令和6(2024)年、辰年
辰といえば「龍」
「龍」驤にはじまり、飛「龍」、蒼「龍」、「龍」鳳など、帝国海軍の航空母艦には
「龍」の字が付されたフネが少なくありません。
飛行物体を取り扱う艦種でありながら、自身も千年万年の齢(よわい)を重ねて欲しい
という、艦政本部の思惑が見え隠れします。
そのような艦種にクローズアップしている最中に年越しを迎えたのも、何かの「縁(えん)」かもしれません。
ウィキペディアはじめ、様々な文献や記録に残っている、近代国家として歩み始めた「日の本(ひのもと)」が、地球上の人類社会でトップグループを維持するために必要とされた「投資」物件である、戦艦をはじめとする、海上艦艇の歴史を紐解くシリーズを始めさせて戴いています。
1945年8月14日をもって無力化された
とはいえ、21世紀に入っても、「イージスアショア」計画が頓挫(とんざ)し、再び、イージス艦計画の延長線上に組み込まれることになりそうな現代「日本国」にとっても、参考となる「歴史の勉強」である、と確信いたします。
「ミライ」
への投資が、<いま>を生きる<ひと>にとって、どのような意味があるのかについて、考える切欠ともなる
思索の旅
幕末戊辰戦争前後から脈々と受け継がれてきた、「日の本」の海軍戦力に欠かせない、水上艦船についての紹介シリーズであります。
紹介する順番としましては、戦艦(巡洋戦艦)を筆頭に、巡洋艦、空母、駆逐艦、等々となります。
今回から紹介する艦型は、登場当初、国家を代表する艦船ではありませんでしたが、
海上戦闘の歴史的変化と共に、最重要艦艇の一種として定着した
航空母艦
です。
今回は、ミッドウェー海戦にて弱体化した空母兵力補充のため
帝国海軍が飛龍の図面をベースとして急造するべく大量建造が予定されていた
雲龍型航空母艦
について紹介致します。
特徴
構造
雲龍型は先に建造された飛龍の図面を流用し、不備に対して部分的な改正を加えたものである。主な改正点は艦橋位置の変更、エレベーターを2基に減じて大型化、舵の変更、対空兵装の増強、その他対米戦の戦訓を反映した設備・装備の増強であった。 船体形状は「飛龍」の線図ほぼそのままである。構造も船体、飛行甲板共に「飛龍」と同じであり、寸法の変更も無い。ただし「飛龍」が装備した半平行舵は小舵角での旋回半径が大きく(効きが悪く)、「蒼龍」の装備した並列2枚釣合舵に戻された。
艦橋の位置は改装後の「赤城」の左舷中央配置が問題となったため、雲龍型では「蒼龍」と同じ右舷前部に戻されている。形状は「飛龍」の艦橋に近いが、1層減らされ、「蒼龍」と同じ3層4甲板となった一方、トップは九四式高射装置に代わり二号一型電探を装備、高射装置を舷側に移したほか、機銃、防弾板の装着、前方に方位測定室、後方に缶室通風路などが設けられるなど、全体的に大型化、複雑化している。
飛行甲板寸法は飛龍と全く同じ、航空機用エレベーターは中央エレベータが廃止されて3基から2基に減少すると共に、大型化した新型機に対応するため前部が14x14メートル、後部は14x13.6メートルへ拡大され、昇降スピードもアップされた。格納庫は上下2段、ミッドウェー海戦の戦訓対策で泡沫式消火装置が壁面に設置された。 着艦制動装置は計画では呉式9基9索であったが、空廠式4基12索に変更され、新型・大型の艦上攻撃機に対応するものとなっている。また滑走制止装置も従来のものを新型機用に改良した空廠式(三式10型)滑走制止装置を装備した。 ただ、雲龍型航空母艦は戦力として運用されたとしても、1945年(昭和20年)以降の主力として計画されていた「烈風」や「流星」といった新型機は雲龍型の飛行甲板の全長・全幅では同時発艦機数に難があるという意見もある。
爆弾や魚雷は、信濃や大鳳で採用されたのと同じように飛行甲板まで揚弾される専用の揚弾筒が採用され、前部に昇降式大型、後部に同小型が設置された。魚雷は36本を搭載可能で、同時調整可能数は6本といわれる。
