今まで・・夏は、半そで、短パン、冬は、ジャージにジャンパーの俺たちが・・スーツ姿に・・・
「おいっなんだよ!この色!!」 「ピチピチじゃない?」 「ネクタイなんて初めてだよ」
と、どことなく緊張感はあったが、普段どおりの会話をしてた。
そして卒業式本番 胸にお揃いの花をさして、在校生、親たちに囲まれながら入場する。
まだ、ヘラヘラしてた。 でも段々と式のムードに飲まれていった。
校歌斉唱、校長先生の挨拶も終わり、とうとう卒業証書授与式!!
寒さと緊張からか普段の俺たちでは無かった。
「はいっ大きくなった甲子園に行きプロ野球選手になるのが僕の夢です」 とか
「はいっ私の将来の夢は、お花屋さんになることです」 とか
「はいっ自分の夢は総理大臣になることです」 なんて、でかい事いう奴もいた。 中には
「はいっ!修学旅行の枕なげが楽しかったです」 とか 「中学校では理科を頑張りたいです」
なんていう、どうした?って奴もいた。 そして・・俺は・・・
「はいっ僕の将来の夢は、お笑い芸人になって、いっぱいTVに出ることです」 だった。
サッカー選手とは言えなかった・・・。自分の実力がわかったからだ。
でも、人を笑わせる事だけは自信があった。
と、いうより笑わせる事に挫折はなかったからだ!!
卒業式では泣いてる、生徒、先生、そして親なんかもいた。
さすがに俺も思い出をたどっていたら、泣きそうになったが、キャラ的に泣いちゃいけないと思い我慢した。
そして無事に卒業式も終わり、花をもらい両サイドアーケード的なものを先生、在校生が作り
そこを卒業生が通って小学校生活が終わる。
よく怒ってたいた先生は泣きながら、俺を抱きしめてくれた。
「やめろよ!!」 と、払いのけたが、実はすごく嬉しかったし卒業なんてしたくなかった。
そして、とうとう・・・未知の世界・・・中学校へと進むのだ・・・・
・・・・・第8話へ続く・・・・・