くらしき不洗観音寺客殿の茅葺屋根差し葺き工事 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

倉敷市中帯江にあるところの

 

くらしき不洗観音寺(あらわずかんのんじ)

 

 

真言宗高野山派のお寺ですが

 

犬の日のお参りなど

 

安産寺

 

として有名なお寺です。

 

 

令和5(2023)年から

 

岡山県都窪郡早島町にあるところの

 

明石屋根工事有限会社様により

 

不洗観音寺客殿(きゃくでん)の茅葺(かやぶき)屋根の差(さ)し葺(ぶ)き工事

 

が実施されていまして

 

 

この工事費捻出のためのクラウドファンディング寄付をしていたことから

 

工事風景を公開するための見学会に招待されたため

 

カメラ片手に現地へ訪問しました。

 

 

温暖な気候である岡山県地域では、茅(かや)ではなく葦(あし・よし)葺きとなりますから

 

工事現場には、沢山の屋根材となる葦の束がありました。

 

エコノミライ研究所としましては

 

そのときの模様を「ゆっくり・じっくり」とレポートしたいと思いましたので

 

 

景光山くらしき不洗観音寺様、並びに

 

明石屋根工事有限会社様、に対しまして

 

現場の撮影と説明を受けた様子などを記事として公開する旨を打診させて戴きましたところ

 

両者から、ご快諾頂きました。

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

現場説明担当者様によりますと

 

日本国内での茅葺屋根の物件は相当、減少していることから

 

茅葺屋根施工業者数も減少

 

岡山県内では、明石屋根工事㈲様だけの状況とのこと。

 

 

しかも、この度の不洗観音寺様の現場で用いる屋根材の葦は、

 

何と!北は青森県の五所川原市で採れた葦なのだそうです。

 

 

<ひと>も<もの>も不足している世界

 

このままでは、消滅しかねません。

 

 

茅葺屋根という伝統ある世界の「ミライ」を守るため

 

何ができるのか、考えはじめました。

 

そのような<想い>を抱きながら、記事作成に着手する所存です。

 

執筆出来次第、公開しますので、どうぞお楽しみに!

 

 

本日も善い木曜日でありますことを。

 

いっておかえり