今回はこんなかんじ



文字を書くことで道長と繋がったまひろは

越前の浜でおなじ過程を繰り返し、周明と出会う

これにより今後周明が

重い役割を持つことが暗喩される


それにしてもなんだ

このほのぼのした絵は


さて

越前の人たちの名乗りをあげる場面

越前源光雅

大野国勝


このひとたちの呼び名の中の役職名は

四等官制から由来する

その四等とは

守(かみ)

介(すけ)

掾(じょう)大掾と少掾

目(さかん)大目と少目

のことをいう


遠山の金さんの

「とおやま さえもんの じょう

ていうのは「遠山左衛門」となる


宇治橋商店街にある茶団子屋

「能登稲房」さんなんかは

お位いただいてるんかな



地方政治の腐敗を描く場面

まあでもそうなるだろうよね

土着のヤクザもんからしたら 

中央からきたちょいと出の貧乏貴族なんて

訳もないチョロい存在


鳥がたくさん飛んでいく場面は『枕草子』の

「(烏が寝床に帰って行こうと)飛びいそぐさへあはれなり」だった。あと鸚鵡ね。「外国の鳥だけどオウムがすてき。人の言葉を真似るんですって」ていうのも『枕草子』「鳥は」章段にある。今回は鳥関係で『枕草子』をカマしてきたな。(「鳥は異所のものなれど鸚鵡、いとあはれなり。人の言ふらむをまねぶらむよ


通訳の三国さん殺される。

え、なにいきなり地方自治体サスペンス!!







前回の清少納言にうるうるした回とは違う趣き

そしてしゃしゃるまひろ

中小企業の社長が急死したら

その嫁ががんばるパターン

すっかり垂簾政治を敷いとります。


文字でつながる道長とまひろ

仕事で送ってきたまひろの手紙に

文字でそれと気づき心ここにあらぬの道長



仕事しろよ!!


明子はそれなりに進化したっぽい

道長寝首かかれなくてよかったね

そしての押し倒し

え、そんな妖しいキャラになってんの

へー(棒読み)どこまでほんとやら


まあここはどうでもいいかな

室内の調度がきれいだな







病に臥す貴子に会いに京都に戻ってきちゃう伊周

語られるところではこの時みんな、

わかってたけど目を瞑ってやろう、的な

構えだったぽいよね

でも邪魔された 伊周帰洛が密告されるんだよね

(邪魔ていうか、

司法に照らせば正しいことなんだけど)


この時道長に伊周帰洛を密告したのが

大進生昌(だいじんなりまさ)」て呼ばれる

平生昌(たいらのなりまさ)

(大臣、じゃないよ、大進、ショボイ地位です)


帰る家のない定子は初産の時に

中宮大夫だった生昌の屋敷を

仮の御所にするしかなくて

それはそれは気の毒だった


各屋敷の門の物理的な高さ

そして門脚の数は

家格によって決まってるから


定子の身分の車は

生昌んちのちっさい門をくぐれなくて

それで清少納言たちも往生したんだけど

(仕方なく門前で車を降りて歩いた)

その時の生昌のダッサい対応の仕方や

清少納言に夜這いかけてきた様子なんかは

『枕草子』四段「大進生昌が家に」に詳しい


因果だなあ




定子が産む子は脩子内親王

生涯未婚で52歳で薨去しています


いやほんで、周明日本語しゃべるやん!

地方自治体サスペンス!!

直秀の関係者なのかな、盗賊の



やっぱここだけコントパートだったね

あとは



ちちうえ

いいからだしてんじゃん!!



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