防御
弾火薬庫の装甲については「雲龍」「天城」「笠置」は「飛龍」と同様に140mmから50mmNVNC鋼、砲弾に対する舷側装甲については「葛城」「阿蘇」ではその必要性が薄れたことより装甲厚が薄くされ100mmから75mmNVNC鋼とされている。また機関部舷側は甲鈑製造が間に合わず25mmDS鋼に2枚重ねで代用された。反面、魚雷の威力増大により水中防御の充実が図られた。「生駒」以降も甲鈑製造簡易化のために変更が行われた。
ミッドウェー海戦の戦訓として格納庫には「炭酸ガス式消火装置」に代わって、2%石鹸水と空気を混合して庫内を泡で覆う「泡沫式消火装置」が設置された。その他防御力の強化として吸気口の位置の改善、舵取室と舵取機械室の防御強化、格納庫の通風強化など、不燃対策として不燃性塗料の使用やリノリュームの廃止、可燃性の備品を撤去するなどが実行された。またガソリンタンクの周りをコンクリートで囲み漏洩防止を行った。
機関
機関は翔鶴型や大鳳型(蒸気温度350度、圧力30kg/平方cm)、隼鷹型(蒸気温度420度、圧力40kg/平方cm)で使用された高温・高圧缶の採用が見送られ、飛龍と同じで、鈴谷型重巡洋艦と同一の機関を搭載、蒸気温度220度、圧力22kg/平方cmだった。最高出力152,000馬力、速力34ノットは空母として十分な値だった。ただ初期建造艦は資材入手に困難があり三菱長崎造船所で建造された「天城」「笠置」は巡洋艦伊吹型の機関(蒸気温度200度、圧力22kg/平方cm)を流用、呉海軍工廠建造の「葛城」「阿蘇」は駆逐艦の機関[注釈 1](蒸気温度350度、圧力30kg/平方cm)を転用した。このため「葛城」「阿蘇」は出力104,000馬力に低下し速力32ノットになった。駆逐艦2隻分の機関を搭載するとなるとタービン4基に対し缶(ボイラー)は6基で十分な力量があるが、空母の場合は速力の変更がたびたびあり、また急に高速力を発揮する必要もあるので、余力を持たせる為8基搭載になった。
煙突は「飛龍」とほぼ同じ下方排出である。後期建造艦は工事簡易化のために6角形とする計画だったようである。「笠置」は6角形煙突だったとする文献もあるが、竣工した3隻の他、「笠置」「生駒」も写真から通常の楕円形だったことがわかる。
戦訓対策から吸排気口は両舷に分散された。電源は「第5006号艦」(阿蘇)までは「飛龍」と同様の直流220Vであり、「第5007号艦」(生駒)以降は当時の新造艦と同じ交流440Vとする計画だった。この点については「天城」「笠置」も建造時に交流だったとする関係者の回想もある。
設備
「雲龍」竣工直前の写真では艦橋上に21号電探1基の搭載が確認される。その他竣工時には飛行甲板上に隠顕式に21号電探1基、メインマスト上に13号電探1基を搭載した。その他「葛城」の公試写真では左舷無線マスト2基のうち前方の1基に13号電探が装備されている。「天城」「葛城」は艦橋上の21号電探を22号電探1基、13号電探1基と換装、その時期は1944年末から翌年初めと推定されている。また、飛行甲板前部に短波方向探知機のアンテナを埋め込み式で装備、飛行機の運用が無いときに使用して、潜水艦の通信波を受信して方位等を知ることを意図していた。
ソナーは「雲龍」の計画として探信儀に「仮称九一式四号1」の記載があり、「葛城」の引き渡し目録では「水中聴音機3基、探信儀1組」となっている。実際には九三式または零式水中聴音機の装備が推定されている。
火器
