大日本帝国海軍】2航空母艦編0127葛城 (かつらぎ)[II] | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
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を探求して行きます。

令和6(2024)年、辰年

 

辰といえば「龍」

 

「龍」驤にはじまり、飛「龍」、蒼「龍」、「龍」鳳など、帝国海軍の航空母艦には

 

「龍」の字が付されたフネが少なくありません。

 

飛行物体を取り扱う艦種でありながら、自身も千年万年の齢(よわい)を重ねて欲しい

 

という、艦政本部の思惑が見え隠れします。

 

そのような艦種にクローズアップしている最中に年越しを迎えたのも、何かの「縁(えん)」かもしれません。

 

ウィキペディアはじめ、様々な文献や記録に残っている、近代国家として歩み始めた「日の本(ひのもと)」が、地球上の人類社会でトップグループを維持するために必要とされた「投資」物件である、戦艦をはじめとする、海上艦艇の歴史を紐解くシリーズを始めさせて戴いています。

 

1945年8月14日をもって無力化された

 

とはいえ、21世紀に入っても、「イージスアショア」計画が頓挫(とんざ)し、再び、イージス艦計画の延長線上に組み込まれることになりそうな現代「日本国」にとっても、参考となる「歴史の勉強」である、と確信いたします。

 

「ミライ」

 

への投資が、<いま>を生きる<ひと>にとって、どのような意味があるのかについて、考える切欠ともなる

 

思索の旅

 

幕末戊辰戦争前後から脈々と受け継がれてきた、「日の本」の海軍戦力に欠かせない、水上艦船についての紹介シリーズであります。

 

紹介する順番としましては、戦艦(巡洋戦艦)を筆頭に、巡洋艦、空母、駆逐艦、等々となります。

 

今回から紹介する艦型は、登場当初、国家を代表する艦船ではありませんでしたが、

 

海上戦闘の歴史的変化と共に、最重要艦艇の一種として定着した

 

航空母艦

 

です。

 

今回は、ミッドウェー海戦にて弱体化した空母兵力補充のため

 

帝国海軍が飛龍の図面をベースとして急造するべく大量建造が予定されていた

 

雲龍型航空母艦

 

の3番艦である葛城 (かつらぎ)[II]

 

について紹介致します。

 

 

 
(出典:ウィキペディア葛城 (空母) - Wikipedia
 

 

 

葛城 (かつらぎ)は、大日本帝国海軍の航空母艦。雲龍型航空母艦の3番艦。

艦型
艦名は奈良県にある葛城山にちなんで命名された。艦名は明治時代の葛城 (スループ)に続いて二番目となる。第二次世界大戦は前線への出撃の機会がなく、終結後の復員輸送で活躍した。

雲龍型ネームシップの雲龍とは以下のような差異がある。

対空機銃座の形状が、簡易化により半円形ではなく、台形の平面になり、その支柱も角形となっている。防煙シールド付3連装機銃も雲龍、天城で4基だったのに対し、本艦では前方の2基だけ装備された。
艦橋前面、羅針艦橋下の外面が天城までは曲面だったが、工事簡易化のため平面の構成となった。また天城と葛城は艦橋構造物が後方に延長され、信号マストはその構造物上に立つ形になった。
主機の生産が遅滞した為、葛城と阿蘇は駆逐艦用の主機を流用し、それを2隻分搭載した。そのため、機関出力が約4800馬力低下し、速力も約2ノット低下した。なお、主機変更に伴う余剰空間には重油タンクを増設した。
対空噴進砲(十二糎二八連装噴進砲)を改良型の三十連装とするなど、対空兵器の増備。
対潜のため、艦橋後部の信号檣を短縮。
喫水が10cm浅く、排水量が330トン小さい。
 
艦歴
建造
1942年(昭和17年)12月8日、「葛城」は仮称第五〇〇三号艦として呉海軍工廠で起工した。1943年(昭和18年)12月20日、仮称第五〇〇三号艦に、正式に「葛城」の艦名が与えられる。同じ日に松型駆逐艦1番艦「松」等も命名されている。同日附で2隻(葛城、松)は艦艇類別等級表に登録された。

1944年(昭和19年)1月19日、昭和天皇の名代として高松宮宣仁親王(海軍大佐、天皇弟宮)臨席の元、「葛城」は進水した。同日附で佐世保鎮守府籍。 8月15日、軍令部課長川畑政治大佐は葛城艤装員長に任命される。 8月27日、呉海軍工廠の浮桟橋に艤装員事務所を設置。 同年10月15日に竣工。艤装員事務所は撤去され、川畑(葛城艤装員長)も制式に葛城艦長(初代)となる。雲龍型2番艦「天城」より約二ヶ月遅い竣工となった。

