職場には、とても仕事のできるアクティブな女性(以下Aさん)がいました。
ワシも奥さんも部署は違っていたのですが、
そんなことは全く関係なく、誰もが認知する社のエースでした。
当時の年齢は30歳前後だったと思いますが、
仕事一筋!といった感じのかっこいい女性でした。
面倒見の良い、姉御肌のAさんは、
ワシにもよく声をかけてくれました。
自分にも他人にも厳しい人ですから、
もちろん叱り飛ばされることもよくありましたが、
ワシは、憧れの先輩として、とても慕っていたのです。
奥さんとAさんは、あまり接点がなかったように思います。
地味で黙々と働く彼女とAさんとでは、
仕事上の必要がない限り、
近づくことすらなかったのでしょう。
ある日、Aさんを含む若手社員(奥さんはいません)で会話していると、
休日に近くで開催されるスポーツウェアのアウトレットセールが話題になり、
みんなで行ってみようかということになりました。
もちろんワシも喜んで参加したいと立候補し、
一番遠いワシが車を出して、他の先輩方をピックアップすることになったのです。
ところが、当日待ち合わせ場所にいたのはAさんだけ。
他の先輩はそれぞれの理由でドタキャンになったとのことでした。
憧れてはいたものの、Aさんを女性として意識したことがなかったワシ。
ワシのことを、まだまだ使えないが、面白そうな新入社員と見下していたAさん。
二人のショッピングは、ちょっぴりぎこちないけど、
そこそこに楽しく、そこそこ有意義に終わったのでした。
ところが・・・
通勤電車の中で、ワシが何気なくこの話を奥さんにしたことで、
事態は大きく変わったのでした。
彼女の態度が、突然、しかも明らかにそっけなくなったのです。
目が合わない…
避ける…
距離を取る…
挙げ句の果てに、こちらが全力の爽やかさで挨拶をしても、
うつむき加減にボソリと事務的な返事をして、
ぷいっと行ってしまう始末・・・。
困惑し続けた数日後、
あらゆる角度から原因を探り、
全ての可能性を慎重に検証し、
ついに、ただ一つの結論に辿り着いたのでした。
何をどう考えても、他の理由がないのです。
そう。
嫉妬であります!
ワシが休日に、Aさんと2人で過ごしたことに腹を立てている!
どきどき・・・
むらむら・・・
かぁぁぁっ!
ずっとワシの中で繰り返されていた謎、
(彼女は、ワシのことをどう思っているんだろう?)
の答えがついに手に入ったのです!
毎晩のように、ワシの妄想の中でだけ、
時には恥ずかしげに、また時には妖艶に、
あんなことやこんなこと(o^^o)をしていた彼女が、
手の届く現実の恋人として、
唐突にクローズアップ&ライティングアップされたのです!
片思いと思っていたワシの恋が、
開花の約束された蕾と分かった以上、
ワシの取るべき行動は一つでした。
さぁ、稚拙な恋物語にお付き合いいただいていた皆様。
いよいよ次回、告白シーンであります(だらだらでごめんなさい)。
よろしければ、あと1回だけお付き合いいただき、
見届けてくださいませ٩( ᐛ )و