いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠に有難うございます。
エコノミライ研究所では
クルマの歴史
へのクローズアップに対しても注力していますので、
従来型内燃機関エンジン推進車両
への知識習得と理解を深めることも、大変重要なミッションだと考えています。
PORSCHE_930_TURBO_1977
TOYOTA_KE72_VAN_MARSHAL_1983
TOYOTA SPRINTER TRUENO AE86 1985
TOYOTA_COROLLA_LEVIN_AE86_1985
MAZDA_COSMO_SPORT_1970
そこで
エコノミライ研究所では
兼ねてより、地元岡山県内で約10年も継続中の
ベッキオバンビーノ
の紹介をさせて戴いています。
ベッキオバンビーノ2022年春バージョンのコースは、
岡山市のプラザホテル前駐車場をスタート地点に
赤磐市エリアまで東進、そこから津山エリアへ北上して
院庄ICより中国自動車道、落合JCTから米子自動車道を経て蒜山エリアまで行き、
新庄村から国道181号線で新見エリアまで南下し、
180号線にて高梁市エリアを南下して
賀陽ICにて岡山自動車道、岡山JCTから山陽自動車道、
倉敷JCTから山陽自動車道早島支線、早島ICから瀬戸中央自動車道で児島ICを降り
1泊目の宿泊地、瀬戸内児島ホテル前駐車場でゴール
という内容でした。
(公式HPCOURSE&SCHEDULE | Vecchio Bambino | Charity Classic Car Rally参照)
「開催趣旨
大会名称のVecchio Bambino (ベッキオ・バンビーノ)とは、
イタリア語で子どもの心を持ち続ける大人・永遠の少年を意味します。
岡山県内各地を舞台とした日本最大規模のクラシックカーラリー。訪れる地域の方との観光交流と賑わいの創出、震災復興支援・交通事故遺児の就学支援を目的としたイベントとして開催9年目の秋を迎えます。全国各地から集った参加者が訪れる岡山県内の各地域の皆さんとの触れ合いの中で双方が心から楽しんでいただける心のこもった観光交流イベントとなり、大人たちがルールを守り力いっぱい遊ぶ姿が子どもたちのお手本となるように努力してまいります。
イベントを通じ、テレビ・新聞・インターネット・自動車雑誌などのメディアを用いた地域観光資源情報発信イベントとして訪れる地域の皆様のお役にたてるよう、また例年通り積極的なチャリティ活動を綿密な計画のもと運営を行っております。」
(公式HP「開催概要」開催概要 | Vecchio Bambino | Charity Classic Car Rallyより)
また、一夜明けた
大会2日目のコースは
宿泊地瀬戸内児島ホテルのお隣り
鷲羽山ハイランドから
倉敷美観地区まで移動
玉島ハーバーアイランドから旧玉島市街中心地を抜けて
岡山県民には御馴染みの海水浴場である沙美海岸から
「生きている化石」カブトガニで有名な笠岡はカブトガニ博物館まで到達しますと
笠岡市街地を抜けて北上
宿場町として有名な矢掛町へ向かい
完成したばかりの道の駅「山陽道かやげ宿」と
矢掛本陣のある旧道を道中最後のチェックポイントとして
一気にグランドスタート地点である岡山プラザホテルまで戻る
という行程でありました。
先回シリーズと同様
参加車両の1台ごとに撮影成功していた車両とゼッケン番号を照合して紹介する予定です。
(公式HPENTRY LIST | Vecchio Bambino | Charity Classic Car Rally参照)
「自動車王国岡山」
と呼ばれるに相応しいイベントである
ベッキオバンビーノの模様を一人でも多くの<ひと>に知って頂くため、
地域住民の一人として、できることを実践していく所存です。
今回紹介するのは
ゼッケン番号 61 PORSCHE_930_TURBO_1977 です。
KE72そのものに関するウィキ記事が該当しませんでしたが
形状から
カローラワゴン
であることは判別できましたので
これと同型のモデルを説明している記事をピックアップしました。
(出典:ウィキペディアポルシェ・911 - Wikipedia)
930型
当初より米国の連邦自動車安全基準 (Federal Motor Vehicle Safety Standard, FMVSS) のバンパー強度規定Std215に従った5マイルバンパーが装着された。930型は本来ターボモデルを指すものであり、「ビッグバンパー」であってもNAモデルは1977年モデルまで901型のままである。1978年にはNAモデルも930型となった。