第一航空戦隊
鹿児島沖などで公試を行ってはいるものの、搭載する航空機と搭乗員、さらに燃料の不足により作戦活動には従事せず、決号作戦に向けて温存されていた。また第一機動艦隊(指揮官小沢治三郎第三艦隊司令長官)の空母群(第三航空戦隊《瑞鶴、瑞鳳、千歳、千代田》、第四航空戦隊《伊勢、日向》)は「葛城」竣工から5日後の10月20日に内地を出撃。10月25日レイテ沖海戦エンガノ岬沖海戦で空母4隻(瑞鶴、瑞鳳、千歳、千代田)を失った。

本艦は竣工と共に、10月1日附で再編された第一航空戦隊(司令官古村啓蔵少将)に編入されていたが、搭載航空隊のない空母群(隼鷹、龍鳳)と同じく出撃の機会はなかった。 11月15日附で第一機動艦隊および第三艦隊は解隊。それと共に残存空母も第一航空戦隊に編入され、同隊は空母5隻(龍鳳、隼鷹、天城、雲龍、葛城)となった。同時期には大和型戦艦改造空母「信濃」も一航戦に編入されるが、同艦は11月29日に米潜水艦の雷撃を受け沈没した。

12月10日、第一航空戦隊司令官は古村啓蔵少将から大林末雄少将(第一機動艦隊・第三艦隊解隊時参謀長)に交代する(古村は翌年1月3日より第二水雷戦隊司令官)。 12月19日には姉妹艦「雲龍」が米潜水艦に撃沈された。

1945年(昭和20年)2月10日、大林(一航戦司令官)は軍令部出仕となった。 3月19日の呉軍港空襲で「葛城」は空母バンカー・ヒルの攻撃隊10機の反跳爆撃を受け爆弾1発が右舷艦首へ命中、破片で戦死1名・負傷者3名を出した。若干の被害を受けて三ツ子島へ疎開。姉妹艦「天城」と共に係留されることになった。当初は、艦船の迷彩がほどこされていた。すなわち、飛行甲板には緑黒系の縞状迷彩、側面には商船誤認を期待する青系のシルエットの迷彩である。しかし、三ツ子島に係留された2隻(葛城、天城)の場合、そのような迷彩は役に立たず、特別な対空擬装を行っていた。島との間に擬装網をかけ、飛行甲板には家屋や道路を設けるなど島の一部に見せかける方法である。

4月1日、川畑(葛城艦長)は横須賀鎮守府参謀副長へ転任、後任の葛城艦長は伊勢防備隊司令平塚四郎大佐となる(平塚大佐は、吹雪型駆逐艦電初代駆逐艦長、軽巡球磨艦長、空母雲鷹艦長等を歴任)。第二艦隊(司令長官伊藤整一中将)による戦艦大和の沖縄突入作戦では「葛城」が囮艦として随伴することも検討されていたが、実施されなかった。 4月7日、坊ノ岬沖海戦で「大和」と第二水雷戦隊の5隻(矢矧、磯風、浜風、霞、朝霜)が沈没、駆逐艦「涼月」も大破、帝国海軍が決行した最後の大型水上艦による攻撃となった。 もはや大型艦による作戦は燃料不足で実行不可能となり、沈没した2隻(大和、信濃)と健在の「葛城」は第一航空戦隊から除かれる事になった。

警備艦

この被弾によって飛行甲板の一部が吹き飛んだ。
日本海軍は4月20日附で残存した大型艦の予備艦指定を発令、空母4隻(隼鷹、天城、龍鳳、鳳翔)も第四予備艦となった。 同日附で平塚(葛城艦長)は天城艦長へ転任、交代で天城艦長の宮嵜俊男大佐が葛城艦長に任命される(宮嵜はアメリカ駐在武官、第五艦隊参謀、第17駆逐隊司令等を歴任)。

