【注意】 どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2022年4月17日 メンバー えだ1(嫁)と2人
ヤマビル遭遇しなかった。
<今日の一枚>
・ 根安大滝
◆ 若桜町 根安大滝 64m 評価5! ☆先出ネタ の詳細版です。
● 鳥取県若桜町根安 根安川 左俣
根安大滝 に逢ってきました。
<ジャンル>
急斜面系。
バリエーションルート系。
<ナビ設定位置(N)>
http://yahoo.jp/V2zZIW
<参考ルート>
<参考詳細ルート>
<前書き>
若桜の道の駅にある滝パネルに㉖根安の滝とあるので
2015年に行ってみた。
◆ 鳥取県若桜町 根安の滝
記事にあるように辻褄の合わない部分があり気になっていた。
若桜・山ボーイさんの情報もあり左俣を狙うことにした。
成果の無かった糸白見の滝の捜索に時間がかかったので遅い時間となりました。
危険が予想されるのでえだ1はお留守番です。
<装備>
ヘルメット、ロープ
<行程>
Nに駐車(実際は倒木があり1kmほど手前)して遡行します。
F1。
左の斜面には残雪もあります。
沢登りにするには冷たすぎますのでその左の急な斜面を登ります。
写真では一見、穏やかな斜面に見えますが登るとギリギリ、アカンやつです。
すぐ右横の涸れ谷を越えたいのですが急斜面で登らざるを得ません。
沢靴だったので後から思うと携帯しているけど
使ったことのないチェーンスパイク履けば良かった。
連瀑が下に見えてきました。
左側には立ち木が点在しており急斜面を緊張しながら
登り立ち木で気を落ち着かすことができます。
2mほど上を見ると右にトラバースできそうに見えるのですが
そこまで登ると際どく感じ、また登るということの繰り返しでした。
ブラタモリで土砂が崩れる限度が30°と言っていましたが
まさにここは急斜面30°アリジゴクのようです。
連瀑も遥か下になりました。
ここを転げ落ちると100mほど滑落になる恐れがあります。
慎重に・・慎重に・・
右の涸れ谷の黒い涸滝が見えてきました。(帰りに左岸からの写真)
滝前をトラバースできそうですがそこに行くまでが滑りそうなので大事を取って登ります。
標高700mを越えたあたりでやっと右にトラバースできました。
谷に近づくと木々を通して大滝が見えました!
お~見れないかもと思っていたので感激です。
滝の高さの中ほどになり足元の先は絶壁です。
もっとよく見えるところは無いかと右岸を降りて行きます。
すると昔に小さく崩落したような地形があり木の根や低木で降りられそうです。
(黄テープを貼っときました。)
しかし降りてみると大きな難所も無く
8mの前衛滝の前に着き大滝も見えています。
・ 大滝と8m前衛滝
緩い傾斜の前衛滝なので登れそうですが落ち口に雪渓があり
崩れるとアウト~!なので渡渉して右から登れないかと巻いてみると
いとも容易く?大滝の前に登ることができました!♪
・ 根安大滝
でかい!!
滝王国(勝手に呼んでいます^^)の若桜町で自分の知っている限り最大の滝です。
しかも幅広で気品もあります。
滝横の草は緑のクラゲの乱舞のようです^^
滝と2ショット!
滝前に立てないのもやむなしと思っていただけに大興奮でした♫
ドローンのぷちえだ2発進!
R29っぽいのも見えますね。
滝の右側の長大な流れは右俣の根安の滝と下流ですね。
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¦ 総合評価 5 (5段階評価)
¦ 高さ 64m [測] ※
¦ 片道時間 140分
¦ 危険度 5
¦ 自然度 5
きれいなイワカガミやイカリソウも多いですよ。
多少危険はあるもののあの忌まわしい黒い涸滝前にきました。
慎重に対岸に渡ればあとは立ち木が点在しているのでロープを
しゃっしゃと使ってゴボウで下降します。
ロープを設置しては回収するを5回ほどして安全に連瀑下に着きました。
ヘッドライトのお世話にはならずにえだ1の元に^^
7年越しで重要宿題を終わらせたおっさんは高揚気味に
えだ1に滝の凄さを帰路、こんこんと語りました。♪
えだ1にも連れて見せたいけど・・・
総時間250分
帰りルートのトラバースと下降ルートにロープを設置すれば
誰でも来られる滝となると思います。
連瀑右岸沢沿いにロープでも良いかもしれませんね。
※ 滝の高さを測定できたものに[測]と記入しています。
測定器 BOSCH レーザー距離計 / GLM 100C
ほな、またお逢いしましょう♪
― おしまい ―