ボディの種類はクーペと脱着式のルーフをもつタルガの2種類。トランスミッションは当初915型と呼ばれるポルシェ内製トランスミッション(ポルシェシンクロ)を採用した。
(2021)
Hシリーズ
911 - ボア90mm×ストローク70.4mmの6気筒で排気量2687cc、圧縮比8.0でSAEネット 143HP/5,700rpm、SAEグロスでは170HP/5,700rpm。911のギア比は4速ミッションで1速3.181 (11/35)、2速1.600 (20/32)、3速1.040 (25/26)、4速0.724 (29/21)。5速ミッションでは1速の3.181 (11/35)は変わらないが、2速が1.833 (18/33)と短めになり、3速は1.261 (23/29)、4速は0.926 (27/25)、5速で0.724 (29/21)と4速ミッションの4速と同じになる。ファイナル(最終減速比)は4.429 (7/31)。全長168.94インチ、車幅63.39インチ、全高51.97インチ。車重は1440kg(前600kg、後840kg)で、最高速はMT車が210km/h、Sportomatic車が205km/h、0-61mphは8.5秒。Hシリーズの自然吸気3モデルでは、パワーウィンドウ、エアコン、電動サンルーフ、リアのワイパー、ヘッドライトのウォッシャー、フォグライトがオプションだった。また、911と911Sのエアクリーナーは角形だった。
(2021)
911S - ボア90mm×ストローク70.4mmの6気筒で排気量2687cc、圧縮比8.5でSAEネット 167HP/5,800rpm、SAEグロスでは195HP/5,800rpm。911Sのギア比は4速ミッションが1速3.181 (11/35)、2速1.600 (20/32) までは911と同じだが、3速1.080 (25/27)、4速0.821 (28/23) と、911より短くなる。5速ミッションでは1速2速3速は911と同じだが、4速が1.000 (26/26)、5速も0.821 (28/23)と、911より短い。ファイナル(最終減速比)は逆に3.875(8/31)と、911より長くなる。最高速はMT車が225km/h、Sportomatic車が220km/h、0-61mphは7.6秒。
(2021)
Carrera - ボア90mm×ストローク70.4mmの6気筒で排気量2687cc、圧縮比も8.5で911Sと変わらないが、911と911SのKジェトロがCarreraではFuel Injectionに、エアクリーナーも丸型に変更され、SAEネット 200HP/6,300rpm、SAEグロスでは230HP/6,300rpm。Carreraのギア比は4速ミッションも5速ミッションも(911Sではなく)911と同じで、ファイナル(最終減速比)も911と同じ 4.429 (7/31)である。Sportomaticミッションは設定されず、MTのみ。911や911Sより40kg軽く、車重は1400kg。最高速は240km/h、0-61mphは6.3秒。
(2022)
911ターボ(1975年発売、1976年日本発売) - 1973年フランクフルトモーターショーで「911ターボ」試作車が展示され、280 PSで最高速度280 km/hとアナウンスされていた。1974年パリサロンに「930ターボ」試作車が展示された。生産車は内径φ95 mm×行程70.4 mmで2,994 cc、圧縮比6.5の930/50型エンジンを搭載、ボッシュKEジェトロニックとブースト圧0.8気圧のKKK(ドイツ語版、現ボルグワーナー)製ターボチャージャーで260 PS/5,500 rpm、35.0 kgm/4,500 rpm。
日本仕様は昭和50年(1975年)規制に適合するため等で245 PS/5,500 rpm、35.0 kgm/4,000 rpm。大パワーに対応するワイドタイヤを納めるべくフェンダーは拡大され全幅は1,775 mm。
1978年モデルからはカタログ上の名称が、「ターボ」(1978年)、「930ターボ」(1979年)、「911ターボ」(1980年)と変遷しているが、特別大きな変更はない。豪華な内装をもつ高性能スポーツカーとして高価格ながら販売は好調であった。トランスミッションは当初4速MT930型であり、ポルシェは「ありあまるパワーには4速で充分」と説明したが、「ポルシェシンクロトランスミッションの許容量がターボのトルクとパワーに耐え切れず、やむなく4速にした」というのが通説。クラッチ径はφ240 mm。