高角砲は「飛龍」と同じ40口径12.7cm連装高角砲6基を装備した。 25mm機銃は「飛龍」が3連装7基、連装5基の計31挺、「雲龍」の基本計画時(1941年10月頃)で3連装9基、連装2基で合計は「飛龍」と同じ31挺だった。その後の建造から竣工までに増強され、「雲龍」竣工時で3連装13基39挺、「天城」竣工時で3連装21基63挺と言われる。「葛城」の最終時では3連装22基66挺となっていた。「雲龍」の竣工時、煙突直後の3連装機銃4基は防煙シールド付であったが、「葛城」は前方の2基だけ防煙シールドを取り付けて完成した。単装機銃も建造中の1944年5月の時点で橇式を24挺、同年8月の噴進砲装備時には同25挺、10月竣工の「葛城」は更に増備した可能性があるとされる。
28連装噴進砲は、「雲龍」の竣工前の写真で既に砲座が準備されている。「雲龍」「天城」は竣工直後に6基を呉で装備、「葛城」は竣工時に既に装備していたと言われる。「葛城」のみ30連装を装備とされるが、引き渡し目録によると他と同じ28連装を装備していた。
爆雷は「雲龍」計画時で6個、「生駒」計画時で10個となっている。「葛城」は最終時に爆雷投下台1基が装備されていた。
排水量
「雲龍」の基本計画時の公試排水量は20,100トンの計画であったが、航空艤装の変更、対空機銃の増加などで20,400トンまで増加した。また「葛城」「阿蘇」では機関変更により20,250トンとなった。
「生駒」以降
5007号艦(生駒)以降は雲龍型から改良が施されており、「雲龍改」型、又は「飛龍改改」型と呼ばれ、下記の様な変更点があった。
主機械は重巡「伊吹」と同じタービンを搭載。出力変更なし。
缶も「伊吹」と同一のものを搭載し、蒸気圧力はそれまでの22kg/平方cmから20kg/平方cmに低下した。
推進器の直径を3.8mから3.9mへ大型化。
甲板側の防御鋼板を一部変更。
搭載標準を 一七試艦戦:18+2機、一六試艦爆:27+0機、一七試艦偵:6+0機へ変更。
それに伴い航空機用の標準搭載を変更。250kg爆弾:288→250発、60kg爆弾:456→260発、ガソリン360→230トンとなり、新たに30kg爆弾:144発搭載。
更に、川崎重工業艦船工場にて建造予定だった艦(生駒)は戦訓により機関室を交互配置にする予定であった。
搭載機
搭載機数は基本計画時には常用57機、補用8機を予定しており、内訳は零式戦闘機12+3機、九九式艦上爆撃機27+3機、九七式艦上攻撃機18+2機(機数は常用+補用機)であった。ただし、資料によって搭載機数が異なる。
歴史
④計画で大型空母1隻(後の「大鳳」)を計画した日本海軍は、アメリカ海軍の第3次ヴィンソン案に対抗する形で1940年に⑤計画を発案、1941年春の概案では30,000トン級の大鳳型空母(または排水量45,000トンの大型空母)3隻を計画していた。しかし軍令部から示された計画概案に対し、海軍省は予算、資材、建造能力などの点から難色を示し、大型空母は1隻に減らされ、代わりに10,000トン級の飛龍型空母2隻(または新設計の17,000トンの中型空母)を建造する計画となった(あるいは大型空母2隻、中型空母1隻(仮称艦名「第800号艦」)とも言われる)。ここで開戦が決定的となったため、1941年(昭和16年)8月に⑤計画を前倒しする形で昭和十六年度戦時艦船建造及航空兵力拡充計画(通称マル急計画)が策定され、中型空母1隻を建造することになった。この時、新型空母の設計はほとんど進んでいなかったため、マル急計画の中型空母は「飛龍」の設計を流用して建造を促進することになった。これが後の雲龍型航空母艦である。計画番号はG16。
1942年1月時点の時点で、雲龍型(飛龍型)はマル急計画で1隻、⑤計画で2隻の建造が予定されていた。しかしミッドウェー海戦で4隻の空母を喪失したことにより⑤計画は改⑤計画に大きく改定され、雲龍型は「第5001号艦」から「第5015号艦」までの15隻、この内「第5002号艦」と「第5005号艦」は戦艦「第110号艦(後の「信濃」)」の空母改装の為中止となり、計13隻が新たに建造される事となった。なお、これらを雲龍型ではなく、5001号艦(天城)から5006号艦(阿蘇)まで飛龍型、5007号艦(生駒)から5015号艦まで飛龍改型とする資料もある。
