CC'Sの初代オーナーは

アメリカ人の詩人Cid-Corman。
詩人草野心平と交流があり、
CC'Sのフルーツケーキに捧げた詩が
飾られています。
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コールマンは京都で教職につき
2004年に亡くなっています。
CC'Sは1974年に
コールマンと妻の小西静美さんが開店。
夫妻がアメリカに戻ることになり
静美夫人の弟、重郎氏が店を受け継ぎ
重郎氏亡き後
その姉、小西幸子さんが
店を切り盛りしてらっしゃいます。
(以上は川口葉子『京都カフェ散歩』(祥伝社黄金文庫、2000年2月)より)
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和菓子のお店のよう。
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軸がオツ
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心尽くしのお花
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まわるショーケースの中には
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アメリカンサイズの
どっしりしたケーキがたくさん
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チョコレートのチーズケーキ

キャラメリゼされたココナッツと

濃厚なクリームチーズ+チョコレート。

フォークがスプーンになるほどのねっとり感。

間違いない!
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ブラックボトムパイ

上は生クリームのメレンゲ。

下(ボトム)は、もう生チョコですかこれ。

チョコそのものという味わい。

おいしいおいしいおいしい!
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メニューです。
アイスクリームは
機械がこわれてしまい
いまは作ってないそうです
 
連れてた次女をあやして
「いゃ〜色の白い子ぉかいらしぉすな
よぉ肥えて肩こりますやろ」
としばし世間話。
 
CC'Sのケーキはどれも大きくて
ひとつあたり高いのだけど
不思議にぺろり、と平らげて
そして
もうすこし食べたいな
と思ってしまう。
アメリカのケーキを研究し、
忠実に再現してるのだそうだけど
アメリカのケーキ
食べたことないからわからない
でもCC'Sがあれば十分
洛中にありながら
口の中はオールドスタイルのアメリカに
 
旧内裏の付近とはいえ
観光地からは離れた場所に
こんなに長く愛されてきたケーキ屋さん。
幸子さんには
いつまでもお元気でいらして欲しいです。
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京都アスニーの東隣。
うっかりすると見落としそうな名店です。
 
 
CC'S
京都市中京区聚楽廻西町182-3
075-801-4790
火曜定休
9時〜20時