6月1日附で各艦(長門、榛名、伊勢、日向、天城、鳳翔、龍鳳)は特殊警備艦に指定された。

7月10日、「葛城」も軽巡洋艦「大淀」、重巡洋艦「利根」と共に特殊警備艦となった。7月24日の空襲では「葛城」の左舷前部に爆弾1発が命中、高角砲員を中心に戦死13名・負傷5名を出したが被害は限定的だった。7月28日の空襲では飛行甲板前部エレベーター後方に爆弾2発が命中、1発が至近弾となった。戦死13、負傷12名を出した。この被弾によって飛行甲板の一部が吹き飛び、また吹き飛ばなかった部分についても弓状に盛り上がった状態となった。被弾したものの致命傷にならなかった本艦に対し、アメリカ軍機の攻撃が集中した「天城」は乗組員の応急措置のまずさも加わって横転沈没した。本艦は機関部などの船体下部や艦橋などには大きな損傷はなく、航行可能な状態で8月15日の終戦を迎える。三ツ子島の周囲では「天城」以外にも航空戦艦「伊勢」、重巡洋艦「青葉」が沈没し、対岸の能美島には空母2隻(龍鳳、鳳翔)が繋留されていた。「龍鳳」は航行可能だったが、飛行甲板と格納庫の損傷が激しく、復員船として用いられることなく解体された。

戦後
「葛城」は終戦後の10月20日に除籍され、イギリス軍ら連合国軍による調査と武装解除の後、特別輸送艦(復員輸送船)として使用された。

盛り上がった飛行甲板が崩壊しないように格納庫にはつっかえ棒が設置された。広大な格納庫が、乗船スペースに充てられたが環境は拙劣であり、格納庫への仕切りなどの設置による居住区への改装、それにともなう飛行甲板への通風孔の設置(格納庫には窓がないため)等の改装が行われた。輸送可能人員は約3,000名から5,000名余。被弾のために、膨れ上がった飛行甲板はそのままの状態であった。塗装も変更され、側面に日の丸と「KATSURAGI」の文字が入れられている。「葛城」は特別輸送艦として最大の大きさを持っていた。

本艦による復員輸送は第二復員省(旧海軍省)が担当し、1945年(昭和20年)12月から開始された。大型・高速の艦であったために、遠方の南方方面を担当し、南大東島やラバウル、オーストラリア、仏印などを航海した。港湾施設が貧弱な地区においては、縄梯子を利用し、復員兵の乗り組みを行った。ボイラーの予備水の不足から外洋で立ち往生したこともあるという。葛城は約1年の間に8航海、計49,390名の復員者を輸送し、その中には南方慰問中に敗戦となり抑留されていた歌手の藤山一郎もいた。軍艦「葛城」は戦争中殆ど外洋へ出ることもなく瀬戸内海で待機し、戦争終了後の後半1年は復員輸送艦としてラバウルや南洋諸島まで度々航海するという、皮肉な艦歴を持つことになった。

1946年(昭和21年)2月11日、葛城艦長は阿賀野型軽巡洋艦4番艦酒匂艦長大原利通第二復員官に交代(大原大佐は吹雪型駆逐艦磯波駆逐艦長、朝潮型駆逐艦霰初代駆逐艦長、第19駆逐隊司令、軽巡酒匂艤装員長艦長等を歴任)。 7月25日から8月19日まで、戸村清大佐が臨時に葛城艦長を務めたのち、葛城艦長は再び大原大佐に戻った。 11月20日、特別輸送艦の指定を解かれ、12月22日から日立造船桜島工場で解体開始、翌年11月30日に解体完了した。

艦長
艤装員長
川畑正治 大佐:1944年(昭和19年)8月15日 - 10月15日
艦長
川畑正治 大佐:1944年(昭和19年)10月15日 - 1945年(昭和20年)4月1日
平塚四郎 大佐:1945年(昭和20年)4月1日 - 4月20日
宮嵜俊男 大佐:1945年(昭和20年)4月20日 - 1945年(昭和20年)9月15日、以後10月3日まで艦長を置かず。
宮嵜俊男 大佐/第二復員官:1945年(昭和20年)10月3日 - 1946年(昭和21年)2月11日
大原利通 第二復員官/第二復員事務官/復員事務官:1946年(昭和21年)2月11日 - 1946年(昭和21年)7月25日
(臨時)戸村清 復員事務官:1946年(昭和21年)7月25日 - 1946年(昭和21年)8月19日
大原利通 復員事務官:1946年(昭和21年)8月19日 - 1946年(昭和21年)11月20日、以後艦長を置かず。

 