この建造計画に関し航空本部は、ベースとなる飛龍が10年近く前の設計で複雑な構造をしており、決して大型艦ではない事から新型艦上機の運用に十分対応出来ないと難色を示していた。当時航空本部総務部長であった大西瀧治郎らは『航空母艦整備方針に関する意見書』(あるいは『急速建造航空母艦型に関する計画要求概要』)を提出、簡単な構造で建造も容易、最低限の防御力を持つ戦時急造艦のような空母の新規開発を主張した。艦政本部は雲龍型建造でも工数に大きな差は無いとして建造継続を決定、軍令部もこれに同意した。
結局マル急計画で1隻、改⑤計画で13隻の計14隻の建造が計画されたが、その後の戦局悪化、資源不足などにより実際に起工されたのは6隻に留まる。そのうち竣工したのは雲龍・天城・葛城の3隻のみである。戦局の悪化により、笠置・阿蘇・生駒の3隻は途中で建造中止となっている。
1944年7月、雲龍で横須賀航空隊がロケット発艦実験を行い、流星を発艦させている。
10月、レイテ沖海戦で日本海軍は保有空母の大半を喪失する。第一航空戦隊所属の第六〇一航空隊はまだ存在しており、戦力化に向け訓練を続けていた。 連合艦隊は空母から発艦する特別攻撃隊の「神武攻撃部隊」の搭載艦を雲龍・天城とし、秋月型駆逐艦4隻を護衛として付け、フィリピン諸島東方海域の敵機動部隊や水上艦艇を攻撃する作戦を計画していた。しかし、戦況の悪化により神武攻撃部隊は空母発着艦訓練を実施する事も無く特攻隊として陸上基地より出撃した。
しかし、信濃・雲龍が相次いで戦没した上に、艦船燃料の払底が危惧されたため、昭和20年2月11日をもって艦隊航空隊としての再建を断念されて基地航空隊へと変貌し、空母機動部隊は消滅する事となった。竣工した雲龍型は2隻が戦没(雲龍は潜水艦の雷撃により戦没、天城は空襲により大破着底)し、終戦まで健在だったものは3番艦の葛城1隻のみである。
同型艦
302号艦 : 雲龍(うんりゅう):1944年8月6日竣工。1944年12月19日、物資輸送任務中、ガトー級潜水艦レッドフィッシュ(SS-395)の雷撃により沈没。他の艦名候補に蛟龍(こうりゅう)があった。
5001号艦 : 天城(あまぎ):1944年8月10日竣工。1945年(昭和20年)7月28日、呉港外三ツ子島沿岸にて爆撃を受け大破横転。艦名には候補として那須があった。
5002号艦 : 第110号艦(信濃)を空母に改装する代償として建造取止。
5003号艦 : 葛城(かつらぎ):1944年10月15日竣工。呉港外の三ツ子島沿岸に停泊中、爆撃を受けるも本艦のみ軽微な損傷で敗戦まで残り、戦後復員輸送に使用される。艦名の候補に岩木(いわき)があった。
5004号艦 : 笠置(かさぎ):1945年4月1日、進捗率84パーセントで建造中止。他の艦名候補に乗鞍(のりくら)があった。
5005号艦 : 第110号艦を空母に改装する代償として建造取止。
5006号艦 : 阿蘇(あそ):1944年11月1日、進捗率60パーセントで建造中止。弾頭の実験に使用される。他の艦名候補に身延(みのぶ)があった。
5007号艦 : 生駒(いこま):1944年11月17日、進捗率60パーセントで建造中止。以下「雲龍改型」ともされる。他の艦名候補に妙義(みょうぎ)があった。
5008号艦 : 戦況の悪化により建造取止。候補艦名に鞍馬(くらま)および 開聞(かいもん)があった。
5009号艦 : 戦況の悪化により建造取止。
5010号艦 : 戦況の悪化により建造取止。
5011号艦 : 戦況の悪化により建造取止。
5012号艦 : 戦況の悪化により建造取止。
5013号艦 : 戦況の悪化により建造取止。
