【注意】
どの滝に逢いに行くコースも
季節、天候、水量、気の緩み等で大事に至る事もあります。
行かれる方はお気を付けて自己責任でお願いします。
◎ 2015年7月20日(月)曇り メンバー、嫁(えだ1)と2人
ヤマビル遭遇しなかった。
●鳥取県若桜町栃波 根安川
根安の滝 に逢ってきました。
<前書き>
この滝は道の駅のパネルに名前だけが載っていました。

根安の集落に行き男性2人から聞き込みをすると落葉時の
行くのには危険が伴うので止めた方が良いと言われました。
取りあえず詳細を聞いてどれほど危険か行ってみることにしました。
ネットには沢登りの方の記事があったので参考にしました。
<装備>
ヘルメット、ハーネス、ビレイ機、ロープ(最低でも30m)
<ナビ設定位置>
林道のカーブの橋の手前です。
途中に直進すると直ぐに行き止まりになるところもあるので注意です。
<行程>
そこから橋を渡らずに右の上流に向うダートを行き
300mほどの終点に駐車します。
堰堤を登ると二俣になっており右の沢はほとんど水がなく

のですが向かう先は水量の少ない右の沢です。
少し登るとこの沢は取水されていることが分かり水量が増えます。

さらに登ると一つ目の滝が見えてきました。
・F1 15m斜瀑

その滝をじか登り出来そうでしたが左岸の高巻きの方が安全と判断して
登るとこれが見た目とは違って相当な急勾配でした。

トラバースしてF1の上に行くことは危険と判断して尾根まで出ました。
またF1と根安の滝の間にも無名滝が沢山あるらしいのですが
目的の根安の滝だけに絞りました。
川側に滝が無いか降りられるかの判断をしながら
尾根のぼりをしますがまたこの尾根が急で疲れました。
対岸に別の枝沢からの滝も見えました。

尾根の勾配が緩くなった頃、沢から瀑音が聞こえてきましたので
沢の方に少し降りて覗くと滝らしき流れが見えます。
根安の滝の位置情報はなかったので一か八か降りてみることにしました。
急な斜面を懸垂下降で降りながら見える滝はまさしく目的の滝でした。

ちょうど良いところで降りました。
ラッキ~♪
・根安の滝 しなった様に見える見える段瀑です。

¦ 総合評価 3 (5段階評価)
¦ 高さ 30m
¦ 片道時間 230分
¦ 危険度 4
¦ 自然度 4
主瀑と言える上段です。

上段と緑がきれいな右岸です。

根安(ねやす)の滝は寝やすいようです。

・・・どこでも寝やすい人でした。
何とか来られて良かったですが
滝に出逢う時間対評価(時間かけていく滝であるか)
または危険対評価(危険を冒してまで行く滝か)は
低いと感じました。
またここから下界はまるで見えないので
落葉時ならこの滝が雨後に国道から見えるのだろうか。
別の滝ではないだろうかと考えてしまいます。
機会があれば国道からの滝写真を撮り検証したいと思います。
帰りは先ほどの尾根を下るのは危険なので
沢登りの方の記事では隣りの沢は
大きな滝は無いとのことでしたのでそちらに向いました。
急な斜面を下りこの沢の源流部から沢くだりをします。
1か所危険でしたのでロープを出しました。

確かに大きな滝は無かったですが
沢登りより沢くだりは怖いですね。


でも大きな危険もなくそれなりに沢下りも楽しめましたよ。
お勧めしませんが参考まで我々のルートを


ほな、またお逢いしましょう♪
― おしまい ―