まだ不調中です たぶん年明けまで

震える、吸入、投薬、寝る

の繰り返しだけで退屈

私絶対西野かなより震えてる



娘がバレエの舞台でメリーポピンズ を

にぎやかす周りの女の子役をするので

(メリーポピンズ はおねえさんが演じる)

映画を見てみました


1964年アメリカの映画です


チムチムチエリーて

メリーポピンズ が出典だったんですね

なんで唐突に煙突掃除の歌?て

子供の頃思ってました



あらすじかんたんにいうと舞台は1910年ロンドン

銀行家バンクス(細かいおやじ

その妻ウィニフレッド(政治運動にかぶれて家庭放棄

息子と女(あばれもの

という家族で

おやじはうるさいだけだし

おかんはかぶれて外に出ずっぱり

子供の世話は乳母に任せっぱなしです

ですが子供がなかなか手強くて

乳母はすぐに逃げ出してしまうのでした


仕方なく乳母の新規採用をします

従来型の乳母たちがたくさん応募してきたけど

強い風が吹いて乳母たちが吹き飛ばされてしまいます

その風にのって飛んできたのが

メリーポピンズ です

なんだかんだで採用されて

子供達のこころもガッチリつかみました

絵本の世界に飛び込んで冒険したりするからね




ジュリーアンドリュース若くて綺麗

古典的な美形です

ヴァンダイクて顔長いけど

帽子かぶって踊ってるの見た時

ジーンケリーかとおもった








前半はおとぎ話で面白いんだけど

後半取り付け騒ぎが辛気臭いですね

おとんの勤務先の銀行に2ペンスもって

出かけた息子

頭取に偶然であい

その2ペンスは口座にいれろと

取り上げられそうになります

(なんというおっさんだ

息子は「おかねをかえして!」と叫びます

それがトリガーになっていわゆる

取り付け騒ぎに発展


おとんは当然クビになりなんとし

重役会議に呼ばれてシメられます

ところがなぜかその場で

威圧的な態度の頭取に対して

おとんはキレちゃって

メリーポピンズ におそわった言葉

スーパーカリプラジスティック

イクスピアリドーシャス

を歌い狂います


おとんまて!

冷静に考えてめっちゃこわいぞ!!


まあおとんがこれで社会から落ちぶれても

家族に回帰する価値観の転向の話なのかなと

思いきや

ラストシーンでは許されて

おなじ銀行の重役に迎えられるから

従来の価値観からはやはり自由になれてない

お、おまっ。。。。

なんのためにキレ散らかしたんや?!


で、まあなんだかんだで

子供達にとって1番大切なのは両親

両親にとっては子供

ていうところに落ち着いたのをみて

メリーポピンズ は去っていきます

いい話風です


それにしても1964ねん

昭和34年にこの映画つくるかー

そりゃ戦争負ける訳だわあーて思いました


話の内容はともかく

演者の技術と演出、特撮技術はすばらしい


でもひとつだけ


ファンデーションの色味とリップの色味が

おかしいんだよね

あれなんでだろうか

マダムダッソーの蝋人形みたいにみえるんだよね


以上です