5014号艦 : 戦況の悪化により建造取止。
5015号艦 : 戦況の悪化により建造取止。
<基本情報>
基準排水量 計画 17,150英トン
生駒 17,500英トン
公試排水量 雲龍 20,100トン
生駒 20,450トンまたは20,350トン
満載排水量 雲龍 21,779トン
生駒 22,005トン
22,400トン
全長 227.35m
水線長 223.00m
垂線間長 206.52m
水線幅 22.00m
深さ 20.50m(飛行甲板まで)
吃水 雲龍公試 7.76m、同満載 8.13m
生駒公試 7.86m、同満載 8.20m
飛行甲板 216.90m x 27.00m
エレベーター2基
ボイラー ロ号艦本式専焼缶(空気余熱器付)8基
主機 艦本式タービン(高中低圧)4基
推進器 4軸 x 340rpm、直径3.800m
生駒 直径3.900m
出力 152,000馬力
葛城、阿蘇:104,000馬力
速力 34.0ノット
葛城、阿蘇:32.0ノット
航続距離 8,000カイリ / 18ノット
燃料 3,750トン
搭載能力 雲龍計画
九一式魚雷36本
爆弾 800kg72個、250kg288個、60kg456個
飛行機用軽質油 360トン
乗員 雲龍計画乗員 1,151名(+司令部16名)
生駒計画乗員 1,101名(+司令部24名)
雲龍竣工時定員 1,561名
1,556名
兵装 40口径12.7cm連装高角砲6基
25mm機銃 3連装9基、同連装2基(雲龍基本計画時)
同 3連装13基(生駒基本計画時)
同 3連装22基(葛城最終時)
12cm28連装噴進砲6基(葛城最終時)
九五式爆雷6個(計画)
爆雷投下台1基(葛城最終時)
装甲 #防御を参照。
搭載機 #搭載機を参照
搭載艇 計画 12m内火艇3隻、12m内火ランチ2隻、8m内火ランチ1隻、9mカッター2隻、13m特型運貨船2隻
レーダー 葛城最終時:21号電探1基、22号電探1基、13号電探2基
ソナー 計画 仮称九一式四号探信儀1組
水中聴音機3基、探信儀1組(葛城最終時)
その他 カタパルト1基(計画のみ)
このような感じで、次回も続けます。
番外編を含め、戦艦の紹介だけで100回以上ものスペースを要しましたが
漸(ようや)く、「航空母艦編」を紹介しています。
次回もお楽しみに。
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
1 黎明期
1.1 軍艦
1.2 運輸船
1.3 その他
2 艦艇
2.1 軍艦
2.1.1 戦艦
2.1.1.1 一等戦艦
2.1.1.2 二等戦艦
2.1.1.3 等級廃止後
2.1.2 巡洋戦艦
☆今回☆2.1.3 航空母艦
2.1.4 巡洋艦
2.1.4.1 等級制定以前(スループ)
2.1.4.2 等級制定以前(コルベット)
2.1.4.3 等級制定以前(巡洋艦)
2.1.4.4 等級制定以前(戦利巡洋艦)
2.1.4.5 等級制定以前(装甲巡洋艦)
2.1.4.6 等級制定以前(防護巡洋艦)
2.1.4.7 一等巡洋艦(装甲巡洋艦)
2.1.4.8 一等巡洋艦(重巡洋艦)
2.1.4.9 二等巡洋艦(防護巡洋艦)
2.1.4.10 二等巡洋艦(軽巡洋艦)
2.1.4.11 三等巡洋艦(防護巡洋艦)
2.1.5 水上機母艦
2.1.6 水雷母艦
2.1.7 潜水母艦
2.1.8 水雷砲艦
2.1.9 通報艦
2.1.10 敷設艦
2.1.10.1 急設網艦
2.1.11 練習戦艦
2.1.12 練習巡洋艦
2.2 駆逐艦
2.2.1 等級制定以前
2.2.2 一等駆逐艦
2.2.3 二等駆逐艦
2.3 潜水艦
2.3.1 一等潜水艦
2.3.1.1 海大型潜水艦
2.3.1.2 巡潜型潜水艦
2.3.1.3 その他の一等潜水艦
