前回、ビオターのロシアコピーのヘリオスを取り上げました。そうしたら、やっぱりオリジナルをレビューせずにはいられません。

<遠景>
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はじめにお断りしなければならないのは、どうやら私が持っているレンズ個体は微妙に無限遠が出ていないらしいということです。開放だと遠いところは明らかに合焦しません。このような線路が被写体だとよく分かります。奥の方は少しぼんやり。

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これも拡大すると分かるのですが、ビルはもう少し精彩に写ってもいいはずです。のっけから、ネガティブなレビューですが、これからだんだん良くなっていきますよ(笑)。それでもこの写真、色の深さなどは流石ですよね。

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無限遠が出ていない時はこういう被写体がいいんだということを学びました。でも、いずれ分解して、無限遠を出したいです。

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鮮やかな青と赤です。こういうのを見ると、ツァイスっぽいなと思います。

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まあ、枝がここまできちんと写っていれば良いとも言えます。それよりも色が良くないですか。

<近距離>
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どうでしょう。猫2連発。細かく写っているの分かるかと思います。猫を撮るのには、このレンズが一番いいような気がします。これだけ細かく写るレンズだからこそ、無限遠が出たら、風景なども相当なものだと想像してしまうのです。

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蜂にちゃんとピントが合っているのか少し心もとないのですが、これでも何枚か撮った中のベストです。ボケの滑らかさをご覧ください。開放は流石に難易度が高いので、一段絞りです。

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よく見ると穂先が七色に。これはこのレンズだからこそ出たんじゃないかと思います。次回の日記で逆光の時のフレアを見てもらえれば分かると思います。

ここまでを見て、おわかりになるかと思いますが、光りに包まれると、黄色と赤の成分がほんのりノスタルジックに発光する。前回紹介したヘリオスは「淡い発色で赤だけ鮮やか」でしたね。ビオターは「順光では青も赤もきっちり発色、光りに包まれると、黄色と赤がじわっと出てくる」といえるかと思います。

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左上に夕日、右下にフレアで逆光シーンですが、最短距離で狙ったものなので、こちらに掲載。やはり黄色が燃え上がるように出ています。といっても、どぎつい発色ではない。黄金と呼ぶのにふさわしい。

次回は、逆光とボケを見ます。