今回はこんな感じ




最初のシーン、宣孝がまひろを押し倒すシーン

まひろの「あっ」がガサツ目の「あっ」で

吉高由里子みがでたためコント化しちゃったな


うるわしき帝はしかしポンコツ


当時天変地異は帝の不徳のせいとされ、そのため譲位改元などが行われた。安倍晴明の入れ知恵で彰子を入内させるて筋書きかあ。あくまで道長悪くない、て描かなきゃいけないもんね。彰子はまじめで質実剛健。時には道長と渡り合って内政を守っていくひと。90歳くらいまで生きるのかな。孫が白河院。白河院の時代にはすでに平家が台頭しているのだから、かなりの長生き。


私は父に裏切られ帝に嫌われ息子を中宮にとられて兄に内裏を追われた。詮子、自分で人生のダイジェスト語ってくれたけどなかなかのアレやんね。









彰子、顔、ちっさ!!Tシャツ着る時絶対頭ひっかからないですね。不思議な存在感。


裳着は女の子の成人式。「裳」をつけて髪を結い、成人とした。男の子の場合は元服。これではじめて冠をつける初冠(うひこうぶり)をおこなった。

それにしても「もぎのぎ」て言いにくいね。


腰紐をむすぶのは詮子

裳着の際はこの腰紐を結ぶ腰結(こしゆい)

男性の成人式、初冠(うひこうぶり)の際は

冠をかぶせる加冠(かかん)役が選定され

親代わりとなった



彰子の入内をいやだという妻、やむなしと言う左大臣。いやあ、左大臣の一の姫、入内させないなんてそんなん逆にないでしょう。むつこの助言がなかなかにやりよるね。老人の知恵。


寝る時も烏帽子つけてるの

ビジュ的にかなりへんだよね


皇子が生まれるとわかって呪詛しましょうかて聞く時代すさまじい。マックのポテトいかがですかくらいの軽さで聞いてるし。


ご懐妊ならばその子を呪詛し奉ってくださいませ、ていうのもえぐい。ここにきて彰子の入内が帝と内裏を浄めるため、という新たな屁理屈が出てきました。

なんかおかしなことになってまいりましたよ??


まあ、この時代の感覚からしたら定子の存在て、魔女(ていうのは日本にはない感覚だけど)みたいなもんだよね。帝も左大臣を舅にしなきゃ仕方ないしね。





↑この清少納言いいな


佐々木酒造先週とえらいキャラちがう。「お考えにはならないよぉ?」の言い方よ。にくたらし。「文字」を通じて心を通わせた道長に対して、自分の「文字」を他の女に見せびらかして悦にいる宣孝。基本的な部分で心が重ならない仲だと言ってるのか。



「お前のそう言うかわいげのないところに左大臣様も嫌気が差したのではないか。わかるなあ〜」


からの、灰!!

これは『源氏物語』真木柱巻で、髭黒の北の方が玉鬘のもとに通う髭黒に灰を浴びせかけるシーンの再現。





まさかのおぶす、いとさんに恋の手ほどきをうけるまひろ。「お方様はかしこくていらっしゃるのでおっしゃることは正しいのですけれど殿様にも逃げ場を作って差し上げないと」『紫式部日記』には、「あなたさまは漢字を読む(理屈が勝つ知的な女)からこそ、幸せになれないのですよ」と侍女に言われたと書き残されてる。その場面のオマージュかな。


女に学問はいらない、ていうのはついこの前まで日本社会に根付いていた思想だ。ほんと長いよね。