このレンズ、第一印象が悪かったんです。解像度が弱いような気がして。それで売ろうかなと思って手に取ったら、意外によく写るので、どうしようか迷っているという、いつものパターンです。

〈近距離〉
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というわけで、解像度が低そうなんて思ってすみませんという感じです。Auto Nikkor時代の「カリカリ」と比べての話だと思います。それに比べると線が細くなったということではないかと。

〈ボケ〉
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ボケもさほどうるさい感じではないです。かといって、現代レンズほど目立たなくもない。

〈中距離〉
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よく写っているとは思うのですが、葉っぱの色にNikkorらしさが出ているような気がします。あまり濃くは出ないという。


〈逆光〉
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フレアはマゼンタ色ですね。黒は潰れずかろうじて残っているけど、デジカメに逆光時のオプティマイザがあるので、フィルムで撮ったらどうなるんだろう。

〈遠距離〉
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どちらの写真も手前に人物がいて、パンフォーカスを狙いましたが、さすがに2枚めは近すぎたようです。無限遠はすでに逆光で狙った高層マンションで出ていることは確認済みです。

〈白黒〉
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白黒は悪くはないのですが、コントラストは少し弱めかもしれません。中間で押してくる感じ。そして、シャープネスももっと欲しい感じ。

〈総括〉
先に紹介したNew Nikkor 28mm F2.8に比べると、色はだいぶ普通ですね。鮮やかなところは鮮やか。地味なところは地味。ベストショットはカフェで撮ったラテアートかな。開放より一段絞りくらいかと思いますが、カリカリの片鱗があります。

屋外で葉っぱを写すときは、PLフィルターを使ってハイライトを押さえたほうが色が出るかもしれません。例えて言えばよもぎの葉の裏側みたいな浅い緑。でも、素直だとは思います。

というわけで、「繊細な描写で素直な発色、屋内の雑貨などは得意」とまとめましょう。