<基本情報>

建造所    呉海軍工廠
運用者     大日本帝国海軍
艦種    航空母艦
級名    雲龍型
建造費    予算 93,442,000円
母港    佐世保
艦歴
計画    昭和18年度(改⑤計画)
発注    1942年6月29日訓令
起工    1942年12月8日
進水    1944年1月19日
竣工    1944年10月15日
除籍    1945年10月20日
その後    復員輸送に従事
1946年から1947年に解体
要目(竣工時計画含)
基準排水量    17,150英トン
公試排水量    20,100トン、または 20,200トン
全長    227.35m
水線長    223.00m
垂線間長    206.52m
水線幅    22.00m
深さ    飛行甲板まで 20.50m
飛行甲板    216.90m x 27.00m
エレベーター2基
吃水    7.76m
1945年10月 8.03m
ボイラー    ロ号艦本式缶専焼(空気余熱器付)8基
主機    艦本式高中低圧タービン4基
推進    4軸 x 340rpm、直径3.800m
出力    104,000馬力
速力    計画 32.0ノット
1945年10月 32.4ノット
燃料    計画 重油 3,750トン
1945年10月 3,500.0トン
航続距離    8,000カイリ / 18ノット
乗員    約1,500名
竣工時定員 1571名
搭載能力    計画
九一式魚雷36本
爆弾 800kg72個、250kg288個、60kg456個
飛行機用軽質油 360トン
兵装    40口径12.7cm連装高角砲6基
25mm3連装機銃推定21基、または22基
同単装機銃25挺(1944年8月)
12cm28連装噴進砲6基
九五式爆雷6個(計画)
爆雷投下台1基
装甲    舷側:25mmDS鋼板2枚
甲板:25mmCNC鋼板
搭載艇    12m内火艇2隻、12m内火ランチ3隻、8m内火ランチ1隻、9mカッター2隻、13m特型運貨船2隻
搭載機    常用+補用
十七試艦戦(烈風):18+2機
十七試艦偵(彩雲):6+0機
十六試艦攻(流星):27+0機
合計:51+2機
レーダー    竣工時 21号電探2基、13号電探1基
竣工後 21号電探1基、22号電探1基、13号電探2基
ソナー    水中聴音機3基、探信儀1組

 

 

このような感じで、次回も続けます。

 

 

番外編を含め、戦艦の紹介だけで100回以上ものスペースを要しましたが

 

漸(ようや)く、「航空母艦編」を紹介しています。


 

次回もお楽しみに。

 

エコノミライ研究所

所長 楊田芳樹

 

 

