政府は20日夜、首相官邸で地球温暖化問題に関する閣僚委員会を開き、日本の温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減する中期目標を決め た。鳩山由紀夫首相は米ニューヨークで22日に開かれる国連気候変動に関する首脳会合で、こうした日本の方針を表明し、各国に積極的な取り組みを呼び掛け る。
 閣僚委員会には首相のほか、菅直人国家戦略担当相、小沢鋭仁環境相ら関係8閣僚が出席し、首脳会合で「強いメッセージを発していく」ことで一致。民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた90年比での「25%削減」を政府目標と位置付けることを確認した。
 首相は「25%削減」を掲げるに当たり、米国や中国、インドなど主要排出国が応分の削減義務を負うことを前提としている。首相は閣僚委員会で「世界の国々が一緒に参画していくことが一番大事だ。そのことを含め力強く貢献していこう」と述べた。 
 平野博文官房長官は閣僚委員会後、中期目標について「マニフェストに書いている。このことを目標として日本もリーダーシップを取っていくことに変わりはない」と記者団に強調した。
電池の生産量、2007年の統計では、使いきりの一次電池が約40億8千万個、充電できる二次電池は約16億5千万個あります。
ものすごい量の電池が毎年作られているんですね。

 


充電式電池
 

電池は、かつて水銀を含むものがつくられ、人体への毒性が危惧され国内メーカーでは平成7年に水銀ゼロ化を実現しています。
しかし、それ以前に製造されたものや輸入電池に含まれる水銀が依然出回っていることもあり、自治体によっては有害ごみなどとして回収・処分しているところもあります。

 


さまざまな製品に使われている電池。
携帯電話などでは当たり前の「充電式電池」ですが、乾電池を使う製品でも充電式の電池に切り替えることもできます。試してみませんか?
日本のレジ袋の使用量は、年間約38万トンと推計されています。これは、日本全国で約470億枚、国民1人あたりでは年間390枚使っていることになります。つまり、1人1日1枚ほど使っている計算です。

レジ袋をいくつもぶら下げている人と、ブランドものの買い物袋を下げて颯爽と歩く人
 

2007年に改正された容器包装リサイクル法において、スーパー・コンビニなど小売業者に対して、レジ袋等の削減対策の実施が義務づけられました。
これを受けて、全国各地でさまざまな取り組みが進められています。行政・事業者間の自主協定によるレジ袋の有料化、レジ袋の辞退者への割引サービスエコバックの配布などが実施されています。

自主協定による取り組みは、平成19年に京都市で始められました。「京都市方式」と呼ばれ、名古屋市や仙台市など全国に広まっています。
また、町田市は「レジ袋ゼロの社会」を目指し、市民団体・事業者と連携し、有料・無料を問わずレジ袋廃止実験が実施されました。
生ごみの始末、あなたはどうしていますか?

 


生ごみ処理機でできた肥料をガーデニングの肥料として利用
ごみ処理の基本は、まずは排出抑制、次いで製品や原材料への再利用、そして焼却等による熱利用、最後に再利用できないものを衛生・安全に処理することです。
生ごみの場合、ライフスタイル等による食べ残しや売り残しを減らす取り組みがまずは大切となりますが、一方でどうしても出てくる調理屑などの生ごみもあります。循環型社会の形成に向けて、また農業への有機質肥料の確保などの視点から、生ごみ等のリサイクルを進めていくことが期待されています。

 


自宅の庭や畑の隅に穴を掘って、生ごみと乾いた土や枯れ葉などをサンドイッチしながら数ヶ月かけて分解、堆肥化する方法から、ミミズの力を借りて生ごみを 処理しながら生命の循環まで学べてしまうという「みみずコンポスト」や、電気式の生ごみ処理機、あるいは地域ぐるみで取り組む集合処理型のものなど。

いろいろな方法で取り組む人たちが大勢います。あなたもはじめてみませんか?

日本の食料自給率は、平成19年度の推計でわずか40%でしかありません。
平成17年度に日本の家庭から捨てられた食品ごみの量は、約1100万トン(さらに事業者等からの廃棄分を合わせると、約1900万トンにも!)

