私が初めて家作りに関わったのは、大学のころでした。
母の実家の近くに引っ越すため、土地を買い、家を建てる事になり、
運転免許のない母のかわりに、私は建築現場の近くにある打ち合わせプレハブに、
当時大学生だった私は、しょっちゅう通い、
外壁の色や、室内のこまごましたことを決めていったのです。
今から思うと、現場監督も、学生相手によくまあ・・・(;´Д`)。
もちろん、コーディネーターさんなんて、しゃれおつな方はいらっしゃらず、
監督が直接「ドア、この三つの色の中から決めてよ。」みたいな世界。
それを、子供の私はまるで買い物ゲームのように決めていきました。
もちろん親には一応相談はしていたものの(たぶん)
好きにさせてくれた母、すごい。
おかげで、家作りの楽しさにはまり、
その後、私はめでたく住宅内装卸の会社に就職したのでした。
そんな私でしたが、はじめに家を建てると決めたとき、
住宅情報誌をめくりながら、どんな家がいいかなぁと、数枚選んだ写真の根拠は、
「なんとなく。」
当時の私は、雑貨は好きだったものの、
家作りのビジョンが全くなかったことを思い出しました。
しかし、家作りが進むにつれ、こちらの関心も高くなり、どんどん知識が付いてきます。
そして、家作りが完成に近づくころには、
「もっとああすればよかった、こうすればよかった。゚(T^T)゚。」のオンパレード。
住まいに対する関心が、家を建てる前からもっとあれば、後悔しなくてすんだのにー。
と、大学生の私は思ったのでした。
しかし、そこはラッキーな事に、親の家。
その失敗を糧に、
その後、自分の家を建てる時、
準備に何年もかける事ができたのです。
その続きは、また後日(*'ω'*)
