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岡崎のタクシー会社が県初の電気自動車導入-自動開閉ドアは同車種で日本初 

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日本初、自動開閉ドアに改造したEVと浅岡社長。「タクシーなら当然の機能。運転手の安全も考慮した」。

 岡崎のタクシー会社「岡陸タクシー」(岡崎市上六名3)が9月21日から、電気自動車(EV)によるタクシー営業運行を開始した。東海3県で初導入となるほか、「電気自動車タクシーとしては初めて自動開閉機構を取り付けた」と同社の浅岡林平社長。

 通常タクシー用車両は液化石油ガス(LPG)で走行するため、燃費の面ではハイブリッド車(HV)にも引けを取らないことから同社ではHV導入は見合わせていた。だがEVの場合、エンジンはなくリチウム電池とモーターのみで燃料を使わず、走行中は二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOX)などの排気ガスを一切出さない。燃費面だけでなくクリーンであることからも「環境重視の世相で当社にできること」として導入したという。

 社用車としてはすでに昨年2009年秋から三菱自動車の「i-MiEV(アイミーブ)」をテスト導入していた。「三菱自動車岡崎工場がある当地にとって言わば地元産の自動車。実はテスト用でなく営業車として導入する予定だった。陸運局認可の機会を様子見していた」という。

 浅岡社長は「何としても」自動開閉ドアを付けたいと、同車専用の開閉機構の取り付けで協力会社トーシンテック(丹羽郡大口町)と試行錯誤を繰り返した。乗客への利便性だけではない。「運転手が車から降りて車道側に出て、後部席側へ回りドアを開ける。その危険性を考えるとやはりタクシーには必要」との考えからだ。

 開閉機構が完成し、タクシー車両認可が下りたのが今月9月。「結果的に日本初導入ではなかったが、自動開閉機構付きのEVタクシーでは日本初になった」と説明する。

 営業運行開始初日の午前中、さっそく3件の乗車をこなしてきたという同車。現在はまだ1台だけだが、「今後は乗客の反応・反響を見ながら改良を重ね、増車も検討していく」という。「座面がやや高くお年寄りには乗りにくい」「助手席の後ろ側に取っ手があると乗り降りしやすい」などの感想も得ているという。

 同車の運行予定は当面平日の8時~19時。待機拠点は名鉄東岡崎駅と三菱自動車岡崎工場。現在充電設備は岡崎市内に、同工場と同社岡陸タクシー、岡崎市役所の3カ所。1回約7時間のフル充電で最大160キロの走行が可能だという。

 乗車料金設定は愛知県の一般小型タクシーと同じ。初乗り運賃1.5キロまで650円、加算運賃278メートルごとに80円。定員は運転手を除き3人