1    黎明期
1.1    軍艦
1.2    運輸船
1.3    その他
2    艦艇
2.1    軍艦
2.1.1    戦艦
2.1.1.1    一等戦艦
2.1.1.2    二等戦艦
2.1.1.3    等級廃止後
2.1.2    巡洋戦艦
☆今回☆2.1.3    航空母艦
2.1.4    巡洋艦
2.1.4.1    等級制定以前(スループ)
2.1.4.2    等級制定以前(コルベット)
2.1.4.3    等級制定以前(巡洋艦)
2.1.4.4    等級制定以前(戦利巡洋艦)
2.1.4.5    等級制定以前(装甲巡洋艦)
2.1.4.6    等級制定以前(防護巡洋艦)
2.1.4.7    一等巡洋艦(装甲巡洋艦)
2.1.4.8    一等巡洋艦(重巡洋艦)
2.1.4.9    二等巡洋艦(防護巡洋艦)
2.1.4.10    二等巡洋艦(軽巡洋艦)
2.1.4.11    三等巡洋艦(防護巡洋艦)
2.1.5    水上機母艦
2.1.6    水雷母艦
2.1.7    潜水母艦
2.1.8    水雷砲艦
2.1.9    通報艦
2.1.10    敷設艦
2.1.10.1    急設網艦
2.1.11    練習戦艦
2.1.12    練習巡洋艦
2.2    駆逐艦
2.2.1    等級制定以前
2.2.2    一等駆逐艦
2.2.3    二等駆逐艦
2.3    潜水艦
2.3.1    一等潜水艦
2.3.1.1    海大型潜水艦
2.3.1.2    巡潜型潜水艦
2.3.1.3    その他の一等潜水艦
2.3.2    二等潜水艦
2.3.3    三等潜水艦
2.3.4    第一次世界大戦戦利潜水艦
2.3.5    特殊潜航艇・特攻兵器
2.3.6    実験艦・計画艦
2.4    砲艦
2.4.1    河用砲艦
2.5    海防艦
2.5.1    旧定義艦
2.5.1.1    一等海防艦
2.5.1.2    二等海防艦
2.5.1.3    三等海防艦
2.5.1.4    等級廃止後
2.5.2    新定義艦
2.6    輸送艦
2.6.1    一等輸送艦
2.6.2    二等輸送艦
2.7    水雷艇
2.7.1    一等水雷艇
2.7.2    二等水雷艇
2.7.3    三等水雷艇
2.7.4    日清戦争戦利艇
2.7.5    昭和期の水雷艇
2.8    掃海艇
2.9    駆潜艇
2.10    敷設艇
2.10.1    二等敷設艇
2.10.2    三等敷設艇
2.11    哨戒艇
3    特務艦艇
3.1    特務艦
3.1.1    工作艦
3.1.2    運送艦
3.1.2.1    給油艦
3.1.2.2    給炭艦
3.1.2.3    給炭油艦
3.1.2.4    給兵艦
3.1.2.5    給糧艦
3.1.3    砕氷艦
3.1.4    測量艦
3.1.5    標的艦
3.1.6    練習特務艦
3.2    特務艇
3.2.1    掃海特務艇
3.2.2    駆潜特務艇
3.2.3    敷設特務艇
3.2.4    哨戒特務艇
3.2.5    海防艇
3.2.6    電纜敷設艇
3.2.7    潜水艦母艇
3.2.8    魚雷艇
3.2.8.1    試作魚雷艇
3.2.8.2    輸入魚雷艇
3.2.8.3    T-1型
3.2.8.4    甲型魚雷艇
3.2.8.5    乙型魚雷艇
3.2.8.6    隼艇
3.2.8.7    太平洋戦争戦利魚雷艇
4    特設艦艇
4.1    特設軍艦
4.1.1    特設航空母艦
4.1.2    特設水上機母艦
4.1.3    特設航空機運搬艦
4.1.4    特設巡洋艦
4.1.5    特設敷設艦
4.1.6    特設急設網艦
4.1.7    特設潜水母艦
4.1.8    特設水雷母艦
4.1.9    特設掃海母艦
4.1.10    特設砲艦
4.1.10.1    砲艦兼砕氷艦
4.1.10.2    砲艦大
4.1.10.3    砲艦小
4.1.10.4    砲艦兼敷設艦
4.2    特設特務艇
4.2.1    特設捕獲網艇
4.2.2    特設防潜網艇
4.2.3    特設敷設艇
4.2.4    特設駆潜艇
4.2.5    特設掃海艇
4.2.6    特設監視艇
4.2.7    特設工作艦
4.2.8    特設港務艦
4.2.9    特設測量艦
4.2.10    特設電纜敷設船
4.2.11    特設病院船
4.2.12    特設救難船
4.2.13    特設運送艦船
4.2.13.1    給兵船
4.2.13.2    給水船
4.2.13.3    給糧船
4.2.13.4    給炭船
4.2.13.5    給炭油船
4.2.13.6    給油船
4.2.13.7    雑用船
5    雑役船
5.1    工作船
5.2    海洋観測船
5.3    交通船
5.4    救難船兼曳船」

(出典:同上)

 

 

艦艇 (「〇」は紹介済み艦型)
軍艦
戦艦
一等戦艦
〇富士型:

 0053富士 [II](→戦艦→一等海防艦→運送艦→練習特務艦)

 0054 八島
〇敷島型:

 0055敷島(→戦艦→一等海防艦→練習特務艦) 

 0056朝日(→戦艦→一等海防艦→練習特務艦→工作艦) 

 0057初瀬

 0058三笠(→戦艦→一等海防艦→記念艦)
〇日露戦争戦利艦
 0059丹後(←ロシア海軍戦艦ポルタワ / →戦艦→一等海防艦→ロシアへ返還)
 0060相模(←ロシア海軍戦艦ペレスヴェート / →戦艦→一等海防艦→ロシアへ返還) 〇相模型

 0061周防(←ロシア海軍戦艦ポベーダ / →戦艦→一等海防艦→雑役船)〇相模型
 0062肥前(←ロシア海軍戦艦レトヴィザン / →戦艦→一等海防艦)
 0063石見(←ロシア海軍戦艦オリョール / →戦艦→一等海防艦→雑役船)
〇二等戦艦
 0064扶桑 [I](→一等海防艦)
 0065鎮遠(←清国海軍戦艦 鎮遠 / →一等海防艦)〇日清戦争戦利艦
〇日露戦争戦利艦
 0066壱岐 [I](←ロシア海軍戦艦インペラートル・ニコライ1世 / →一等海防艦)

