照明のプランは生活のあらゆる状況を想像しながら決めていく、難易度が高い打ち合わせです。
「あのー。廊下や玄関ホールの照明を全て人感センサーにしたいんですが。」
「すっ・・すべてですか( ̄□ ̄;)!!?」
聞けば、それにはいろいろな理由がありました。
お子様がトイレに行くときに、廊下の電気が勝手についたら、怖がらずに行けるんじゃないか。
暗闇で帰ってきたときに、玄関の明かりが勝手につけばうれしい。しかも家族玄関のほうに誘導するように、あかりがついたら、みんな家族玄関から上がってくれるんじゃないか。
なるほどーっっっ。
最近は、くつを脱ぎっぱなしにしても見苦しくないように、家族が出はいりする別のスペースを設ける事が多く、それを家族玄関というのですが、なかなかそれがうまく機能していない事例もちらほら・・・。
人感センサーの明かりによって、家族を誘導したいとは、すごいアイデアです!
また、子供がこわがらずに廊下をとおってトイレにいけるように、とは、さすがお母様。
いちいち付いていかなくてもいいのも、助かりますよね。
とはいうものの、家の機能も、モノと一緒で、調べれば調べるほど、欲しい!とおもうものがあってはっと気が付けば「追加金」の嵐・・・
みたいにならないように、膨れ上がる欲望をコントロールしなければいけません。
「どうせなら今付けておいたほうが、後々後悔しないかな」なんて思いも湧いてきますが、
欲求が膨れ上がってきたら、もう一度「自分たちがどのように暮らしを求めているのか」
を明確にするとともに、余計なモノをそぎ落とす作業も時には必要です。
あと、もう一つ言いたいのは「子供はすぐに大きくなる。」ということです。
現在の幼くてかわいいお子様と暮らす新居での生活。夢が膨らみますよね。
楽しいキッズスペース、カラフルな子供部屋。めちゃ楽しいです!
でも、考えるべきは、その後成長する子供と自分たちがどのようにその家で暮らしていくか。
今、ぷりっぷりのかわいい子供は、残念なことに(?)本当にあっちゅうまに育ち、ライフスタイルがどんどん変わります。
小学校に上がれば、ダイニングで宿題や勉強をするかもしれません。
(プリントやテキスト、工作道具が恐ろしいほどに散らかります)
中学校に上がれば部活がはじまるかもしれません。
(よごれたシューズやウェア、そしてよごれたお子様も帰ってきます。カバンや荷物もリビングにどかっ!と置かれます。)
年頃になれば友達もどんどん家に呼ぶかもしれません。
(階段の位置は本当にそこでいいのか?)
自分の暮らしを俯瞰する事。家族の暮らし。未来の暮らし。
未来のイメージを膨らませる事は難しいですが、大切な作業です。
家づくりはあれこれ考えすぎて、頭がパンクしがち・・・。
キチンと思考の整理をしながら、理想の家づくりを楽しみましょう!
家づくりに迷ったときは、お気軽にご相談くださいね(*´з`)。
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