Iシリーズ
1975年8月から生産された。サイドミラーが電動式となった。1976年から全車種溶融亜鉛めっきで防錆処理された鋼板を採用し、ボディの耐久性が大幅に向上した。
911ターボ
Kシリーズ
1977年7月まで生産された。
911ターボ - 前が7J16inホイールに205/55VR16タイヤでトレッド1,438 mm、後が8J16inホイールに225/50VR16タイヤでトレッド1,511 mm。
Lシリーズ
1977年8月から生産された。
911ターボ - 内径φ97 mm×行程74.4 mm、排気量3,299 ccに拡大され、圧縮比7.0で300 PS/5,500 rpm、42.0 kgm/4,000 rpm。新たに空冷式インタークーラーを装備した。エンジン取り付け位置が30 mm後退し、これに伴いリアタイヤの指定空気圧が上げられた。アメリカ向けと日本向けはサーマルリアクターと低オクタンガソリン対応のため265 PSに抑えられている。
(2021)
1978年モデル
901型のままだったノンターボ車が930型に移行した。この年新潟県警察にパトロールカーとして配備され、その後20年近く活躍したことが知られている。
911SC(1978年発売) - 従来の911Sに当たる。内径φ95 mm×行程70.4 mmの2,994 cc、930/17型エンジン。ボッシュのKジェトロニック、圧縮比8.5、180 PS/5,500 rpm、27.0 kgm/4,000 rpm。
911SCS(1978年発売) - 従来の911カレラに当たる。
911ターボ
1979年モデル
911SC
911ターボ
(2021)
1980年モデル
911SC
911ターボ
1981年モデル
日本でターボモデルの輸入が一時途絶えた。
911SC
1982年モデル
911SC
(2021)
1983年モデル
ポルシェ・356で人気のあったオープンモデルであるカブリオレが復活した。
911SC
1984年モデル
1984年フランクフルトモーターショーで「カレラ」の名称が復活した。
911カレラ - 内径φ95 mm×行程74.4 mm、圧縮比10.3、排気量3,164 ccエンジン。225 PS/5,900 rpm、27.3 kgm/4,800 rpm。フラップ式エアフロメーターのボッシュLジェトロニックを採用した。馬力も1973年のカレラRSを超えたことから、かつてレーシングモデルにのみ与えられていたカレラの名称は以降ノンターボモデルの名称として使用されるようになった。
1985年モデル
フロアパンとバルクヘッドの板厚が0.75 mmから1 mmにアップし、剛性が向上した。ターボの日本輸入が再開された。
911カレラ
911ターボ
(2021)
1986年モデル
911カレラ
911ターボ - ボッシュKジェトロニック。ターボはKKK製。内径φ97 mm×行程74.0 mm、3,287 cc、288 PS/5,300 rpm、38.9 kgm/4,250 rpm。
1987年モデル
ノンターボモデルのトランスミッションがボルグワーナー式のゲトラグ製G50型を採用した。
911カレラ
911ターボ
1988年モデル
コンロッドボルトが強化され、ブレーキパッドがアスベストフリーとなった。
911カレラ
911ターボ - ボディーバリエーションとしてタルガトップ。とカブリオレ[13]を選択できるようになった。
911ターボ・フラットノーズ(1988年限定発売) - リトラクタブルライトとすることで空力を改善し、330 PSエンジンを搭載したモデル。
(2021)
1989年モデル
911カレラ
911カレラスピードスター1989年限定
911ターボ - トランスミッションが5速のゲトラグ製に変更されている。
911ターボS(1989年限定発売) - 330 PSエンジンを搭載し足回りも強化され少数製造された。
(2021)
日々是精進
日々是修養
といった心境です。
知れば知る程、”世の中には、凄い<ひと>が居て、凄い<クルマ>が在るものだ”と驚きます。
長い冬が終わりを告げ
春一番の使者のごとく
全国から参集したヒストリックカーの祭典
毎年、春と秋に開催する素敵なカーライフイベントの紹介となれば良いな、と思いつつ
楽しみながら記事を書き進めています。
ゼッケンナンバー
に従って、一台、一台、紹介をしています。
次回も、どうぞお楽しみに!
