標準的な全自動洗濯機の、洗濯槽の容量は約50リットル、1度の洗濯で1回の「洗い」と2回の「ためすすぎ」を行うと、合計で3槽分、150リットルの水を使います。

洗濯1回で150リットルの水を使います
近年、洗濯槽の大容量化が進んできて、6kg以上の大容量機種の所持率が60%を越えたとの調査もあります。
洗濯槽の大容量化に伴い、数日分の洗濯物をまとめて洗うことも可能になっっていますが、洗濯頻度にはそれほど変化がないのが実態だそうです。理由は、洗濯 物をためることに抵抗を感じること、まとめ洗いするとかえって干し場に困るなどの他、容量に余裕があるだけに、ついそれほど汚れていないものも「ついで洗い」してしまうことにつながっているとも指摘されています。


過度の清潔志向が指摘される近年、洗濯槽の大容量化も増長しているともいえます。
洗う回数が増えればそれだけ布地も痛むし、必要以上の洗剤や水の使用は環境への影響も大きいことが指摘されます。
使ったら洗うといった洗濯習慣など、洗濯のあり方について、少し考え直してみませんか?
浴槽の容積は約200リットル。毎日お風呂のお湯を張り替えれば、年間の使用量は約73,000リットルになります。
この分の水を有効活用すれば、水道料金が1,400円/10m3とすると、年間で10,220円分の水が節約できる計算です。

残り湯を上手に使って倹約を
東京都水道局によると、1人1日当りの水使用量は平成18年度の実態調査で241リットル。そのうち風呂が占める割合は、24%とも試算されています。それだけ使う風呂の水、有効活用を考えたいですね。
お風呂のお湯、うっかり沸かしすぎで、熱すぎる!!
で、適温にするため1分間蛇口を開け放しにしておくと、約12リットルの水が流れます。

ちょうどいい温度のお風呂に入る


東京都水道局によると、平成10年度実績で1人1日当りの家庭の水使用量は249リットル。うち、26%の約65リットルが風呂水に使われているそうです。

ガソリンや軽油などの石油燃料に替えて、さまざまな燃料を利用する自動車が、排気ガスやCO2排出の低減等の観点から注目を集めています。
環境省、経済産業省、及び国土交通省は、低公害車の開発・普及を推進するため、「低公害車開発普及アクションプラン」を協力して策定しています。このプランでは、2010年までに1,000万台以上の低公害車の普及等の目標達成に向けて、各種施策を推進することとしています。

このプランで対象としている「低公害車」とは、天然ガス自動車(CNG自動車)、電気自動車、ハイブリッド自動車、メタノール自動車 といった従来から対象とされてきた4種類に加えて、
低燃費かつ低排出ガス認定車(*1)が含まれています。さらに、燃料電池自動車等の次世代低公害車も、異なる目標のもとで対象とされています。

低公害車の例:電気自動車、圧縮天然ガス自動車(CNG自動車)、メタノール自動車、ハイブリッド自動車
電気自動車 バッテリーからの電気でモーターを動かして走ります。走行時は排ガスを一切出さず、音も静かです。
天然ガス自動車 ガソリンの替わりに天然ガスを燃料にして走ります。有害物質や二酸化炭素の排出量が少なくなります。
メタノール自動車 ガソリンの替わりにメタノールを燃料にして走ります。有害物質や二酸化炭素の排出量を少なくします。
ハイブリッド自動車 ガソリンエンジンと電動モーターの二つの動力を効率良く切りかえて走ります。燃費が良いためガソリンの使用量を減らし、二酸化炭素の排出量を少なくします。

これら4車種のうち、電気自動車は走行時に全く排ガスを出さないものです。その他の3車種は、普通のガソリン車に比べてNOxやCO2の排出が少なく、環境負荷の小さいことが特徴です。 特にハイブリッド自動車は、燃料に通常と同じガソリンを使うこと、自動車メーカーが量販モデルを投入したことなどにより、最も普及が進んでいます。 ハイブリッド自動車以外の車種の場合、燃料や電気を補給する新たなインフラ施設が必要となり、普及にはある程度の時間がかかるとされています。また、コストや航続距離、馬力等の面でも課題が残されています。




便利な生活を支える自動車。
低公害・低燃費の車を選んだり、エコドライブに努めたりするのもちろんですが、廃車の際に解体するときも、環境に配慮して、役目を終えさせてやりたいものです。

