昨日 の続きです。
いよいよ笑い野女子大の本番当日です。飯森ちゃんとは9時半に集合して練習しよう、と約束をしていました。私の家から新宿までは1時間以上かかります。
深夜、早朝と数時間のうちに何度かかけた目覚ましでしたが、結局5時ごろに一度起きられただけで、それも7時に目覚ましをセットしてから二度寝しました。眠かったし、何も思いついてないからです。
7時に起きると、頭痛がしました。前日のお酒のせいでしょうか、それとも台本が出来ていないからでしょうか。とりあえず、飯森ちゃんに、30分待ち合わせを遅らせてくれないか?と連絡を入れました。
8時になり、頭痛も治まったので急いで台本を書きはじめると、飯森ちゃんから「10時の方が助かる、でも大丈夫?」というような返事が来ました。
彼女は優しいので、いまだ送られてこない台本の件については触れて来ず、頭痛のことを心配してくれていました。オフィスバードを頭痛で欠場してから、頻繁に体調不良をおこし、飯森ちゃんはいつも迷惑と心配をかけています。
あまりに申し訳なく、正直に頭痛の原因が「昨日はしゃぎ過ぎただけ」だということを伝え、台本を送りました。ネタで新しい小道具を使うことにしたのでそれを作るのに時間がかかる、という旨を伝えようとしたら飯森ちゃんの方から「10時に間に合わない」と言われました。待ち合わせを10時半に変更し、支度をして家を出ました。
時間に余裕を持って家を出たはずが、心の方に余裕を持ちすぎてバスを1本目の前で逃しました。
15分ごとにしかバスは来ないので「10分遅れる」と伝えました。「私も多分そのくらいにつく」と言われましたが、今思うと飯森ちゃんは私に気を遣ってくれていたのかもしれません。
全然台本を送らなかったことも、遅刻することも責めず、ネタの出来を褒めてくれました。
最寄り駅につくと電車が10分以上遅れていました。すぐに電車には乗れましたが、何度も停車を繰り返し、どんどん遅れていくので「最悪会場で落ち合うことになるかもしれない」と連絡しました。
それから、衣装を買うのを忘れたことも伝えました。私を待っている間に飯森ちゃんが買っておいてくれると言ってくれました。この時点で、飯森ちゃんへの申し訳なさメーターは振り切れています。
新宿につき、走って待ち合わせ場所に向かうと、飯森ちゃんは超笑顔でした。
あまりに優しいので、「台本は今朝書いた」「昨日打ち上げに行ったせいで頭が痛かったのかも」「実はピンネタの道具もこれから買わなきゃいけない」旨を謝りました。
ピンでは、前々から「ネタが思いつかないから緊縛ショーをやる」とふざけていろんな人に言っていたのですが、本当に思いつかなかったので禊のつもりで緊縛をすることにしました。しかし私は縄を持っていないので、飯森ちゃんと一緒にアダルトショップに買いに行きました。アダルトショップに行くのは、バイト先をクビになって以来約2年ぶりです。あの時も9月でした。
本格的な麻縄と、扱いやすい綿ロープ、など縄にも色々あり、色んな色もあります。予算と舞台での見栄えのバランスから、赤のヴィーナスロープというのを買いました。
開場である新宿Fu-につき、楽屋に行くと、アナコンダに「ヴィーナスロープだ!これネタに使うのに欲しかったけど、どこで売ってるかわからなかったんですよね」と言われました。
化粧もせずに家を出たので、楽屋で化粧をしました。かすみんさんと話していると、大変なことを思い出しました。かすみんさんに貸すと約束していたイーゼルを家に忘れたことです。思わず土下座をしました。人生で初めて本気で土下座をしました。でも、Fu-の楽屋にはちゃんと譜面台がありました。
緊縛は1年以上前に五反田の「ミルキーウェイ」というところで1度習っただけで、自分を縛ったことはないので楽屋で何度か練習をしました。
飯森ちゃんは小道具を作ろうとしていましたが、持ってきたアルミホイルがクックパーという魚焼き用ホイルで全面にお魚のイラストが描かれていたので困っていました。
私はクックパーという響きが面白いなぁ、と思いました。
たぶん続きます。何もない日は何かあった日のことを書けばいいんですね。