これに対して、国内および海外から調達している農林水産物の量は、年間で約900万トンにのぼります。


海外から船で食糧を運んできては、それをごみ箱に捨てている日本の実情...

わざわざ輸入してきていながら、それと同等以上の食料を大量に捨てているのが日本という国の実情です。

一方で農家が苦労して作物を育てたり、漁師が一生懸命魚介類をとっている、その一方でそれに見合う分の食料を捨てているという生活を、今の私たち日本人は送っているわけです。


こんな生活を送っていて、それで本当にいいんでしょうか?

あなたが何気なく捨てている服、でも、日本全国では、年間約100万トンが捨てられると推計されています。一人あたりにすると、年間約9kgの服を捨てていることになります。 捨てられた服のうち、リサイクルされるのは5~10%程度と推測されており、そのほとんどが焼却されたり、埋め立てられています。

「SALE」の文字が踊る店の前を見向きもせずに足早に歩き去る人物の絵
回収された古着は、服として着れるものをアジアに輸出(約45%)、工場などで機械の油汚れを拭き取る「ウエス」にされるものが2割弱、機械でほぐして繊 維に再生し、軍手やフェルトにされる「反毛材料」にされるものが2割強、残りの2割が使い切れずに廃棄されています(平成12年度現在)。


流行に振り回されるのはもう卒業、自分のよさを引き出すために着るのが衣服の新しい豊かさでは。流行だからといって、安易に新しい服を買っては、古い服を捨ててませんか?
洗車の時も、合い言葉は「1分間で12リットル」。こまめに閉めて、きびきび洗車。
ホースで流し洗いすると240リットルも使っちゃう
平均的な4人家族の1日の水の使い方に関する調査(東京都水道局調べ)によると、洗車に240リットル(24%)使っているそうです。
ホースで流し洗いしていると考えると、約20分流し放しにしている計算です。
これを、バケツに汲んだ水で洗車すれば、約30リットルほどで済むため、210リットルもの節約ができるとしています。
ふだん洗車するときに、あなたはどうしていますか?

近頃は、雨水をためて、庭木の水やりやマイカーの洗車に使っている人もいるそうです。
雨水の活用って、ご存知でしたか?

食事の後片付けで、食器を洗っている時間は何分ですか?
ここでも、キーワードは「1分間で12リットル」。食器洗いで10分間水を流し放しにすると120リットルを使うことになります。ため洗いをすれば、だいたい20リットルで間に合います。

流しっぱなしとため洗いで約100リットルの差

この差は大きいですよね!
油でギトギトに汚れたお皿、あなたはどうしてますか?

油汚れを拭き取ってから洗う
油で汚れた食器をいきなり洗うと、汚れ落ちが悪いだけでなく、油の混ざった排水が下水などに流れていきます。
河川や海の水質汚濁は、公共下水道の整備等によって大きく影響を受け、普及に伴って改善してきていますが、現在は原因の7~8割を家庭排水が占めています。
大阪府によると、府域の水質汚濁の総負荷量(BOD)は、昭和45(1970)年に537t/日で、生活排水が39.7%、産業排水が58.6%を占めて いました。これが、平成6(1994)年には総負荷量(BOD)139t/日と改善しましたが、内訳では家庭排水が79.2%、産業排水が17.9%と なっています。


暮らしの中で出る汚れは、どのくらいの影響を与えているのでしょうか?
大阪府の公開している「環境技術情報」では、
しょう油1さじ(15ml、BOD値約150,000mg/l)を魚の住める水質(5mg/l以下)にするには、風呂桶(200リットル)2.25杯分の水で薄める必要がある、
などのデータを紹介しています。 ただ、油汚れを拭き取った後の処理をどうするかということも同時に考えておく必要がありますね。
紙で拭き取ってそれを捨てれば、ごみの問題も発生します。トータルな環境負荷を考えると、紙の使い方などによっては、拭き取る方がよいとは一概にいえないかもしれません。あなたはどう考えますか?