家族もクルマも笑顔でお別れ
もともと、使用済みの自動車は、中古部品や金属回収としての価値が高く、国内の自動車解体業者などによって、重量ベースで約80%がリサイクルされてきま した。ところが近年は、破砕残さとしてのシュレッダーダストの埋立処分に関する処分費の高騰や鉄スクラップの価格暴落に伴う逆有償化現象などによって、全 国で不法投棄が多発して、大きな社会問題となりました。
また、カーエアコンに使われているフロン類の回収・破壊や、エアバッグ類の適正処理など、使用済み自動車の適正なリサイクルが求められるようになりました。
自動車の燃費効率やCO2排出量などの環境影響は、運転技術や工夫もさることながら、そもそもどんな車に乗るのかというところで大きく左右されることになります。
「新エネルギーデータ集(平成12年版)」によると、ハイブリッド車はガソリン車に比べてCO2の排出量が約2割も削減できるそうです。


ハイブリッド車のCO2排出量はガソリン車より少ない

国では、低公害車の普及促進の一環として、低燃費や低排出ガスのクルマに対して税的な優遇処置を設けるなど後押しをしています。一方、逆にSPMなど大気 汚染物質の排気が多いディーゼル車などで、登録年によって自動車税を重くするなどの処置も取られるようになってきています。



国土交通省では、自動車別の燃費効率や排ガス削減率などが一覧できるホームページを公開しています。
このページでは、排ガス削減比率の基準に応じて1~3つの星印認定も表示されています。
低公害車等の導入に際しては、自動車税の軽減措置(自動車税のグリーン化)や、自動車所得税の軽減措置など、税制上の優遇措置制度が適応されます。つまり、環境への対応を考えて購入するクルマを選ぶと、税が軽減されるようになっているのです。
こうした制度もうまく利用しながら、あなたの乗るクルマを選んでみてはいかがでしょうか?

もちろん、購入を考えていない人でも試乗会や旅先のレンタカーで低公害車を選んで乗ってみるのもよいのでは?
クルマに乗るときには、効率のいい乗り方を工夫したいですね。
努力と工夫次第で、思った以上に大きな差が生まれることがわかっています。


アイドリング中もガソリンを消費している

ポイントはいくつかあります:
  • アイドリングストップの効果
     (社)日本自動車連盟(JAF)のテストによると、同じ条件の車・運転で120km走行したときに、アイドリングストップを実施するかしないかで約800ccのガソリン消費に差が出たとの結果が出ています。
     国土交通省の資料では、10分間のアイドリングによって、乗用車の場合140ccのガソリン燃料が、大型ディーゼル車では最大300ccの燃料が無駄になると紹介しています。
  • タイヤの空気圧と燃費
     (社)日本自動車連盟(JAF)のテストでは、タイヤの空気圧を指定圧より0.5kgf/cm2低くして走行した場合、燃費が4~8%悪化、特に下り坂で約8%の悪化との結果が公表されています。
     また、平成12年4月に日本自動車タイヤ協会の実施したタイヤ点検調査では、乗用車の約2割が整備不良で、うち63%が空気圧不足と報告しているとのことです。
  • 経済速度による運行
     一般道では40km/hr、高速道路では80km/hr程度での走行が経済的。ディーゼル貨物車が高速道路で80km/hrから100km/hrに速度をあげて走行した場合、燃費が約30%悪化するとの例もあります。
  • 不要な荷物を積まない
     乗用車で不要な荷物10kgを降ろせば、ガソリン20cc分の節約になるとの報告も。
  • 空ぶかしや急発進・急ブレーキの抑制
こうした運転技術等以外にも、渋滞解消に寄与する違法駐車等などの回避や、相乗りや公共交通機関の利用を進めるなどの取り組みも有効な手段となります。

<データ出典>
・「燃料消費効率向上のための『エコドライブ10のおすすめ』」、国土交通省
・「ユーザーテスト」、(社)日本自動車連盟
 (社)日本自動車連盟(JAF)では、走行条件等の違いが実際のどの程度の効果や影響を生み出すのか等について、実際に走行調査を実施してその結果を公開している。
 アイドリングストップの効果についての調査では、排気量1500ccの同条件の車2台で120kmを走行して、一方は意識的にアイドリングストップを行 い、もう一方は全くしないケースで比較。共にガソリン流量計を取り付けて1cc単位のガソリン消費量を計測した。渋滞している市街地の通過(平均速度 18km/hr)でアイドリングストップ33回、243ccの節約;踏み切りで電車の通過待ち、3分間で47ccの節約;など区間ごとの走行条件とそれに よる燃料消費量の比較を行い、最終的な燃料消費の差は796ccとなったと公表している。
 空気圧テストでも同様の条件で、適正空気圧車と0.5kgf/cm2の低空気圧車で一般道、高速道路、上り坂、下り坂の合計約150kmコースの走行調査によって比較している。

家庭の消費電力量で、もっとも多くを占めるエアコン。その使い方が省エネ対策の最大のポイントです。

設定温度を適正温度にすれば、エネルギー削減につながるのはわかります。では、その効果は実際にどれくらいあるのでしょうか?