等級廃止後
〇香取型

 0067香取 [I]

 0068鹿島 [I]

〇薩摩型

 0069薩摩

 0070安芸
〇河内型

 0071河内 [II]

 0072摂津 [II]

〇第一次世界大戦戦利艦
 0073トゥルグート・レイス(オスマン帝国海軍戦艦)(割り当てられるも取得せず)
 0074ナッサウ(ドイツ海軍戦艦)(→就役せず。売却・解体)
 0075オルデンブルク(ドイツ海軍戦艦)(→就役せず。売却・解体)

 

巡洋戦艦
※最終時の艦種類別には存在しない。

〇筑波型:

 0076筑波 [II]

 0077生駒 [I]
〇鞍馬型:

 0078鞍馬 [I]

 0079伊吹 [I]
〇金剛型(→全艦戦艦に類別変更)

 0080金剛 [II]

 0081比叡 [II]

 0082榛名

 0083霧島
〇天城型:

 0084天城 [II](→航空母艦→未成) 

 0085赤城 [II](→航空母艦) 

 愛宕 [II](未成) 

 高雄 [III](未成)
〇第8号型(13号型):第8号(13号艦) - 第9号(14号艦) - 第10号(15号艦) - 第11号(16号艦)(全艦計画のみ)

金剛型(←巡洋戦艦):金剛 [II] - 比叡 [II] - 榛名 - 霧島
 

〇扶桑型

 0086扶桑 [II]

 0087山城
〇伊勢型

 0088伊勢

 0089日向
〇長門型

 0090長門

 0091陸奥
〇加賀型

 0092加賀(→航空母艦)

 0093土佐(未成)
〇紀伊型

 紀伊(未起工)

 尾張(未起工)

 第13号(11号艦)(計画のみ)

 第14号(12号艦)(計画のみ)
〇金剛代艦型

 藤本案

 平賀案(計画のみ)
〇大和型

 0094大和 [II]

 0095武蔵 [III]

 0096 110号艦(→航空母艦信濃)

 0097 111号艦
〇改大和型:797号艦
〇超大和型:798号艦 - 799号艦

航空母艦
 0098若宮 [I](←二等海防艦←輸送船←英船レシントン)※類別上は最後まで水上機母艦とはされていない。
 0099鳳翔 [II]
 0100翔鶴 [II] - 第3艦(全艦計画のみ)
 0101赤城 [II](←巡洋戦艦) 

 0102天城 [II](←巡洋戦艦未成)
 0103加賀(←戦艦)
 0104龍驤 [II]
 0105G6(計画のみ)
 0106蒼龍 [II]
 0107飛龍 [II]
〇翔鶴型

 0108翔鶴 [III]

 0109瑞鶴
〇瑞鳳型(祥鳳型)(←潜水母艦)

 0110瑞鳳(←高崎 [II])

 0111祥鳳(←剣埼 [II])

 0112龍鳳(←潜水母艦 大鯨)

〇大鷹型(←特設航空母艦)

 0113大鷹(←春日丸)

 0114雲鷹(←八幡丸)

 0115冲鷹 [II](←新田丸)

〇千歳型(←水上機母艦)

 0116千歳 [II]

 0117千代田 [III]
〇隼鷹型(飛鷹型)(←特設航空母艦)

 0118飛鷹(←出雲丸)

 0119隼鷹(←橿原丸)

0120大鳳
0121海鷹(←あるぜんちな丸)
0122神鷹(←シャルンホルスト)

0123信濃(←戦艦)
0124伊吹 [II](←重巡洋艦、未成)
〇雲龍型

 0125雲龍

 0126天城 [III]

 5002号艦(建造中止)

 0127葛城 [II]

 0128笠置 [II](未成)

 5005号艦(建造中止)

 0129阿蘇 [II](未成)

 0130生駒 [II](未成)

 5008号艦( 鞍馬 [II](未着工))

 5009号艦(未着工)

 5010号艦(未着工)

 5011号艦(未着工)

 5012号艦(未着工)

 5013号艦(未着工)

 5014号艦(未着工)

 5015号艦(未着工)
G14型:801号艦 - 802号艦(全艦計画のみ)
改大鳳型:5021号艦 - 5022号艦 - 5023号艦 - 5024号艦 - 5025号艦(全艦未着工)
G18(計画のみ)

などなど