<小説風・第3者視点>
ワシ=男、奥様=女
女は、パンティー1枚の姿で、
手拭いの目隠しをされたまま、
自分の布団の上で獣のように四つん這いになっていた。
少しの緊張と不安を抱いてはいたが、不快ではなかった。
今日は夫が何よりも楽しみにしている、2週に1度のセックスデイ。
ちょっとした論争があり、前回のそれが中3週になっていたために、
振替として、今日は先週に引き続いての2週連続。
60を超えた自分の体力や、
ほとんどなくなりかけている性欲、
それに、性交痛を感じやすい体質のため、
いつもなら、おっくうに感じるところだが、
意外にも抵抗なくこの時間を受け入れているのは、
前回”した”日から今日までの1週間、
夫が優しかったことや、
自分が今日、父のために立てた小旅行のプランが
予想以上にうまくいき、
心が軽いからだろう。
”こと”が始まる前にも、夫は、自分が長い運転で疲れているのに、
15分以上もかけて、丁寧に全身マッサージをしてくれた。
その夫が、久しぶりに目隠しプレイを望み、
Tシャツを脱いで四つん這いになるような変態チックな要求をしても、
抵抗なく従う気になれたのは、むしろ自然なことだった。
第一、
自分自身が、ぞくぞくする興奮を心地よく感じていることを、
はっきりと自覚していたのだった。
男は、幸福を噛み締めていた。
2週連続になった「する日」を、最高のものにするために、
帰宅時にコンビニに寄って、
妻の好きそうなスイーツを買って帰ったり、
寝る前に進んで、肩揉みをしてあげたりした。
昨晩、小さな口論になった時にも、
自分から折れて、仲直りを申し出ることができたのは、
やはり、この時を夢見ていたことが大きな動機となっていた。
今日日中の家族(といってもシニア3人の老家族だが)旅行だってそうだ。
土曜の日帰り旅行は、
娘である妻が父親を少しでも運動させるためにほぼ毎週立てているプランだが、
今回は、この時期大人気の季節イベントに照準を合わせていたために、
朝6時発の結構な長旅だった。
男は義父を尊敬していたし、
2世帯住宅を建てて住まわせてくれたことにも感謝していた。
だから、義父のためなら、大概のことは喜んで行うことができていた。
それでも、義父に尽くすことが、妻の好感度を上げ、
敷いては、それがポイントとして加算されて、
隔週末の性交渉が実現しやすくなるという打算がなかったかと言えば、
「絶対にあった」と言わざるを得ないのが厳然たる事実だった。
運転疲れを微塵も見せず、終始明るく振る舞った。
帰宅時刻が少し早かったために、
帰る途中でもう1箇所の観光名所に寄ることを提案したのも男の方だった。
おかげで、義父は大変満足げだったし、
必然、女もそれを心から喜んでした。
約束通り、寝室に来てくれた妻に対しても、
いきなり”こと”に入るのではなく、
心を込めて丁寧にフィジカルマッサジーをすることで、
セックスがそれほど好きではない妻の心を、
もうひとほぐしした。
そういった努力の成果として、
自分がふと思いついた、久しぶりの目隠しプレイを妻は受け入れ、
しかも、豊な乳房をゆらゆらと垂らしながら、
犬のように四つん這いになって、
こちらが仕掛けるのを待ってくれているのだ。
全てが報われた満足感と、
1週間待ち焦がれた瞬間がついにやってきたことへの期待感で
男の心中と陰茎は、はち切れんばかりになっていた。
数十秒間、
物音ひとつ立てずに、女の緊張感を高めた後、
男はそっと手を伸ばし、
女の白くてすべすべした背中を、
両手の爪で、触るか触らないかほどの繊細なタッチで刺激した。
びくん
女の全身が反応する。
続いて、ところ構わずにキス。
そして、余すとことなく拭き取るように舐め回す。
その度に、女の体は反応し、呼吸が乱れていくのを感じ、
男はさらに喜んだ。
次に、痛くならないように気をつけながら、
垂れ下がった乳房の先端を刺激する。
全体をさわさわと撫でる。
下から、鷲掴みにし、ポリ袋の中の浅漬けを馴染ませるように揉みしだく。
乳房に関して男は、下向きで自由度が最大になっているこの状態を最も好んでいた。
「あっ・・」
堪えきれずに、女は声を漏らす。
「頭を下げて体を支えたら、自分でパンティーをおろして。」
静かで優しい、それでいて、拒絶を許さない力をもった男の声に、
女は自分でも驚くほど自然に従っていた。
高々と築き上げられた大きな尻が、
まだ落ちぬ夕方の光に照らされると、
ぴんと引広げられたアナルと、
小陰唇を少しはみ出させた、大陰唇の狭間があらわになる。
女の呼吸と興奮は自ずと高まり、
男もその興奮を自分のことのように共感しがらも、
しばらくじっと見守っていた。
続く٩( ᐛ )و