再生可能なエネルギーの開発① | イツモ健康ブログ

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健康管理士コラム

 省エネルギーの実践と並んで大切なことが、次世代にまで続く再生可能なエネルギーの開発・実用化です。

再生可能なエネルギーの中でも、注目されているのが、「太陽光発電」風力発電」「地熱発電」「水力発電」「バイオマス」です。これらのエネルギーは、自然現象に由来することから「自然エネルギー」と呼ばれ、半永久的に利用することができます。しかし、それぞれに取り組むべき課題も残されていて、研究開発が最も盛んな分野でもあります。


晴れ太陽光発電

太陽光発電は、太陽電池を使って行います。太陽電池の本体は、シリコン半導体というもので、この部分が太陽の光を電気エネルギーに変換させます。光さえあれば、山でも草原でもどこでも電気が手に入るというわけです。また、発電時に大気汚染物質や騒音を発生させないこと、エネルギー資源が太陽の光なので、無尽蔵であることなども利点です。しかし、発電コストが高いこと、発電量が天候や日照条件に左右され不安定であることなど、今後取り組むべき課題もあります。

日本の太陽光発電の導入量は近年着実に伸びており、2008年には世界的にみるとドイツ、スペインに次いで第3位となっています。


DASH!風力発電

風力発電は、風の力によって電気エネルギーを取り出すためには「風→動力→電気」と変換する必要があります。そのために、「(風)風車がプロペラに風を受ける→(動力)発電機を回す→(電気)電気エネルギーを取り出す」という方法で発電が行われます。

風力発電の長所は、エネルギー資源が風なのでクリーンで無尽蔵なことや、ほかの発電機に比べて設備のコストが安いといったことがあります。しかし、発電量が季節や天候に左右されたり、風車の風切り音による騒音や景観への影響といった環境への問題もあります。また、日本では平地が少なく風が発電に適した地域が少ないといった事情も抱えています。

北海道や東北を中心に、ウィンドファームと呼ばれる風車を数十基設置した風力発電設備の建設が進んでいます。2008年度末には出力188万kWで世界第13位です。