イジメられるなんて生まれて始めての経験で少し戸惑った。
でも俺の場合は何か隠されたりとか直接何かさせたわけではない
とにかくシカト、いわいる無視される事が多かった。
時折、柔道部のやつが俺の事を皆に何か言ってるのは分かった。
それは指示だったのかも知れない・・陰口だったのかも知れない。
とりあえず嫌でしょうがなかった・・・
俺は一切柔道部の奴とは喋らなくなっていった。
当然一緒にいた1軍の奴らとも喋っていない。
2年生から3年生に上がる時クラス替えがあるかどうか分からない状態だった。
もし、ないとした場合、俺は、こいつと本気で戦わなくてはって正直思った。
俺が5組のトップになってやろうと・・・・。
それからは柔道部の奴、そして柔道部とつるんでた5組の1軍の奴らとは距離をとりつつ、
へこたれる事なく今までの小学校、中学1年の時のように普段通りクラスでも笑いをとるように、
人気者になれるようにと心掛けた。
すると俺の周りには柔道部意外の1軍の奴らが徐々に集まってきた。
柔道部の奴は、1人は辛かったんだろう・・・無言で俺の側にいた。
それから壁は当然あったが、徐々に柔道部の奴とも打ち解けようと頑張った。
ただ完全に打ち解ける事はなかった。俺が何処か拒否していた部分があったから。
もう、その時は怖いって事も思わなかった。
それからは一切イジメはなくなった。
やっぱりイジメって実際存在すんだなって、やられてみて、しみじみ感じた。
イジメも本気でやめようって思ったし、人の気持ちがその時始めて分かった気がした。
そして3年生になる前、7クラスから6クラスになるという事でクラス替えをすることになった。
心の底から喜んだ!誰よりも喜んだと思う。心の中の何かが弾け飛ぶぐらい・・・
このクラスには何の良い思い出もなかったから・・・・・。
一方・・・・サッカーはと言うと・・・・2年生の時、3年生の練習に参加出来るまでになった。
3年生のAチームの試合には出れなかったが、3年生のBチームの試合にはチョクチョク出させてもらってた。
でも俺の中学サッカー人生は2年生までがピークだったかも知れない。
3年生編でとんでもない落ちっぷりがあかるみとなる‥‥。
でも2年生の時だけはサッカーが本当に生き甲斐だった。
授業中も早く部活の時間にならないかなーって思ってたし・・・・
心から笑って話せる仲間がいたから・・・・・。
2年生の時の行事は何をやっても中途半端でダラダラダラダラ皆やってたから
行事にも何の思い出もなかったし、やった記憶すら覚えてない。
林間学校といって1泊2日だか2泊3日ぐらいの旅行があったが・・・・・
何処に誰と何をしたのかすら覚えれていないほどだ。
その点ではサッカー部には相当救われたと思う。
そして・・・全くの別世界・・・ そして受験・・・と色々と人生を変えた3年生へと進む・・・・
・・・・・・第13話へ続く・・・・・・・