カーテンや天井付近の空気を循環させて暖房効率を上げる



  • 外気温31℃のときに、6畳クラスのエアコン(能力2.2kW)の設定温度を27℃から28℃に変えたときの省エネ効果は年間で30.24Whr/h
  • 外気温6℃のときに、同機種のエアコンの設定温度を21℃から20℃に下げると、その省エネ効果は年間で53.08Whr/h
とのこと。年間で合わせて83.3kWh分が節約できると試算しています。
これは、冷暖房時の消費電力量を約400Whrと見積もると、約9%分の省エネルギーになるわけです。


冷暖房するときには、いろんな工夫が楽しめます。ちょっとした工夫で、大きな効果を得られます。
  • エアコンやファンヒーターのフィルターが詰ると効率は約10%も落ちます。掃除は2週間に一度が目安(カタログを確認してください)。
  • 暖かい空気は上に逃げていきます。特に冬場はせっかく暖めた空気が天井近くにたまりがち。うちわや扇風機で、空気を循環させるとまんべんなく暖まります。
  • 窓は熱の逃げ道です。カーテンやブラインドを使って冷気や熱を逃がさないように。
  • 夏の西日対策には、すだれやつる性植物を這わせるのも。見た目も涼しげですよね。
  • ホッとカーペットやコタツ敷きの下に敷いて熱効率を高めるアルミシートや断熱マット、カーテンの裏に取り付ける保温カーテンなど便利な小道具も増えています。
  • 冬の暖房には、電気カーペットなど足元を暖める暖房器具との併用を。上手に使って、エネルギーセービングで快適な暮らし。
おうちで使っている洗濯機の容量、わかりますか?
容量分の洗濯物ってイメージできますか?
適正容量で洗うと、電気も水も節約できます。
容量の80%で洗うと、50%で洗ったときに比べて、洗濯物1kg当たり消費電力量で約17%、水量は約23%節約できるとの試算もあります。これは大きな差ですよね!
洗濯は適切な分量で

洗濯容量の目安は、洗濯機のカタログなどにも紹介されています。
 ・綿製のバスタオル1枚当たり300g、
 ・ワイシャツは混紡のものが1枚当たり100g、
 ・綿のタオルが70g、
 ・ジーンズ1本600g(綿製)、
 ・混紡のブラウスは200g、
 ・靴下1足当たり50g(混紡)、
 ・シーツ1枚500g(綿)
 などが標準的な値として紹介されています。

これらのデータを参考に、適正な洗濯容量を気にしてみてはいかがでしょう?
冷蔵庫は、庫内を冷やすために吸収した分と、運転に要する消費電力分の合計に相当する熱を庫外(部屋の中)に放熱しています。冷蔵庫の壁面を触ってみると少し熱くなっているのがわかりますね。
ですから、周りに隙間がないと、熱効率が悪化して消費電力が増加します。
後ろ側の余裕が10cm未満だと約15%、側面の余裕が2cm未満では約20%、上面に物を乗せた場合に約10%も消費電力が増加するとの試算もあります(機種によって異なります)。

みんなで守ろう地球環境


冷蔵庫は家の中で24時間、365日間電力を消費し続けています。風通しをよくし、直射日光を避けたり放熱体(暖房の風なども)を近く置かないなど、置き方を工夫するだけで、その後は何もしなくても効率のよい使い方ができるんです。


<補足解説>
・電気冷蔵庫は、庫内の温度変化に応じて、モーターの稼動を調整して、温度を下げるようになっています。
 ドアを開けたときに外気温の影響で庫内の温度が上がったり、外気温そのものが高くなって冷気が壁面を伝って逃げるなど、庫内の温度条件が上がるとモーターが稼動します。その分電力消費量が大きくなるわけです。
 外気温が25℃のときにモーター稼働率50%だったものが、30℃では75%に上がったとの測定結果もあります。