北風原の羯鼓舞 | パッションフルーツでグリーンカーテン

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7/26(日)午後3時より、市内北風原の春日神社に於いて、羯鼓舞が奉納されました。


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千葉県指定無形文化財の雨乞い神事です。

以前は7/7に行われていましたが、現在は7月第4日曜日に実施。


午前9時、横尾の愛宕神社まで登り、五穀豊穣を祈り、

午後3時より、北風原の春日神社にて舞を奉納。

以前でしたら、西暦偶数年は9時の山登りの後、10時そのまま愛宕神社に舞の奉納でしたが、ご多聞にもれずヒルが大量発生しているため、ここ数年は奇数年と同じく午後3時の舞奉納となりました。


では、始まり始まり~。


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①まずは入門。


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獅子や童子、オカメや赤面はもちろん、氏子代表がいわゆる露払いのようなことをします。


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「わ~い、わ~い。」と言いながら、笹を高く上げ、皆が集まったことを神様にお知らせ。

この動作を三回くりかえします。


このお清めが終わった後、いよいよ本番。



②入拍子


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童子がカエルの声を表すササラを鳴らしながら踊り、雨を降らせるように三獅子が舞います。

しめ縄の前、写真の右側が横尾の愛宕神社の方向になります。



③雌獅子の舞


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雌獅子が雨を呼ぶような身振りで舞います。

この時点で、愛宕神社に近いのは童子。


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しめ縄をはさんで童子と雌獅子が反対の位置に。

雌獅子が愛宕神社に近い位置になりました。


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獅子も童子もすごいジャンプ力。



④中獅子の舞


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山を越えて来た雷の方へ行こうかやめようか.....、

迷った末に行くことを決心。


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しめ縄に近づいたり離れたりと迷っている動作の舞。



⑤雄獅子の舞


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しめ縄の前で、雄獅子が邪悪なものを追い払います。


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やはり、雌獅子と比べ力強い舞です。



⑥中獅子 弊の舞


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雄獅子が清めた場所に大弊をたて、雨が降るよう神に祈る中獅子。


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弊の前に座り込み、一心に祈りを捧げます。



⑦雄獅子 弓の舞


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しめ縄の前に置かれた弓をくぐる雄獅子。


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弓は半月を表し、弓をくぐることで月を征服したことになります。

つまり、月が雲にかくされ雨が降ってくることを表します。



⑧清の舞


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雨が降ってきたので、三獅子揃って神様へ感謝の舞。



⑨崩の舞


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花笠をかぶった童子に雌獅子がかくされます。

これは、大雨が降ってきたため、雌獅子が迷子になった様子を表します。


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その雌獅子を、中獅子と雄獅子でさがしている様子を舞で表現。

手をかざしているところが、誰かをさがしている感じでしょ。


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雌獅子をさがし出して、三獅子揃って神様への感謝を舞います。


これが北風原の羯鼓舞です。


ところで、

「北風原」って読めますか?

「ならいはら」といいます。

東日本、とくに東北地方で、北から吹く冷たい風のことを言います。

…地域によって風の方向は違うようですが.....。


そこで、鴨川市北風原地区を地図で確認したかぐや。

北は鴨川市と君津市との境。

この一帯は家も少ない山です。

つまり、北の果て。

長狭街道をつきぬけ、南は嶺岡山へ続く元名地区のあたりまで。

ということは、市境の山から吹く冷たい風が、長狭街道をまたいで元名地区のあたりまで吹き付けるってことでしょ。

まさに『北風原』だわ。


…なんて、ひとり納得するかぐやでした。

あしからず。