所長 楊田芳樹
前のシリーズ
20210220オール日産大商談会inコンベックス岡山1 2021-06-16 07:00:00
前のシリーズ
NISSAN_NEXT_in_CONVEX_OKAYAMA_20210109-11_1外観・全体 2021-01-20 07:00:00
前のシリーズ
2021春ベッキオバンビーノ参加車両01_No02MG_PA_RACER(1934) 2021-11-03 07:00:00
2022春ベッキオバンビーノにて撮影させて戴いたクルマ達
PORSCHE_930_TURBO_1977
TOYOTA_KE72_VAN_MARSHAL_1983
TOYOTA SPRINTER TRUENO AE86 1985
TOYOTA_COROLLA_LEVIN_AE86_1985
MAZDA_COSMO_SPORT_1970
TOYOTA_SPORTS_800_1969
DATSUN_FAIRLADY_2000_SR311_LOW_WINDOW_1967
HONDA_S600_1964
VOLKSWAGEN_TYPEII_11W_STANDARD_MICRO_BUS_1958
シボレー・シルバラード
FORD_THUNDERBIRD_1955
FORD_MODEL_T_1927
MORGAN_4/4_2010
CATERHAM_SEVEN_1973
ALFA_ROMEO_2000GTV_1973
MG-B_GHN5_1976
MG-B_1973
MASERATI_MEXICO_1969
DAIMLER_2.5L_V8_1966
LOTUS_ELAN_SR.3_FHC_1965
PORSCHE_356C_1965
PORSCHE_356C_SC95_1964
ALFA_ROMEO_GIULIETTA_SS_1961
PORSCHE_356B_SUPER90_1963
PORSCHE_356B_SUPER90_1963
PORSCHE_356B_SUPER90_1962
JAGUAR_E-TYPE_SR2._4.2FHC_1969
JAGUAR_E-TYPE_SR.1_4.2_FHC_1966
JAGUAR_E-TYPE_ROADSTER_SR.1_1962
ALFA_ROMEO_GRAND_SPORT_ZAGATO_1967
2022春ベッキオバンビーノ春参加車輌23ALFA_ROMEO_GIULIA_SPRINT
ALFA_ROMEO_GIULIETTA_SPIDER_1961
ROCHDALE_GT_1957
PORSCHE_356A_CONVERTIBLE_D_1959
PORSCHE_356_SPEEDSTER_1956
TRIUMPH_SPITFIRE_4_MK1_1963
TRIUMPH_TR2_1954
AUSTIN_HEALEY_SPRITE_MKⅡ_1961
AUSTIN_HEALEY_SPRITE_MK-1_1960
MERCEDES_BENZ_190SL_1962
MG-A_1958
MG-A_1955
MG-A_1955
AUSTIN_HEALEY_1960
AUSTIN_HEALEY_100/6_1957
AUSTIN_HEALEY_3000_MK1_1959
AUSTIN_HEALEY_100/6_1957
AUSTIN_HEALEY_100_BN/1_1954
ARNORT_BRISTOL_1954
MG-TD_1951
MERCEDES_BENZ_170S_CABRIOLET_A_1950
02ERMINI_GILCO_1100GP_1948
SIMCA8_SPORT_BARQUETTE1938
2021春ベッキオバンビーノにて撮影させて戴いたクルマ達
AUSTIN_HEALEY_100/6_1957
AUSTIN_HEALEY_100-4_BN2_1956
AUSTIN_HEALEY_100 BN/1_1954
MG-A_1958
MG-A_1957
MG-A_1955
MG-TC_1949
MERCEDES_BENZ_190SL_1957
JAGUAR_XK120_OTS_1951
MERCEDES_BENZ_170S_CABRIOLET 1950
ERMINI GILCO 1100GP 1948
SIMCA8 SPORT BARQUETTE 1938
MG PA RACER 1934
知れば知る程、”世の中には、凄い<ひと>が居て、凄い<クルマ>が在るものだ”と驚きます。
日々是精進
日々是修養
といった心境です。