなかったら恥ずかしいから、もう少し様子をみてみようかな…」などと迷っていたら、その間に手遅れになってしまう可能性があるからです。
A・左右どちらかの体が「力が入らない」「動きが鈍い」「動かせない」
B・歯を見せて笑顔をつくると、左右どちらかの口元が上がらずひきつる
C・手のひらを上に向けて‘前へならえ”をすると、左右どちらかの腕がさがる
D・左右どちらかの体が「感覚が鈍い」「しびれる」「お湯に触れると冷たく感じる、または、異常に熱く感じる」
これらの症状は、脳梗塞の代表的な症状である「運動障害」「感覚障害」「言語障害」「視覚障害」「バランス感覚の障害」のうちの運動障害と感覚障害の例をあげたもので、A~Cが運動障害、Dが感覚障害に当てはまります。
なお、Dの症状は、左右どちらかの体全体にあらわれることが多く、強さの差はあっても、指だけや足だけというように一部にあらわれたり、両手や両足というように左右の同じ部位にあらわれたりすることは一般的ではありません。
脳梗塞とは、脳の動脈が動脈硬化を起こして詰まり、そこから先の脳細胞に血液が正しく届かなくなるために、脳細胞が壊死して脳の機能が障害された状態のことです。動脈が詰まる直前には、血液が脳細胞に届いたり届かなかったりするために軽い症状が見られることが多く、その症状のことを前ぶれといいます。前ぶれは、何となく自覚してから数日間続くというものではなく、昨日は何もなかったのに今朝起きたら気付いたというように、突然あらわれて、数分から数十分程度でおさまってしまうという特徴があるため、よくなったと勘違いして放置してしまうと、本格的な脳梗塞に移行します。
脳梗塞が起こると、その付近の脳細胞が担当している体の動きに支障が生じます。例えば、運動野付近では麻痺などの運動障害があらわれ、体性感覚野付近では感覚が鈍くなったり、しびれや感覚異常を感じたりするなどの感覚障害があらわれます。また、その脳梗塞が右脳側にあれば左半身に、左脳側にあれば右半身に症状があらわれます。
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