某所でNippon Kogaku時代のレンズと、現代のソニーレンズの差について、どう違うか質問がありました。
コーティングの影響がどれくらい出るのか、とも。
で、答えている人の意見をまとめると、デジタルカメラの場合、撮像素子がガラスなので内面反射の影響がシビアで、コーティングの弱いオールドレンズでは柔らかく写り、現代レンズのほうがコントラストが高く、また各種収差も改善されているので性能が圧倒的に良く、話にならないとのことでした。
幸い、ソニーのレンズもNippon Kogaku時代のレンズも持っていますので、試してみたいと思います。
さて、皆さん、どちらがオールドでどちらがニューか分かりますでしょうか。
答えは、上がニューで下がオールドでした。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSと
Nikkor-H Auto 50mm F2.0での比較です。
撮影データですが、花の方はF4.0 1/60 ISO125で
逆光バスケゴールはF8.0 1/500 ISO100です。
ここから下は、「オールドレンズを使うのは馬鹿馬鹿しい」と頭ごなしに怒ってしまう人は読まないでください。オールドレンズ推しの素人の意見です。
***
花の方ですが、ニューの方はピントが当たっていないところもよく写っていますね。これはボケが素直だということだと思います。オールドの方はピントが合っているところとボケのところの違いが大きいです。(よく見ると、ニューの方はピントが花ではなく、茎の産毛に合っていますが、ご容赦を。全体的に見てください。。)
その結果、オールドの方が被写体が浮き上がっていて、立体的でリアルな感じがします。ピントが合っているところの精彩さも、ニューには負けていないと思うのですが、どうでしょう。
「ボケが粗いからいい。そういうのを味だと言って面白がるのは馬鹿馬鹿しい」と現代レンズ推しの人は言うと思います。しかし、このボケ方がレンズによって違うのがオールドレンズの面白さで、現代レンズはそれを極力なくそうとしているので、個性がないと言えると思います。
性能は多分、ニューのほうが上なんでしょう。相場価格は10倍ですからね。
でも、どっちを使って花を撮りたいかと言われたら、オールドの方かなあ。
ちなみに現代レンズの方は、オートフォーカスだと外れることもあります。このときも花にピタリと合っているかというと微妙。花などを撮るなら、最初からマニュアルフォーカスの方がいいですね。マニュアルなら、オールドレンズのほうがヘリコイドの操作は圧倒的にしやすいです。
で、コーティングの影響が出ると言われる逆光シーンなのですがね。
コントラストが高いのはどう見てもオールドのニッコールかなあと思うんです。多分、あまりにもフレアとゴーストがはっきり出るので、カメラのほうが暗くしようとしたんだと思います。ニューの方で、オールドと同じ絞り値、シャッタースピード、ISOで撮ったとき、フレアやゴーストを押さえられているニューの場合、全体的に暗く沈んだ感じに写ったということではないかと解釈します。
ちなみにマニュアルモードでなくプログラムでやると、ニューの方はもっとシャッタースピードを遅くして、かなり白っぽく写します。カメラ側がどう判断しているのかよく分かりません。比較するために、マニュアル撮影モードで設定を同じに揃えました。
オールドレンズはこのフレアやゴーストについても、個性が大きいと思うんです。形や色なんかも。このNikkor-H Auto 50mm F2はいいですね。ニッコールのなかでもかなり好きなレンズです。
いつか、ちゃんとレビューしたいと思います。
総括です。オールドレンズのほうが、ボケとフレアやゴーストに個性が出るので、そうした個性を押さえることを、イコール性能アップとして改良を重ねてきた現代レンズの方が、没個性的です。
そういうわけで、これからもオールドレンズを使い続けたいと思います。
で、大枚はたいて現代レンズを買ったのにどうするんだと問われるかもしれませんが、これはやっぱり記録のときとかに重宝しています。ズームできっちり写る良いレンズなのです。要は、用途次第だと思います。
コーティングの影響がどれくらい出るのか、とも。
で、答えている人の意見をまとめると、デジタルカメラの場合、撮像素子がガラスなので内面反射の影響がシビアで、コーティングの弱いオールドレンズでは柔らかく写り、現代レンズのほうがコントラストが高く、また各種収差も改善されているので性能が圧倒的に良く、話にならないとのことでした。
幸い、ソニーのレンズもNippon Kogaku時代のレンズも持っていますので、試してみたいと思います。




さて、皆さん、どちらがオールドでどちらがニューか分かりますでしょうか。
答えは、上がニューで下がオールドでした。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSと
Nikkor-H Auto 50mm F2.0での比較です。
撮影データですが、花の方はF4.0 1/60 ISO125で
逆光バスケゴールはF8.0 1/500 ISO100です。
ここから下は、「オールドレンズを使うのは馬鹿馬鹿しい」と頭ごなしに怒ってしまう人は読まないでください。オールドレンズ推しの素人の意見です。
***
花の方ですが、ニューの方はピントが当たっていないところもよく写っていますね。これはボケが素直だということだと思います。オールドの方はピントが合っているところとボケのところの違いが大きいです。(よく見ると、ニューの方はピントが花ではなく、茎の産毛に合っていますが、ご容赦を。全体的に見てください。。)
その結果、オールドの方が被写体が浮き上がっていて、立体的でリアルな感じがします。ピントが合っているところの精彩さも、ニューには負けていないと思うのですが、どうでしょう。
「ボケが粗いからいい。そういうのを味だと言って面白がるのは馬鹿馬鹿しい」と現代レンズ推しの人は言うと思います。しかし、このボケ方がレンズによって違うのがオールドレンズの面白さで、現代レンズはそれを極力なくそうとしているので、個性がないと言えると思います。
性能は多分、ニューのほうが上なんでしょう。相場価格は10倍ですからね。
でも、どっちを使って花を撮りたいかと言われたら、オールドの方かなあ。
ちなみに現代レンズの方は、オートフォーカスだと外れることもあります。このときも花にピタリと合っているかというと微妙。花などを撮るなら、最初からマニュアルフォーカスの方がいいですね。マニュアルなら、オールドレンズのほうがヘリコイドの操作は圧倒的にしやすいです。
で、コーティングの影響が出ると言われる逆光シーンなのですがね。
コントラストが高いのはどう見てもオールドのニッコールかなあと思うんです。多分、あまりにもフレアとゴーストがはっきり出るので、カメラのほうが暗くしようとしたんだと思います。ニューの方で、オールドと同じ絞り値、シャッタースピード、ISOで撮ったとき、フレアやゴーストを押さえられているニューの場合、全体的に暗く沈んだ感じに写ったということではないかと解釈します。
ちなみにマニュアルモードでなくプログラムでやると、ニューの方はもっとシャッタースピードを遅くして、かなり白っぽく写します。カメラ側がどう判断しているのかよく分かりません。比較するために、マニュアル撮影モードで設定を同じに揃えました。
オールドレンズはこのフレアやゴーストについても、個性が大きいと思うんです。形や色なんかも。このNikkor-H Auto 50mm F2はいいですね。ニッコールのなかでもかなり好きなレンズです。
いつか、ちゃんとレビューしたいと思います。
総括です。オールドレンズのほうが、ボケとフレアやゴーストに個性が出るので、そうした個性を押さえることを、イコール性能アップとして改良を重ねてきた現代レンズの方が、没個性的です。
そういうわけで、これからもオールドレンズを使い続けたいと思います。
で、大枚はたいて現代レンズを買ったのにどうするんだと問われるかもしれませんが、これはやっぱり記録のときとかに重宝しています。ズームできっちり写る良いレンズなのです。要は、用途次第だと思います。