2.3.2 二等潜水艦
2.3.3 三等潜水艦
2.3.4 第一次世界大戦戦利潜水艦
2.3.5 特殊潜航艇・特攻兵器
2.3.6 実験艦・計画艦
2.4 砲艦
2.4.1 河用砲艦
2.5 海防艦
2.5.1 旧定義艦
2.5.1.1 一等海防艦
2.5.1.2 二等海防艦
2.5.1.3 三等海防艦
2.5.1.4 等級廃止後
2.5.2 新定義艦
2.6 輸送艦
2.6.1 一等輸送艦
2.6.2 二等輸送艦
2.7 水雷艇
2.7.1 一等水雷艇
2.7.2 二等水雷艇
2.7.3 三等水雷艇
2.7.4 日清戦争戦利艇
2.7.5 昭和期の水雷艇
2.8 掃海艇
2.9 駆潜艇
2.10 敷設艇
2.10.1 二等敷設艇
2.10.2 三等敷設艇
2.11 哨戒艇
3 特務艦艇
3.1 特務艦
3.1.1 工作艦
3.1.2 運送艦
3.1.2.1 給油艦
3.1.2.2 給炭艦
3.1.2.3 給炭油艦
3.1.2.4 給兵艦
3.1.2.5 給糧艦
3.1.3 砕氷艦
3.1.4 測量艦
3.1.5 標的艦
3.1.6 練習特務艦
3.2 特務艇
3.2.1 掃海特務艇
3.2.2 駆潜特務艇
3.2.3 敷設特務艇
3.2.4 哨戒特務艇
3.2.5 海防艇
3.2.6 電纜敷設艇
3.2.7 潜水艦母艇
3.2.8 魚雷艇
3.2.8.1 試作魚雷艇
3.2.8.2 輸入魚雷艇
3.2.8.3 T-1型
3.2.8.4 甲型魚雷艇
3.2.8.5 乙型魚雷艇
3.2.8.6 隼艇
3.2.8.7 太平洋戦争戦利魚雷艇
4 特設艦艇
4.1 特設軍艦
4.1.1 特設航空母艦
4.1.2 特設水上機母艦
4.1.3 特設航空機運搬艦
4.1.4 特設巡洋艦
4.1.5 特設敷設艦
4.1.6 特設急設網艦
4.1.7 特設潜水母艦
4.1.8 特設水雷母艦
4.1.9 特設掃海母艦
4.1.10 特設砲艦
4.1.10.1 砲艦兼砕氷艦
4.1.10.2 砲艦大
4.1.10.3 砲艦小
4.1.10.4 砲艦兼敷設艦
4.2 特設特務艇
4.2.1 特設捕獲網艇
4.2.2 特設防潜網艇
4.2.3 特設敷設艇
4.2.4 特設駆潜艇
4.2.5 特設掃海艇
4.2.6 特設監視艇
4.2.7 特設工作艦
4.2.8 特設港務艦
4.2.9 特設測量艦
4.2.10 特設電纜敷設船
4.2.11 特設病院船
4.2.12 特設救難船
4.2.13 特設運送艦船
4.2.13.1 給兵船
4.2.13.2 給水船
4.2.13.3 給糧船
4.2.13.4 給炭船
4.2.13.5 給炭油船
4.2.13.6 給油船
4.2.13.7 雑用船
5 雑役船
5.1 工作船
5.2 海洋観測船
5.3 交通船
5.4 救難船兼曳船」
(出典:同上)
艦艇 (「〇」は紹介済み艦型)
軍艦
戦艦
一等戦艦
〇富士型:
0053富士 [II](→戦艦→一等海防艦→運送艦→練習特務艦)
0054 八島
〇敷島型:
0055敷島(→戦艦→一等海防艦→練習特務艦)
0056朝日(→戦艦→一等海防艦→練習特務艦→工作艦)
0057初瀬
0058三笠(→戦艦→一等海防艦→記念艦)
〇日露戦争戦利艦
0059丹後(←ロシア海軍戦艦ポルタワ / →戦艦→一等海防艦→ロシアへ返還)
0060相模(←ロシア海軍戦艦ペレスヴェート / →戦艦→一等海防艦→ロシアへ返還) 〇相模型
0061周防(←ロシア海軍戦艦ポベーダ / →戦艦→一等海防艦→雑役船)〇相模型
0062肥前(←ロシア海軍戦艦レトヴィザン / →戦艦→一等海防艦)
0063石見(←ロシア海軍戦艦オリョール / →戦艦→一等海防艦→雑役船)
〇二等戦艦
0064扶桑 [I](→一等海防艦)
0065鎮遠(←清国海軍戦艦 鎮遠 / →一等海防艦)〇日清戦争戦利艦
〇日露戦争戦利艦
0066壱岐 [I](←ロシア海軍戦艦インペラートル・ニコライ1世 / →一等海防艦)
等級廃止後
〇香取型
0067香取 [I]
0068鹿島 [I]
〇薩摩型
0069薩摩
0070安芸
〇河内型
0071河内 [II]
0072摂津 [II]
〇第一次世界大戦戦利艦
0073トゥルグート・レイス(オスマン帝国海軍戦艦)(割り当てられるも取得せず)
0074ナッサウ(ドイツ海軍戦艦)(→就役せず。売却・解体)
0075オルデンブルク(ドイツ海軍戦艦)(→就役せず。売却・解体)
巡洋戦艦
※最終時の艦種類別には存在しない。
〇筑波型:
0076筑波 [II]
0077生駒 [I]
〇鞍馬型:
0078鞍馬 [I]
0079伊吹 [I]
〇金剛型(→全艦戦艦に類別変更)
0080金剛 [II]
0081比叡 [II]
0082榛名
0083霧島
〇天城型:
0084天城 [II](→航空母艦→未成)
0085赤城 [II](→航空母艦)
愛宕 [II](未成)
高雄 [III](未成)
〇第8号型(13号型):第8号(13号艦) - 第9号(14号艦) - 第10号(15号艦) - 第11号(16号艦)(全艦計画のみ)
金剛型(←巡洋戦艦):金剛 [II] - 比叡 [II] - 榛名 - 霧島
〇扶桑型
0086扶桑 [II]
0087山城
〇伊勢型
0088伊勢
0089日向
〇長門型
0090長門
0091陸奥
〇加賀型
0092加賀(→航空母艦)
0093土佐(未成)
〇紀伊型
紀伊(未起工)
尾張(未起工)
第13号(11号艦)(計画のみ)
第14号(12号艦)(計画のみ)
〇金剛代艦型
藤本案
平賀案(計画のみ)
〇大和型
0094大和 [II]
0095武蔵 [III]
0096 110号艦(→航空母艦信濃)
0097 111号艦
〇改大和型:797号艦
〇超大和型:798号艦 - 799号艦
航空母艦
0098若宮 [I](←二等海防艦←輸送船←英船レシントン)※類別上は最後まで水上機母艦とはされていない。
0099鳳翔 [II]
0100翔鶴 [II] - 第3艦(全艦計画のみ)
0101赤城 [II](←巡洋戦艦)
0102天城 [II](←巡洋戦艦未成)
0103加賀(←戦艦)
0104龍驤 [II]
0105G6(計画のみ)
0106蒼龍 [II]
0107飛龍 [II]
〇翔鶴型
0108翔鶴 [III]
0109瑞鶴
〇瑞鳳型(祥鳳型)(←潜水母艦)
0110瑞鳳(←高崎 [II])
0111祥鳳(←剣埼 [II])
0112龍鳳(←潜水母艦 大鯨)
〇大鷹型(←特設航空母艦)
0113大鷹(←春日丸)
0114雲鷹(←八幡丸)
0115冲鷹 [II](←新田丸)
〇千歳型(←水上機母艦)
0116千歳 [II]
0117千代田 [III]
〇隼鷹型(飛鷹型)(←特設航空母艦)
0118飛鷹(←出雲丸)
0119隼鷹(←橿原丸)
0120大鳳
0121海鷹(←あるぜんちな丸)
0122神鷹(←シャルンホルスト)
0123信濃(←戦艦)
0124伊吹 [II](←重巡洋艦、未成)
〇雲龍型
0125雲龍
0126天城 [III]
5002号艦(建造中止)
0127葛城 [II]
0128笠置 [II](未成)
5005号艦(建造中止)
0129阿蘇 [II](未成)
0130生駒 [II](未成)
5008号艦( 鞍馬 [II](未着工))
5009号艦(未着工)
5010号艦(未着工)
5011号艦(未着工)
5012号艦(未着工)
5013号艦(未着工)
5014号艦(未着工)
5015号艦(未着工)
G14型:801号艦 - 802号艦(全艦計画のみ)
改大鳳型:5021号艦 - 5022号艦 - 5023号艦 - 5024号艦 - 5025号艦(全艦未着工)
G18(計画のみ)
などなど